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BL小説集 ~隼人&貴博編~  作者: 綾小路隼人


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2/21

天使のキス

「綾小路先輩…実は僕、あなたの可愛いところが好きでたまらないんです」


冬の日の、新聞部の部室。

開口一番、岩崎貴博の発言には胸がときめいた。

上目遣いの目、ピンクの頬、やや高めの声。

そこら辺の女子より可愛いじゃないか。

ヤバい、落とすより先に落とされてる気がする!!


「んぅっ…!」


指で口内を掻き回される感覚。

舌を触られて、何ともいえないくすぐったさで甘い声が漏れた。


「綾小路先輩の喉って、こんなに綺麗なんですね。ゼリーみたい」


貴博は僕の口から指を抜き、心底楽しそうに微笑んだ。

そんな彼が何だか愛おしくなってきて、気付いたら僕は貴博をぬいぐるみのように抱きしめていた。

思わず潰してしまいそうな、小さく華奢な身体に腕を回して…。


「綾小路先輩…僕、あなたを心から愛しています…!!」

「それは僕も……んんん!!」


貴博が唐突に僕にキスをしてきて、最後まで言葉が続かなかった。


「あ…んんっ……ふっ、んん…」


貴博の口の中は熱くてとろけそうだった。

冬の寒さが吹っ飛ぶどころか、舌まで溶けてしまいそう……。

すると、貴博は僕を壁に追い詰めた。


「っ!!? 貴博…!?」


貴博はハァと息を吐くと、床に座り込んだ僕の尻を撫でながら話し出した。


「すみません、綾小路先輩……僕、もう我慢できません…」


そう言うと、貴博は僕の唇に優しく舌を入れてきた。

天使のような表情に、自然と鼓動が早くなる。

彼のキスは、まるで「綾小路先輩、大好きです……」と言っているようだった。

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