紅い館の門番
うー☆「何かが来る。何か今までになかったような運命が見えたわ。さっそく中国を起こしてきてちょうだい。」
PAD長「分かりました。早速起こして参ります。」
10分後…
中国「ちょ、寝てませんってばぁぁぁ!!!アーーーッッ!」
---現在、宙に舞っている状態(既に合体は戻ってる)---
妖夢「イヤァァァァァ!!」
あ、可愛い声出してる。
でも、そんな事より…
翔矢「ねえ妖夢、僕達死ぬの?」
妖夢「冷静に言わないでください!!」
だって逆に騒ぐ理由も無いし。
ていうか、なんか紅い館が見えてきた。
ちょっと着陸するか。
創造『エアーロック』
さっき浮遊中に作ってみた。
原理としては、近くの物体を分離+融合して足場を作るというなんとも言えないスペルだけど、
今の状況では丁度いいスペルだ。
まぁこの状況の中で作ったスペルだから当たり前だけど。
妖夢「ちょ翔矢様!?ぶつかりますよぉぉ!?」
翔矢「え?」
ドゴォォォン…
痛い…
空中に居た姿勢まで考えてなかった…
あ、妖夢が顔面から地面にめり込んでる。
?「えーっと、大丈夫ですか?」
翔矢「あ、はい。てか、誰ですか?」
美鈴「私は紅 美鈴。この館の門番をしています。」
翔矢「へぇー。んじゃここに入れてー。」
美鈴「死ぬかもしれないですけど、いいですか?」
翔矢「別にいいよ。というか、隣で半人半妖がめり込んでるんで、医務室かなんかに運んでくれませんか?」
美鈴「は、はぁ。随分と軽いお方なんですね。」
翔矢「まぁね。まぁよろしく、美鈴。」
美鈴「はい、こちらこそよろしくお願いします。翔矢さん。ではこちらへ。」
その時、僕はこの後、ここに来た事を死ぬ程後悔することになるとは、まだ知らなかった。
もやしっ子「なにやら外が騒がしいわね…小悪魔、迎撃準備。」
小悪魔「何で私だけこのコーナーで変な名前じゃないんですか?」
もやしっ子「なんか思いつかなかったんだって作者が。というか小悪魔メタい。」
小悪魔「もやしっ子様も十分メタいですよ。」
もやしっ子「まぁそれはいいけど、外にいるのはまた白黒ネズミかしら。」
小悪魔「さぁ?どうでしょうね。所でどうやって終わらせましょうか?」
もやしっ子「知らないわよ。」
次回へ続く。