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夏目漱石「こころ」番外編「Kの告白」~俺が死んだ理由を教えてあげようか?

友人は、変わらぬ毎日を過ごしている。

いまだに俺には何の説明もない。

俺は自分を正直に友人に話した。

恥を忍んでお嬢さんへの恋心を話したのだ。

まさかあいつも同じ人を好きだったなんて。

なぜ今まで言わなかったのだ?

そうして婚約が決まった今になっても、あいつからは何の説明もない。

あいつは俺をバカにしているのか?

友人も同じ人を好きだったことに全く気付かないどころか、恋の相談をする愚か者だと思っていたのではないか。

そうに違いない。


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