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月日は流れて-3

俺が思いついたのはスライムの体を使った方法。

スライムの体はある程度なら変幻自在で、変化後の状態を維持できる。


もちろん人間の細胞にも変化できるが、その為には変化したい細胞の情報が必要になる。

っと言うことで、ショウ少年の細胞を少し摂取し、その情報を取得する。


次にショウの体に触れて自分の体を徐々にショウの細胞に変化、それで体の再構築を開始する。

うん、ここまではいい感じに進んでいるwww


ショウの体は酷い状態だった・・・

右足と左腕はまるまる吹っ飛んでおり、残った左足と右腕も千切れそうな状態。


頭や体にも無数の傷や火傷があり、所々炭化が進んでいた。

・・・よくこんな状態で生きていたなwww


こうしている間にも再構築は進んでいく。

ついでに、生命力や魔力も空っぽに近かったので、俺の生命力と魔力も分けてやる。


俺は大丈夫かって?

スライム舐めるなやwww


スライムにとって生命力=魔力なので、魔力が無くならない限り死なないし、最低限の魔力は空気中の魔素から摂取できるwww



~一時間後~



ふ~ようやく体の再構築が終わったwww

単純に再構築してもつまらなかったから、バックスベアー並の肉体能力と魔力、スライム並の超速再生を付けてやった。


単純な肉体能力だけでCランクだから、魔力による肉体強化を加えるとかなりのもん。

つーかすでにAランク並の強さになってらwww


感謝しろよ('∀`)

っと、シュウが目を覚ましたみたいだなwww


「う・・・っく、ここは・・・・・・?俺は死んだんじゃないのか?」

目覚めたばかりで状況を把握しようと辺りを見回すショウと目が合った(スライムに目があるかは謎www)


「あんまり無理しなさんな。まだ新しい体が馴染んでないから、キツイだろ??」

話しかけるとショウは驚いたような顔で俺を見てきた。


「っな!スライムが喋った!!」

あら失礼なボーヤねぇ・・・っと思わずオネエ口調になっちまったぜ(゜Д゜ )アラヤダ!!


「おいおいwww命の恩人に向かってなんて失礼な態度www」

「命の恩人?・・・っそうだ!俺はシルバーウルフに殺されかけて・・・」


「そこに俺が登場した訳ですなwww」

「そうか・・・?体は?なんで俺の体は傷一つない状態なんだ??」


「それも俺がサービスで治しといたZE( ̄ー ̄)キラリ」

ついでに色々弄ったけどなwww


「スライムが?回復魔法か??」

「ん~まぁそんなとこwww」


ホントは能力だけど、別にそこまで教えてやるつもりは無いしね。

「なるほど、俺は完全にお前に命を救われた訳か・・・感謝する!」


そう言うと土下座して頭を下げるシュウ。

いえいえ、私もあなたの体で遊ばせて貰いましたからwww


「気にすんなwwwお前には色々世話になってるからなwwwついでにサービスしといたわwww」

俺がそう言うとキョトンとした顔になるショウ。


まぁ意味解んないだろうなwww

「とりあえず寝とけ。最低限の血や魔力は補給しといてやったけど、全然足りんだろ??」


「あぁ・・・そうだな。まだ体が重い気がするよ・・・・・・」

「だろ?だから・・・・・・寝とけぇぇぇぇぇぇ~~~~~~!!!!!!」


俺は叫んだ瞬間シュウの背後に周り回し蹴り(他人から見るとただの体当たり)を決める!

「っダァァァッーー」


悲鳴を上げ、錐揉み状態で飛んで行くショウ。

およ?加減を間違えた(;・∀・)


・・・死んでないよね??

うつ伏せの状態でピクリとも動かないショウに近づき安否確認を行う。


「・・・・・・ふぅ~良かったwww気絶してるだけだwww」

やっべーな、今度から力加減に注意しないと。


「さて、こんな街の近くの森であれだけの爆発がしたんだから、そろそろギルドから調査員が来そうなもんだけど・・・っお?」

ん~こうゆうフラグは便利だねwww本当に来たわwww


んじゃ、ショウはギルド員に任せて、俺は退散するとしますかね♪

サラダバー(`・ω・´)ゞ


颯爽と草むらに隠れる俺・・・カッコイイねwww

|д゜)チラッ


草むらから見てるとギルド員が数人近づいてきた。

確かこの辺で爆発が起きたはず・・・っ!君!大丈夫か!!」


どうやら倒れていたショウに気づいたようだ・・・声からして男だな。

「・・・よし、気絶しているだけだな。各員周りへの注意を怠るな!何かが居る可能性が高いんだからな!!」


「「「はい!」」」

どうやらあの男がこのチームの隊長役みたいだな、手馴れてるwww


ギルド員たちは30分ほど辺りを調査したが、当然巨大クレーター以外何も見つからない。


俺は完全に草と同化してるしなwww

隊長「何も見つからないか・・・恐らく爆発音はあのクレーターが出来た時のもの。近くに居たこの少年が何か知っている可能性はあるが・・・仕方ない。」


隊長らしき男がショウを抱えて隊員に告げる。

隊長「各員ギルドに戻るぞ!」


「「「了解!」」」

ギルド員達は転移でギルドに戻っていく。


・・・良いなぁ~転移ってかなり便利だよね(´・ω・`)

俺もそのうち使えるようになりたい魔法のNo.1だね。


っと、ショウも無事帰れたみたいだし、俺はまたどこかに行きますかね♪

まだ見ぬ強敵が俺を待っている!!












・・・打ち切りじゃないよ(・∀・)



-- side out 主人公 --

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