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天界対戦〜エクスアルヴァ〜

久しぶりの投稿になってしまいました…

魔界から帰るとルイが待っていた。その表情からただならない事態だということが分かった。


「ガイス王国が落ちた」

「まじか…」


ガイス王国は前四大剣の1人カムイが治めている国だ。カムイ自身はもちろん国自体も相当な力を持っていたはずだ。その国が落ちたなら国保外の国は反国家には勝てないことになる。


「国保も危ういな、実際国保の主要国も甚大ではないが被害が出ている」

「じゃあ早めに天界を落とさないとね」

「出撃準備はできてるよ」

「こちらから行かずともあちらから来るさ」


外で緊急避難信号が出ていた。それは天界の襲撃を知らせるものだ。


「国保本部から大総統閣下へ。至急本部まで来てください。国保本部から大総統閣下へ…」

「全聖民に告ぐ、戦いの時は来た。各自死ぬ気で戦え、ただし絶対に死ぬな」


カインの言葉に聖民と聖民軍人の闘志が最高潮に達した。通信機越しでも叫び声が聞こえるほどだ。


「大総統から国保本部へ、そちらに行くことは出来ない。要件を言え」

国保本部である大神殿は緊急避難信号が出ると勝手に防護魔法陣が展開されるシステムになっている。そのため、信号が出た後に本部に行くのはかえって危険なのである。

「国保本部から大総統閣下へ天界の攻撃範囲拡大中世界全体の48.50.60.どんどん上昇しています」


想像以上の上がり方だった。アルスタ王国だけでなく世界全体に攻撃をして来るとは思わなかった。


「各国からの入電が止まりません!指示を!」

「・・・」

「大総統閣下!指示を!」

「全国に繋げ」


大神殿の国保本部をかいして世界の加盟国全てにつながれた。


「この絶望的な状況に屈するな、我々は決して弱くはない。我々の力をもって天界をつぶすのだ!」


天界を壊滅させてしまってはこの先治めるものがなくなってしまう。だから、全滅ではなく力で支配する。誰も最初は何を言っているのかわからないがカインの戦いを見て誰もが理解する。


「国保本部から大総統閣下へ。城付近に反応多数、1000.2000…増え続けています」

「さぁ、時は来た。国保の力を見せつけようか」


カインとレンはそれぞれ武器を持ちバラバラに行動を開始した。先に出ていたサラと内山はすでに天界と戦っていると報告が来ている。


「おやおや、お久しぶりですね、弱き王よ」


行動を開始して早々に出会ったのは以前カインが惨敗した、エクスアルヴァだった。


「あの時とは違う」


カインの手には剣が握られていた。魔界王の象徴であるサタンバレットが。あの時は剣すら握れなかった。しかし今回はサタンバレットを握れている。少なからず前回よりはましな戦いが出来る。


「魔界王でしたか。意外でしたよ。魔界もたいしたことないみたいですね」

「魔界をなめるなよ」


カインの周りには異常なほどの魔力があふれていた。その魔力はサタンバレットに集まっていた。


「我は魔界王なり、我の呼びかけに応え、その力を解放せよ!“ゼルク・サタンバレット”」

 カインのデスサイスは進化し魔界最強であるゼルク・サタンバレットに進化した。

「私は魔術にも武器にも名を馳せているのだ。たかが進化で自惚れるな」

「これをたかが進化と侮るなよ」


カインがエクスアルヴァに向かってゼルク・サタンバレットを一振りすると衝撃波がエクスアルヴァの腕を吹き飛ばした。


「ご心配なく、すぐにくっつきますので。でもまさか貴方ごときの攻撃が当たるとは思いませんでしたよ」


喋りながらも腕を再生し、さらにカインの攻撃をもかわしていた。ゼルク・デスサイスをもってしてもエ

クスアルヴァに攻撃を当てることは至難の技だった。


「(従者も武器も魔法も届かない…俺はこんなにも弱かったのか…)」


カインは自分の不甲斐なさを痛感した。たまたま国王になり、理屈と権力だけで国保の大総統になった。しかしカインには魔解術意外まともに使えるものはなかった。


「神刀解放、エクスアルヴァ!」


四聖剣は自身の聖力を神刀に宿しそれを自身の武器として愛用していた。神刀を解放すると、今までの数千倍の力が発揮できる。しかし、解放をし続けると身体的な大ダメージを受けてしまうため、解放時間は10分程度が基本だ。


「(ここまでなのか…)」


カインが負けを覚悟した時、下から魔法陣が四つ展開された。


「ここは僕に任せて、魔界王様は先に進んで」


魔法陣から出て来たのは死神たちだった。出て来て早々にレルとウェル以外は四聖剣の元へ向かった。


「王があれでは貴方たちも大変ですねぇ」

「甘く見るなよ、神器解放!エクスアルヴァ!」

「⁉︎私の神器だと⁉︎」


エクスアルヴァが動揺しているうちにウェルがエクスアルヴァの背後に回り込み、影縫いという古代魔法でエクスアルヴァの動きを止めた。動きを封じられたエクスアルヴァに無慈悲な一線が向かってくる


「おのれ魔界人め、貴様らはどこまで…」


エクスアルヴァの最後の声はレルの放った衝撃波の消滅音でかき消された。


「コレが死神だよ♡」


まさに死をもたらす笑顔だった。

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