表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
要の意味  作者: かなりあ
1/63

終わり

ほどほどによろしくお願いします。


幸せって何だろう………





愛するって何だろう………





愛されるってなんだろう………






感謝や慈悲は、愛ではないのか?






理解する日は来るのだろうか………





異世界に放り出されても生きていけているのは、それを知るためか…………





教えて……




なんで私なのかを。










ーーーー

ーーーーーーー

ーーーー与え、受ける愛を知りなさい。要ーーーー

ーーーーーー

ーーーー

ーー








地球でも…

この世界、マールでも…

私は孤児………



地球では引き取られることもなく18歳で院を出て、一人暮らし。

仕事をして、ご飯を食べて、ジョギングして…の繰り返し。


別に孤独なわけじゃない。

学生時代も友達はいたし、職場でもうまくやっている。

まぁ、178センチの身長とつり目が原因で、最初の印象は最悪らしいがなんてことはない。

笑顔という擬態を作るのは得意だったし、素の口調を出さないように気をつけるだけ。

ただ必要以上に媚びたくないという意地。


『淡白で、冷めてる』

よく言われる言葉だ。



けど、楽しけりゃ笑うし、泣きたけりゃ泣くし、怒ったら怒鳴る。たまに殴るが…

気ままに、私と一緒に居られる奴が何人か居る。

それで十分だ。




ーーーー

ーーーーーーー


帰宅がてらに2駅程走って帰るいつもの歩道橋。


ペースを乱さず橋を駆ける。

快調に階段を降り始めると、背後の人の気配が変わった気がした。

首だけ向けると宙に浮いた制服の女の子。

階上から手を伸ばすおばさん。



あ、さっきすれ違った親子か。



漠然とそう思うのと同時に、体は動いていた。

背中から落ちてくる女の子を正面から受け入れ、後ろから手をまわして落ちていく。


死ぬときはスローモーションになるってマジか。

へぇ〜


そんなもんだった。


衝撃で目が霞む。


守れた。


変な満足感で満たされた。




ーーー

ーーーーーー

ーーーーーーーー


『次は私が貴女を助けます。』


??


『貴女は亡くなる予定ではなかった。何故助けたのですか?』


優しく癒される声。

私に聞いているのか?


『ええ、要。貴女に問うているのです』


あー反射的に…かな?助かった?あの子。


『ええ、無傷で。貴女と引き換えに。』


そっかー、死んだか私。

あーいいことした〜

天国行けそう〜


『…貴女はそれで悔いはないのですか?』


ん?ないよ。…別れを言いたかった奴はいるけど。

しょーがない。


『そう…貴女の体は今ここにあります。そして貴女は今からマールに堕ちる。』


え?体?マール?


『もうすぐ目覚めます。貴女の心に唯一無いもの…マールで手に入れて?心からの愛を』


ち、ちょっと!愛って、愛?マールって何?


『与え、受ける愛を知りなさい。要…私は貴女を愛していますよ…』



突然の強い光に頭の痛み。


貴女は……誰?






女?



ーーーーー

ーーー

ーー







文章力は付け焼き刃ですので変な所が多々あると思います。先に謝っておきます。すいません…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ