出会い
俺は冷たさを感じて目を覚ました。何してたっけ?母さんに言い訳して、ゲームして・・・
「あ!今何時だ?ゲームのアップデート終わったのか!?」
俺は飛び起きたが周りを見て固まった。いや、誰だってさいきなり松明で薄暗くて遠くで聞いたことの無い声がしてさ・・・目の前に真っ黒のパーカー着て短剣握ってる人がいたら固まるでしょ?ていうかコイツ銃刀法違反じゃね?
「お前・・・誰だ?何でココにいる?」
って言われてもさ俺が聞きたいぐらいですけど・・・ずっと睨んでくるからめっちゃ怖いし・・・
「おーい、キラ速くしろよー!」
という声と共に影から人が飛び出してきた。その人を見て俺は
「うわ!!!」
と思わず大声で叫んでしまった。だってコイツめっちゃデカい剣持ってるんですけど!はぁコイツらナニ?しかもパーカーめっちゃ汚れてるし・・・なんて思ってるとさっき飛び出してきた奴が
「何だよ?デカい声出しやがって・・・ん?キラコイツ誰?」
と俺のこと指差しながら言ってる。誰ってお前らの方が誰だよ・・・。「キラ」って呼ばれた奴も「知らん」って言ってどっかに行ったし・・・まぁどっか行ってくれた方が良かったかも、終始睨まれてたからな・・・何なんだよ、速くゲームしたいんですけど・・・すると飛び出してきた奴が
「あー悪いあいつはあーいう奴なんだ!で・・・君は誰?」
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