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壱話目 美少女と銃声

 『おめでとうございます。貴君は、見事アサSINゲームのターゲットに決まりました。貴君は、100人のアサSINに命を狙われます。それでは、存分に命を狙われてください。』

先に言っとくと、この5秒後に俺は死にかけるのだ

 

まずは、自己紹介からはじめよう。

俺の名前は黒彦時斗くろひこときとという。

大それた名前だが、実際の俺はスリ師っていう最低な男だ

自分でいうのもなんだが、俺は結構天才詐欺スリ師で有名だったのだ。

まぁ、『元天才スリ師』なのだが。

そんなわけで、今はただのプーだ


自己紹介が終わったところで、そろそろ本題だ。

冒頭の手紙を自分の郵便受けから、出したところからはじめようか


pm 12:00

なんだ、これ?

「新手の嫌がらせか。」

普通は、嫌がらせと思いつくだろう。

しかし、見れば見るほど、奇怪な内容なのだ。

何が、『存分に、命を狙われてください』、だ

ふざけてんのか

その手紙をゴミ箱に、投げ入れた瞬間、

ズドン!!

鈍い音とと火薬のにおいともに、壁に穴が空き、手紙が消えたのだ。

「????!!!!!」

その瞬間、

窓から、銃弾が降ってきた

「うわ!!」

俺はとっさに身をかがみ、ソファの方へ走り出し、裏に隠れた

見なくても、わかる。

俺の2LDKがボロボロになっていくのが。

銃弾の嵐が止んだ。

終わったのか?

ソファの裏から、出た瞬間、

パン!!!

軽い音が鳴り、俺の前に銃弾が現れた。

俺の思考がそこで終わった。

まだ自己紹介しかやっていないのに。


起きたら、そこはベッドの上だった。

天国か?

「天国なんかじゃない。」

「!!」

「ここでお前が死んだら、私が助けた意味が無い。」

そこには、銀色の髪をした、少女が立っていた。

「ど、どちら様ですか?」

そこで、俺は辺りをゆっくり見回した。

確かに俺の部屋なのだが、すでに見る形も無い。粉々になった家具、綿が飛び出たこのベッドに、枕。

そして壁のそこら中にある壁に残った痛久しい弾痕の数々。

夢じゃなかったのか

夢だったらどれだけよかったか

試しに頬を引っ張ってみたが、ふつうに痛い

「私はナイトのスナイパーだ。」

剣なのか銃なのか、どっちかにしてくれ

「お前が『ターゲット』で合ってるんだな。」

抑揚の無い声で言った

「今から、ルール説明を行うから、ちゃんと聞け。」


そして、アサSINゲームのルール説明を突然、現れた美少女がつらつらと、まるで台本があるのではないかとい感じでありえないことを言い放った。

「まず、お前は100人の暗殺者に狙われる。正確には、私を抜いて99人の暗殺者が頭を狙う。

私はお前を守るためのポーンとして選ばれた。」

俺は、間髪いれず、質問した

「ちょ、ちょっと待てよ。俺が100人の暗殺者に狙われる?何で?誰が?何のために?いつまで?」

俺は、いい疲れててもとにあった水を飲んだ。

「だから、99人だ。目的や主催者などは、明かされていない。」

「お前は、いつまで、と聞いただろう。その期限は一生とされている。」

「ハァ?じゃあ、さっきのような銃乱射を震えて見てろっていうのかよ!」

「そのための特別ルールがある。刺客の暗殺者をこのゲームに『参加不続行』と認めさせれば、暗殺者の数は減る。

「あんな普通に銃撃ってくる奴をどうすればいいんだよ!」

「そのために、私が要るではないか。まずは、ひとりやってみるか。」

不敵に笑った。


人の人生には、転機があるという。

俺の人生は、ここから変わったといってもいいだろう

初投稿です。ふつつか者ですが、よろしくおねがいします

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