幼なじみと初恋
今回は妖怪の山のメンバーと会う所から始めます。
?「お、あんたが翔矢か。なんか機械持ってる?」
翔矢「初対面でソレ!?まぁ持ってるけど。」
にとり「そうなの!?ちょっと頂戴!!あ、言い忘れてたね。私は河城にとり。よろしく!!」
翔矢「お、おう。」
僕はとりあえずスマホを渡した。
この子、変な子だな。
にとり「OK!!ありがとう!!ん?雛~。何じーっとしてんの?」
雛「え!?いや、この人めちゃくちゃ厄持ってるなー、と思って。」
うおっ!?こ、この人…
翔矢「か、可愛い…」
にとり&雛「え!?」
にとり「声に出てるけど、大丈夫~?顔真っ赤だよ~?」
し、しまった!!
ちょっと固まってる…
ど、どどどどうすれば…
雛「あ、鍵山雛と言います。よろしくお願いしますね♪」
どことなく何か嬉しそうだな…
翔矢「こ、こちらこそよろしくお願いします…」
レミリア「咲夜、あれ面白い事になりそうね。(ヒソヒソ声)」
咲夜「何か妙な気もしますがね。(ヒソヒソ声)」
何か向こうの人達が凄いニヤニヤして見てる!?
もしや、一目惚れしたのバレた!?
?「翔矢くん!!お久しぶりです!!」
翔矢「え!?早苗ちゃん!?」
何でいるの!?
ここ幻想郷なのに…
あ、早苗ちゃんは外の世界での幼なじみです。
早苗「翔矢くんと学校が変わってからこっちに引っ越したんですよ!!」
翔矢「だからもう会えないかも、とか言ってたんだ。」
雛「あの~。わ、私放って置かれたまんまなんですが…」
あ!?雛さん!!つい…
翔矢「すいません!?ちょっと雛さんと喋るのが恥ずかしくて…」
?「ピンク色の香りがするねぇ。」
早苗「神奈子様!?」
翔矢「神奈子様じゃないですか!?と言うか何言ってるんですか急に!?ということは諏訪子様も…」
諏訪子「だって神奈子だし仕方ないじゃん。」
翔矢「やっぱり…ちょっとお手洗い行ってきます。」
神奈子「逃げたぞアイツ!?」
雛「翔矢さん…面白い人ですね…」
いろいろヤバかった…
一目惚れに幼なじみの再開に…
紅魔館戻っとくか。
レミリア「翔矢。」
翔矢「げ!?レミリア!?」
レミリア「げ!?とはなによ!!ちょっと一緒に飲もうと誘おうとしただけなのに…」
翔矢「わかったよ…紅魔館で飲むか。」
レミリア「ええ、そうするわ。」
ほう、これがワインか…
レミリア「初めて飲むんでしょ?グイっと行きなさいよ。」
翔矢「はいはい、よっ…」
グビグビ…
翔矢「レミリア~おいひいね~ワインって~」
レミリア「あれ?もう酔った!?」
翔矢「酔ってないよぉ~~~」
レミリア「はいはい、ところで、鍵山の事どう思ってんの?」
ビクッ…
うぉ…酔ってた…
でも一気に酔いが覚めたわ…
翔矢「やっぱりバレてた?」
レミリア「そりゃあね、あんた顔赤かったし、これでも私は乙女だからね、そんぐらい気付くわよ。」
乙女…なのか…?
レミリア「今失礼な事考えたでしょ。」
翔矢「気にすんな。」
レミリア「はいはい、んで、そこんとこどうなの?」
翔矢「天使かなんかだと思いました!!」
レミリア「言い切ったわね…まぁいいわ。応援してあげる。」
絶対コイツ俺の弱みに付け入る気だな…
ううん…眠い…
翔矢「もう寝ていいか?」
レミリア「早いわね…まぁいいわ。おやすみ。」
翔矢「おやすみ~」
こうして僕は枕に顔を当てながら雛さんの事で一杯になりながら眠りについた。