感覚はあてにならない! 45章 虚心
こんにちは、葉桜 KONです!最近までミンティアを集めていましたが、ようやく全部そろいコンプリートです。もの集めるのって楽しいですよね。わたくしの場合シャープペンシルとかミンティアとか、イヤホンなどを集めています。これも一つの趣味なのかもしれませんね。それでは本編どうぞ!
莉乃のいない通学は何か抜け落ちたような虚無感があった。それでも俺は頑張って笑顔を作っていたが、教室に着いた瞬間にその笑顔は崩れてしまった。
なぜなら、そこには莉乃がいたからだ。
「莉っ莉乃?どうして休みじゃなかったのか?なんだよどっきりだったのか、やめろよもう」
教室のクラスメイトの中、莉乃は俺の目に一番に飛び込んできた。その気配は絶対に忘れない
「うん、驚かせてごめんね。ちょっと君徳君の事驚かせたくなっちゃって。えへへ」
でも、俺は感じ取った。その少しの違和感を。
「莉乃、いつから俺の事君徳って呼んでたんだ?今まで俺が気が付いてなかっただけか?」
そうだ、莉乃はいつも俺のことを青山君と呼んでいた。苗字呼びされて一見距離を置かれているように感じるが、それは理由がある。莉乃は小さいときに活舌があまりよくなく君徳がうまく言えなかったのだ。
「えっ?うん昨日くらいから読んでたよ君徳君って気が付かなかった?」
上手い誘導だ、でも俺はその手には乗らない
「お前さ、誰だよ。莉乃の皮被った違うやつなんだろ。今なら怒らないから、正体を現せ」
とは言ったものの、もしこれが本当に莉乃だった場合俺はめっちゃ痛い奴だ。でも俺には絶対的な自信がある。なぜなら、莉乃はここまで俺の目を見て話さない!だってこんなに見上げてたら首痛くなっちゃうだろ。それに莉乃は、話すときに右足を前に出す癖があるが、両足そろってる!
「ちっ、ばれちまったか。やるなぁお前。むしろ気持ち悪いぜお前、まぁ悪気があったわけじゃないんだ許してくれよ。自己紹介がまだだったな。俺の名前は神崎健一だ、よろしくな青山君徳」
なんで俺の名前を…こいつは何者だ
っと普通の教室になった。なんなんだ…それにあいついないし!どこ行ったんだ?
「皆さんおはようございます。本日転校生が来ています。いや今年の代は転校生が多いですね…入ってきてください」
なに、あいつ転校生だったのか?
「どうも、こんにちは神崎綾見です。よろしくお願いします」
あいつ、また変身してるのか全く何してるんだ…
「よっ、隣の席だな。さすがだね気が付いたか。君のその能力は何だろうねぇ」
知らねぇよ全く、なんなんだよこいつ本当に。
むかつく
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