日輪 二
今回はかなり短めです
紅葉ちゃんたちと話した後教室に戻ると同時にチャイムが鳴り、授業となった。
それから少し時間が経ち…。
現在放課後教室の中、恭夜くんと対峙中。
「で、何の用事?」
なんて言おうかまとまらないまま、さっさと帰ろうとしている恭夜くんを引き留めたものの結局うーんと唸っていると、話があるなら早くと言わんばかりの表情でそういった恭夜くん。
もういっか、この際ちゃんと言わないと誤解とかされそうだし。
「…いきなりだけど、一緒に勉強会しない?」
唐突過ぎただろうか?
恭夜くんはそんなこと言われるとは思っていなかったらしく、ポカンとしている。
私は続けて言う。
「まだテストまであるから今すぐじゃなくて一週間前とかになってからでもいいんだけど…」
恭夜くんはまだ微妙に驚いた顔のままだが質問してきた。
「メンバーは?」
お?
来てくれる感じですか?
恭夜くん普段寝てたりすることが多いけど頭いいからぜひ来ていただきたいんだよね。
「女子は私、笑麻、彩。男子は川村、明枝、(不本意だけど)伊理塚くらいかな」
実は恭夜くんを誘う前に川村と日程いつ決めるか話し合っていたら、偶然通りかかったーーつまり盗み聞きしたーーと言う伊理塚が無理やり参加してきたわけで…。
川村は別にいいんじゃん?とか言って許しちゃったもんだから何も言えなかった。
流石にこれ以上わがままは言えない。
ってなわけで現在女子3人男子3人の計6人なのである。
さて、恭夜くんの反応はと言うと…。
「まあ、それくらいの人数だったらいいよ」
まさかの参加!!
これはありがたい!!
頭いい人が一人いるのと二人いるのとでは負担とか効率とか全然違うからね。
いやあ感謝感謝。
「ありがとう!明日一応早帰りだから皆ちょっとだけ放課後残れるって言ってたんだけど、恭夜くんは大丈夫?日程決めるだけだからそんなに時間はかからないと思うよ」
「部活は明日休みだからいいよ」
まさかの即答!!
意外に社交的なのかな?
まあそんなことはいいか、とりあえずメンバーはこんなもんでいいだろう。
「じゃ、また明日!」
翌日、帰りのSHRが終了し、教室からほとんどの人がいなくなったところを見計らって話し合いとなった。
「いつなら勉強会出来るだろう」
私がそう言うと、川村が返答する。
「テスト1週間前の間のどこかでいいんじゃん?それくらいなら部活とかも休みになるし」
彩が言った。
「じゃあテスト1週間前の土日にやる?」
またまた川村の返答。
「自分の勉強したいから勉強会は土曜日だけにして」
皆が了承するのを見てから笑麻が言う。
「場所は安いカラオケ店知ってるからそこにしない?広いとこだしフリーでも安いし」
川村が頷いた。
何だかあやつが微妙に仕切ってる気がする(笑)
「何時くらいから空いてんの?」
伊理塚の問いに早口で笑麻が答える。
「割と早い時間から、確か午前9時くらいかな。フリーなら午後8時まで居られたと思うよ」
ふむ、意外なカラオケ店ですな。
「いいんじゃん?」
恭夜くんも特に異論はないみたい。
じゃあ後は集合時間と解散時間かな。
「何時ごろ集合する?」
明枝が問う。
「9時から入れるらしいし、9時になるちょっと前でいいんじゃない?」
私はそう言って川村と笑麻に視線を向けた。
「おいらよくわかんない」
…おぃい!?
そこちゃんと答えてよ川村あああ!!!
「じゃあ決定で。そのカラオケ店の住所送っときたいからLAIN教えてー」
笑麻なんか冷たくないですか?
うーん何とかすんなり決められたけど、複雑な気持ちになった。
そんなこんなで解散する。
勉強会までまだしばらくあるし、ゆっくり出来そうだと思った。
「勉強会までまだしばらくあるねぇ」
私がそう言うと笑麻は嬉しそうに言う。
「うん、そうだねぇ。毎日NE〇Sの曲聴くんだ~♪」
なんかもうあれだね、完全にハマったね。
これはもしNE○Sの解散とかなったら怖いね色々。
苦笑していると、笑麻が爆弾発言をした。
「陽月はA〇Aの曲毎日聴かないの?」
そんなこと言われると聴きたくなってしまうだろうううううがあああああああ!!!!!
今回ばかりは自分を抑制しないといけないからちょっとキツイのにいいいいいい!!!!
…ゲッホゲッホゴホゴホ、コホン。
いけないいけない、取り乱すとこだった。
「残念ながら色々とやることがあってねー聴かないかなー」
そうしてやんわり否定すると、そっかーとまったく気にしてない返事をする笑麻。
そしてすぐに切り替わる話題。
私はちょっと上の空だったかもしれない。
切りがいいのでここまでです
しばらくはカオスさんはお休みさせます




