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アリスの魔眼~転生したら魔眼でした~  作者: たんしお
第1章 旅立ち編
12/12

第12話 喰魔 アシュレイとの闘い

 

 翌日、早朝。

 少し肌寒くも感じるが窓にこぼれる太陽の日差しから暖かさをしっかりと感じとれる、そんな居心地のよい朝で目が覚めた。


 こんな朝だからだろうか。

 昨日の夕飯が遅れたことは忘れ、アリスの体はいつもと違い朝食を求めていた。


 そして、朝食を終えた俺たちは予定通りの場所で歩を止める。


「……ついに、私の冒険生活が始まるんだね」


 冒険者ギルドの扉の前で緊張した様子でアリスがつぶやいた。


 昨日のワクワクはどこへやらアリスは少し萎縮している。


 緊張しつつ扉を少し開けると、昨日とは喧騒が1、2段階増しているのがわかった。


 やはり人の数が昨日とは全然違う。

 話に耳をすませると"黒虎の娘"とか聞こえてくる。


 どうやら俺たちを一目見ようとこれだけ集まってきている様子だ。


 これだけアリスに注目が集まっているとは思わなかった。

 パパさんはこの街で何を成したのだろうか。



 カウンターにいるマスターが一番にアリスに気づいた。

「おい、黒虎の娘がきたぞ! アリス! こっちにこい!」


 マスターの大声で一気に喧騒が静まりアリスに視線が集中し、アリスの緊張は更に上昇する。


「マジだ! まんまあの人の髪色じゃねえか」


「顔はアイラさんよりだし美人になりそうじゃねぇか」


 アリスの外見で周囲の人が色めき立った。

 周囲からの声は誉め言葉も多くアリスは気にしてないようだが、喧騒そのものがアリスに向いていることで緊張を隠せない。


「おめぇら、うるせぇぞ! 怯えてんだろうが! おいアリス。ここにいる奴等は、クランの"黒猫"だ。おめえの父親が関わっていたクランだ。この街では一番顔が利くクランでもある。軽く挨拶でも頼む」


 いきなりアリスに挨拶を頼むマスター。

 いつのまにかアリスの回りに人だかりができていた。


「あっあの私はアリスです。私は父の冒険者時代をあまり知りませんが、娘が来ただけでこれだけ人が集まるのだからきっと凄い功績を残してきたんだと思います。私も父を追い抜く気持ちで頑張ります。ど、どうかよろしくお願いいたします」


「ハハッ! 言葉遣いはもう黒虎を抜かしてらぁ!」


「ちげえねえ!」

 茶々を入れてもらいつつ無事にアリスのクランに対する挨拶も終わったのだった。




「さて、なにを教えるにもまずはアリスの実力を知るのが先だな。父親からは腕は立つと聞いたが。」


 場所は変わって冒険者ギルドの裏の広場にきている。トラック1周分くらいの広さでまぁまぁ広い。

 挨拶も終わって当初よりは人だかりも減ったみたいだが半分くらいは人が残っている。


 クレアさんがアリスの実力を把握してくれるらしい。


「どうせあいつのことだ。親バカなんだろうよ。腕が立つっていってもそりゃ補正が入ってんぞ。」


 ちゃっかりマスターも残っている。

 仕事はいいのだろうか。良いのだろうな。管理職だし。


「私もそう思ったのだが、剣の腕は中級に手が届きそうらしいぞ。」


「マジか。そりゃおもしれえじゃねえか。アシュレイにはいい刺激になるんじゃねぇか?」


「なるほど。それは名案だな。アシュレイと年が近い実力者というとエルフのフラウという少女の名前を耳にするが魔法特化らしいしアリスのが同じ剣使いという点で刺激になるやもしれん。おい、コーザ! アシュレイ今日きてたろ。呼んできてくれ。」


 まさか、ここであのコミュ障のフラウちゃんの話が出るとは思わなかったがアシュレイという子もなかなかの実力者らしい。


「彼は同じ世代で自分より強い奴がなかなかいないからってちょっと増長しててね。最近あまり成長しているようには見えないんだ。性格もどうもとっつきにくくてね。……どうやら、来た見たいだね。」


 振り返ると黒髪の美少年がいた。腕組んで流し目でなんというかスカしてる感じだな。ヴィジュアル系を意識しているような恰好といえばしっくりくる。もっといえば中二病だ。


「で、そこのチビは?」


 アリスへの最初の一言である。これは俺やフラウとは違うタイプのコミュ障である。とっつきにくいというのはよくわかった。


「彼女が例の娘だよ。それで彼女の実力を把握しようと思ってね。相手は君にしようという話になったんだ。」


「……断る。どうして俺がやらなきゃならない。」


「うーん……、そうだな。では君がアリスに勝ったら私が君に時間を作ってあげよう。喰魔の修行につきあってもいいよ。」


 喰魔? なんだそれは。中二病感がすげえな。


「……いいだろう。絶対だぞ。」


『なーんかアシュレイってスカしてるよね。こらしめちゃいましょ。』


 わざわざ念話でアリスが語ってくるあたり、俺も参加要請ということでよさそうだな。

 どうもさっきのチビの一言でアリスに火が付いたみたいだ。というかアリス念話使いこなしてるな、いつの間に覚えたんだ。



 そんなこんなで挨拶もろくにすることなくアシュレイと戦うことになった。


「……いつでもかかってこい。」


「じゃあ、マスターの俺が試合の合図を務めよう。両者ともに向き合い……構え! ―――はじめ!! 」



 父との勝負と違い、今回は互いに真剣での勝負。

 対するアシュレイは構える気もあまりないようで、いつでも来いといわんばかりの余裕の表情だ。


 父との闘いと同様にアリスはしびれを切らして全速でむかう。


 ……まずは、アリス単身でアシュレイとどこまでやりあえるのかを見たい。

 俺の出番はもう少し後にしよう。


 二人の初回の迎合、アシュレイはアリスの顔に向けて剣を翳す。

 アリス父の横一閃とは違い、アリスの額に標準を合わせる。それだけだった。突きというほどのものではない。


 これに対するアリスの初動は低姿勢にするのみ。


 その動きを見たアシュレイは剣を引き打ち上げの構えをとる。……いや、構えだけじゃない。剣をふりきりやがった。これではただの空振り……違う! ここは異世界だ。俺の予想通りなら……


『アリス来るぞ!』


『わかってる!』


 俺の想像通り、アシュレイの剣から青い剣閃が飛翔しアリスを襲う。

 この世界の剣士が近接攻撃しかできないという考えは捨てるのが正解みたいだ。


 しっかし、これ当たっても死なねえよな?


 この青い閃光と張り合う気か、対するアリスは回避を選択しない。


 アリスが体内の魔力を消費していき、剣が緑に発光しだす。


「やあ!」


 青い閃光と、アリスの剣が衝突するときキィンと金属音が響き渡った。


 青い閃光は物理的な何かだろうか。あまり考えてもしょうがない。

 いわゆる衝撃波ってやつだな。きっと波動〇みたいなもんだ。


 ただ一つ分かるのは青い閃光の力よりも、アリスの力が上回っているということだ。すぐに青の閃光はたち消えた。


 青い閃光との衝突での時間のロスはそうなくそのまま全速を維持しアシュレイへと向かう。


 アシュレイとアリスの剣がついにぶつかる。


 そこからのアシュレイとの剣戟は一進一退の攻防となった。

 動のアリスに対して、静のアシュレイといった具合だが、なんとなく獣人のシノンとの稽古を彷彿とさせる。


 そして、鍔迫り合いとなりお互いの距離が一度離れる。


『なぁ、アリス。あいつって……』


『アンタも少しは剣が分かるようになってきたのね。アシュレイは多分だけど同じ流派よ。かなりアレンジ入ってるけど、足元の運び方はまんまシノンや私と一緒だね。』


 流剣とかいったかな。この世界の剣術のなかでもメジャーな流派だとアリスが言っていた。

 生き延びることに特化した剣術であり冒険を生業とする者達から支持があるようで、敵からの攻撃に対する受け流しを主軸としている。そのため彼のように主軸となる受け流しは残しつつも攻撃面にアレンジを加えるものは一定数いるらしい。


「おまえ……それなりにできるみたいだな。」


「アシュレイもね。こっちにはまだ手があるんだから。あんまりなめていると痛い目見るよ」


「……ハッ、そうか、なら、これでどうだ?」


 戦いを楽しみように笑うアシュレイは剣を払う。またも青の剣閃。


 ……だが、続けざまにアシュレイは空を切り続ける。アシュレイが空を切るたびに、青の剣閃が一つ、また一つと増え、アリスに飛んでいく。


 数多の剣閃をアリスの剣も追従し薙ぎ払い、時によける。

 が、少しずつ後退を余儀なくされている。


 アリスにとって長く感じる一退の連続。

 実際にはそう長い時間でもないにしても、相当数打ち込んでるはずだ。

 この攻撃であいつは魔力切れねえのかよ。


「ッく!」


「ほう、なかなか粘るな。だが、この攻撃で俺の魔力切れはないぞ? 俺は喰魔の一族だからな。これは俺が手に入れた祝福の一つ。」


 はぁ? これで魔力切れないってチートだろ。つうか喰魔ってなんだよ。

 ナ〇トの一族直系に伝わる秘伝的なやつか。


 けど祝福ってのは聞いたことがある。ギフトや紋章とも呼ばれるものだ。

 文字通り神からの恩恵と言われていたり、自身の存在証明とも言われている。身体能力の向上効果や彼のようなスキルを破格の性能/コストで使用可能になる能力のことだ。

 また、祝福は後天的に開花し得られる事もあるもののそう簡単に手に入るものでもなく、神が与えた試練とされるダンジョンに潜った冒険者がまれに祝福を授かることもあるらしい。


 つまり彼の発言から察するに奴の剣閃は祝福の能力であり、魔力の消費が極小あるいは無いのであろう。

 ほんでもって「俺が手に入れた祝福の一つ」という言い方から祝福を自身の力で得られる権能を持っていると想定できる。それがおそらく喰魔。もっとも彼がダンジョンでその能力を開花させたとも考えられるが。


「っく!」


 祝福の力を行使するアシュレイの連続攻撃に対して、おそらくアリスは打開策はないのだろう。防戦一方で耐え続けているのがその証だ。


「まぁ、よく耐えているじゃねえか。こちらはさすがに魔力を消費するが……これでどうだ?」


 直後、アシュレイの剣の青みが増す。

 アシュレイの一振りに対して青の剣閃が2つに増えた。


 物量、単純に2倍。


 アリスは器用に一振りで剣閃2つを相手にするなど、工夫するがさっきより後退スピードが明らかに増している。

 とりあえず、このやられるだけの展開ではクレアさんやマスターも面白くないだろう。


『アリス。そろそろ俺の出番じゃないのか?』


『うん、ごめん。私は力押しでこの間合いじゃ彼には勝てないや。』


 魔力を練る。

 旅に出ていく前にアイラさんの本で学んだ術式。

 放つ術式は土属性魔法【土壁】、基本ではあるが物理攻撃に対しては高い防御策になるはずだ。


 地面が流動していく。目指すは土壁の生成をアシュレイのもとまで。約20m程度か。

 まぁまぁな魔力を消費する。


『アリス! 壁を盾にして走れ! アシュレイ近くの壁は薄くした。壁裏から壁ごとやっちまえ!』


『うん!』


「おいマスター、あんな土魔法が使えるなんて私は聞いてないぞ。」


「はっは! 剣の腕が中級だったことも知らされてない俺がしるわけねえだろ。だがしっかし、おもしろくなってきたじゃねえか。さっきの剣戟にしたって新人の大会にも出られる腕だった。……だが、あの魔法だけで反撃できるほどアシュレイは甘くない。」


「ああ、彼女の強さは十分に及第点を超えている。だが、もう少し見届けよう。」


 結論から言うと壁裏から見えない一撃作戦は失敗した。

 失敗した理由は二つ。

 1、アリスの足音でだいたいの位置がわかる。

 2、近づかれてて相手が見えないなら馬鹿でもいったんは下がる。


 またも父との闘い同様、俺の経験のなさが足を引っ張った。

 魔力を余分に消費したのは俺のミスだ。

 けど、相手のあの剣戟を止め間合いを詰めることには成功した。

 見ている限りあの攻撃には予備動作があって、剣が青くなる前反撃こちらから攻撃すれば未然に防止できるようだ。


 再びの打ち合いになる。

 そして、またも鍔迫り合い。


 鍔迫り合いのなかアシュレイが口を開く。


「……確かにこれには予備動作がいる。俺に斬空閃を使わせないための近接戦なんだろう、実力も俺と同じ中級にある見てえだ。だがおめえはまだチビで俺の体力に部がある。持久戦じゃ負けちまうぞ? それに俺にはまだ奥の手があんだ。」


 確かに彼の言う通りではある。持久戦に持ち込まれればこちらに勝ち目はないだろう。


 だが――言ってやれアリス。こっちもまだ奥の手は残っている。


 アシュレイの一言に、アリスはニヤリと笑って返す。

「ふーん? その割には私よりも汗だくじゃない? 大して練習してないんじゃないの? さっきまで無口だったのにどうしちゃったのかな?」


 言われてみれば確かにアリスのが汗はかいていない。感覚的にも確かにそこまで疲労そのものは深刻ではない。本当にアシュレイよりもスタミナがあるみたいだな。


「テメェ!」


 おっと、癇に障ったみたいだな。

 まぁまだガキだしな。あれくらいで怒るのも無理はない。


 さきほどよりもアシュレイの剣圧が増す。


「あれあれ? むきになってきちゃった?」


『私が念話で合図を送る。遠慮なく炎弾ぶち込んで。』


 アシュレイの挑発と同時に俺に念話で語りかけるアリス。


 人に炎ぶちあてるとか現代じゃ考えられなくて気が引けるが、この世界ではそうでもない。


 この世界ではどうも基礎魔法――生まれた時点から生命が有する魔法のことを指す――の中に反射魔法というものがあるらしく、もちろん例外はあるがあらゆる、ある一定の基準を超えた自身の生命の危機に対して文字通り反射のように魔法で防御する機構が人間に備わっているらしいのだ。もちろんダメージの分だけ魔力は消費する。


 それもあって魔法が使えないとされていた時の父との一戦では木剣での試合を行っていた。今は真剣を使用した試合となっているわけだ。

 つまり、アシュレイは冒険者だし魔法が使えることも確認済みで炎はあたっても死にはしない。


『了解』


 そして三度の打合い。


 さっきよりもアシュレイの剣の衝撃は重く、アリスの体力を着実に奪う。

 が、その反面でアシュレイの一撃に隙が多いのか回避する確率は上がっている。

 この状況なら、大きい隙がうまれればよけるだけでなく反撃のチャンスが生まれるはずだ。

 反撃できれば身体に炎弾をあてて、大幅に魔力を減衰できる。


「おいおいアシュレイの野郎。らしくねえな。あいつの得意の回避や受け流し特化で隙をつく戦法とは違いすぎる。逆に隙を狙われてねえか? アレよぉ。」


「とはいえアシュレイが本気になればアリスには勝ち目はないわ。」


 マスターとクレアさんの会話が聞こえたのかアシュレイが目を向ける。

「……外野はだまってろってんだ。こんな奴に俺がアレを使うかよ。」


 いいのかよ。他に目を向けて。隙だらけだぞ。俺でも分かる。


『今!』


 ほらな、アリスの合図が来たよ。


 俺が旅までの期間で覚えた魔法は二つ。土魔法。そして戦闘では使えないレベルの水魔法。

 だが最初から使えた火魔法だって練習してこなかったわけじゃない。

 むしろ一番練習したとさえいえる。土魔法は適正があるのかすぐに習得できたからな。



 俺は一瞬で握りこぶし分の5()()()()()()()()()()()()()()()する。


 パパさんとの勝負。

 あの時に俺達が得られた一番の戦果はアリスが剣を振るう間に魔法が使えるという事実を相手が知らない時間帯こそ最も俺たちが真価を発揮できるということだ。もっとも不意をつける時が一番有利なのは言うまでもないが実体験としてその効果を体感できたのは大きかった。


 であれば、できることなら相手が知ったときにはもう遅いという状況が理想だ。

 だからこそ錬成から魔法攻撃、そして相手への着弾時間を短縮し着弾を確実にする必要があった。


 そのため炎の小型化で生成にかかるタイムロスを縮小。そして散弾のように放つことで相手への着弾率を上昇させることにした。前の炎一発に対して魔力もそう変わらないがかなり効果的になった。

 もっとも、その分だけ炎の減衰率は高くなり遠距離攻撃としては使えなくなったが、そもそもアリスが剣士である以上は相手に近づくとが前提になるし、この散弾形式のほうに明らかに有用だ。


 相手のアシュレイが俺の魔法に驚愕の色を変えるのが見えたが遅い。


 アシュレイは被弾しその衝撃で後方へ吹き飛び片膝をついた。


 あれで耐えるんだからこっちの人間はすげえな。って感心してる場合じゃねえな。

 まだ勝負は続くのか? アシュレイは黙ったまま顔を上げない。


 ……もう10秒くらいになるか。


 マスターとクレアさんがそろそろ、声をかけようとする。

「おいアシュ――「俺の負けだ。今のは俺の奥の手があったとしても間に合っていない。俺の負けだ。クソが!」」


 立ち上がるアシュレイ。


 クレアさんがアシュレイの頭にそっと手をおく。

「潔いじゃないか。お前の慢心がなければ確かにアシュレイの勝ちだったろう。だが彼女はお前の慢心と精神力のなさを見抜き勝利をつかんだ。自身の強さに溺れ努力を欠いた罰だ。」



「いちいち言わなくなって良い。あとさわんな。十分に理解はしている。おい! そこのチビ!」


「え? 私?」


『チビはアリスしかこの場にいないわけだが』


『いちいち念話で送らなくていいでしょ。なによ相手でもしてほしいわけ?』


 最近のアリス、可愛くない気がする。


「名前は?」


「戦う前に自己紹介したよ? アリスだよ、アリス。覚えておいてよね。アシュレイ君。」


「まぁいい。次は全力で行く。」


 そういうとアシュレイはすぐさま踵を返しこの場を去っていくのだった。


 アリス、パパに続き2度目の勝利である。



久しぶりの投稿ですが、不定期投稿していきます。

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