第三話 効かねぇ~
と、言うワケで・・
病院に相手にされなかったワタシはドラッグストアで薬を探すことにした。
まぁ、普通、精神科に行くのがスジなのであろうが前章でも述べた通り予約制で面倒くさいのよね・・
ていうかまだ、この時点では軽く考えていた。
数年前患った、睡眠不足(当時平均睡眠時間3~4時間)も血圧が高い(当時160~180)のも内科でもらった(後で判明したのだがこの時の内科の先生、この分野に明るいらしくまた後でお世話になる)効いてるのかどうか分からん薬で克服したのだ。まぁ、もちろん薬の恩恵もあったのだろうが6時間以上熟睡できるようになったのはここ1年くらいでそれまでは1時間ごとに目が覚めてトイレにばかり行っていた。中年通りこして老人だなまったく・・
だから、キッカケさえつかめればいい。
それに最近の市販薬はいい。と、勝手に思っている。
ワタシは腰痛持ちでもあったので痛み止めに”メディペイン”という主に”頭痛””生理痛”に効果のあるヤツをここ十年近く愛用している。
この手の薬は効能の説明を見ればわかるが、腰痛や神経痛にも効果があるのだ。
ご承知の通り種類は多数あるのでいろいろ試してみたがコレが一番よかった。
それと相性があるらしい・・多分ね。あと今風に言えば”コスパ”がいい。
それと「今日は寝つきが悪いな」と思った時も服用すると結構いい。
残念ながら今回はダメなわけだが・・。でも安くていいと思いますヨ。
余談だが風邪薬の”パブロン”もいい。
これも説明書きを読めば分かるが関節や筋肉の痛みにも効果を発揮する。
これは都市伝説的なモノでうる覚えなのだが睡眠作用もあるんだよね?風邪薬って・・
仕事がまぁまぁ肉体労働なので、夏場は特に疲労が激しい。
「今日はホント疲れたぁ~」
という時に睡眠前に服用するとぐっすり眠ることができる。
といっても夏の特に忙しくて疲労困憊の時にだけ飲むので、大体7月~10月の前半にかけて数えるほどしか飲まないが。
クセになったら怖いからね。
話がそれてしまった。
で、ドラッグストアへ。
あまり種類はないが5種類くらいは確認できた。
パッケージに書いてあるテーマは大体二通りで
「寝つきがわるい、眠りが浅い」
「不眠症」。サブタイトルが「イライラ、神経症」だ。
仕事柄、イラっとくることは少なくはないが一応平均的なモノだと自負はしている。
「寝つきがわるい、眠りが浅い」バージョンは値段がお手頃(といってもどれも1000円から2000円)だったし、そんな深刻なモンじゃないだろうと思っていたので取り敢えず買ってみた。
2,3日試した。全くダメだった。
安物買いだったと後悔したわけではないが、なんかほんと全く薬が効いてる気配すらなかった。
専門薬だろ?ちょっとくらい効けよ!
と思ったが買い物は嫌いではないので、というかドラッグストアは結構好きでワタシが住んでいるような地方都市でも店舗数が豊富なので不自由はしない。
・・っていうか多すぎぢゃね?
とにかく再びドラッグストアへ。
次はもうハッキリと「不眠症」とうたっているヤツを購入。
値段も一番高いヤツを買ってみた。
サブタイトルの「安らかな入眠と深い眠りに」という言葉に勝手に期待をそそいで帰宅。
数日間ホントまともに眠れていなかったのでさすがに効かないワケにはいかんだろ?
これも余談だがどちらも一日3回服用しなければいけない。
食前、食後とも書いてないので、大体6時間に一回飲むことにした。
「不眠症」薬もしっかりと一日3回服用。
初日は全く効果なし。そして三日め・・
・・眠れねぇ~・・
寝つきはよく二時間ほどは眠れるのだがそっから先が眠れない。
・・もう限界だ!・・
・・さすがにキツイな・・
ワタシも”いい歳”だ。
それなりに苦い経験は積んでいるつもりだが”眠れない”のがこんなに辛いとはね?
・・やっぱり無理してでも神経科に行くか・・
と思って何気にネット検索していると”オンライン診療”という言葉が目についた。
そういえばそんなのがあったな・・たしか「DММ」だ・・
主にAGA(男性型脱毛)とED(男性のアレねw)、あと女性のデリケートな内容の診療があったな?もしかしたら不眠症も?
そして、”不眠症”の項目を発見。
ワタシはアカウントは登録してあったので試しに観覧することにした。
次回は、
恐怖!人生初のリモート・・
慣れないことをすると・・もう!
なんでも経験ですね!