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戦いのあとで

「こちらも撃退できたようですね。」


箒に跨った二人組の男が空から降りてきた

それに続き一人、また一人と魔法使い達が集まってくる


「山中さん?その怪我...」


「あぁ、ちょっと治るまで時間かかりそうだけど大丈夫」


「お手伝いします」


複数の魔法使いが幸与の祖母へ回復の魔法をかける


「ん?キミは一般人か?」


と、一人の魔法使いが賢人に気が付き歩み寄る


「大丈夫かい?怪我とかしてないか?」


「え、あ、いや、大丈夫です」


「そうか、なら良いんだが」


そんな様子を幸与の祖母がじっと見つめている事に幸与が気付き言い訳をしなければと慌てる


「おばあちゃん、あのね。この子はその...あの...何ていうか...」


ハァ〜、と大きく溜め息をついた祖母が口を開く


「ユキ」


「は、はい!」


賢人に魔法使いだと知られているとバレた、怒られる

これは今後町へ降りることも禁止されるに違いないと幸与は覚悟をして祖母の元へ歩み寄る


「ユキ、この後の術式。お前は参加しなくていいよ」


「え、どうして??」


「人間の記憶を操作する術式はお前にはまだ早いんじゃないかなと思ってね。足手まといになるくらいなら来なくていいよ。私達だけでも十分発動できるからね。」


「え、でも...」


「それと、そこの男の子。ちゃんと家まで送ってやりなよ」


と、賢人の方へ視線を送る

それって...と言おうとした幸与の言葉を遮り祖母が話しを続けた


「そうそう、術式発動まではわりと時間がかかってね...今から2時間くらいかな...まぁどこかで時間潰しておきな」


「おばあちゃん...」


「さぁ、はやく行きな。子供は邪魔だ邪魔だ」


「うん!」


幸与は賢人を箒に乗せて飛び立った

そしてあの場所へ向かうのだった...


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