冒険者とチョコバナナ
久しぶりの三作同時更新。
ついでに二話同時更新なので、いっこまえからどうぞ。
お祭りお菓子シリーズ第一弾。
お菓子じゃないお祭り食べ物もでてくるけどね!
「逃げた!?」
「追うぞ!」
何を思ったのか、セインさんはいきなりユキさんの手を握って一目散に駆け出した。あっという間に人ごみの中に紛れ、どんどんとその姿が見えなくなっていく。
ヤナセとハンナは、セインさんと同じようにボクたちの手を引っ張って彼らを追おうと走り出そうとする。せっかくきれいな衣装を着ているというのに、その行動は悪ガキとなんら変わりないのがすごく残念だと思う。
「いいのかな?」
「エリオは止められるのか?」
「……無理だね」
そりゃあ、身近な人のそういう話にはボクだってちょっとは興味がある。セインさんもずっとユキさんに会いたがっていたし、これからどうなるのかなって考えると、他人事のはずなのにドキドキしてくる。
でもさ、こっそり尾行して覗いていただけでもアレなのに、走り去った相手を執拗に追いかけるってのはちょっとどうかと思う。どうして、女の子たちはこういうことにすっごく積極的なんだろうか?
「ねえハンナ。やっぱりやめたほうがいいんじゃないかな?」
「なに言ってるの! こんな面白いこと、そうそうないわよ!」
「円。自分の立場になって考えてみるべきじゃないか?」
「だからこそ、だ。考えてもみろ。ゆきちゃん、これが最後のチャンスかもしれないんだぞ? 万が一があった時、うまくフォローする人がいなくてどうする?」
やっぱり、この二人を止められそうにない。
ボクたちはなし崩し的に追いかけることになり、草履で出せる最高速度を維持したまま二人を追跡する。
向こうも草履だからそんなに速くは走れていないけど、こっちも人混みを縫って走るのはかなり難しい。幸いなことに、その人混みがボクたちの姿をセインさんたちから隠しているんだけどね。
「あっ! 曲がったわ!」
「急げ! 見失う!」
セインさんたちが屋台の角を曲がった。薄暗くてちょっと見通しも悪いから、このままじゃ見失ってしまうだろう。
実際のところ、ハンナは獲物を追跡するのがかなり苦手だ。がさがさ不用心に音を立てて追いかけるし、せっかく残っていた足跡や食み痕を踏みつぶしたり見逃したりする。獲物の行動や習性も考慮しないものだから、追い詰めたと思って手痛い一撃を貰うことだってしょっちゅうだ。まぁ、最近は少なくなってきたけれど。
──曲がったそこに、彼らの姿はない。
「ああん、もう!」
「ちっ、逃したか……」
ほら、やっぱり逃げられた。
だいたい、走り出した時点でセインさんはボクたちに気づいていたはずだ。いくら騎士上がりで狩猟の経験は少ないと言えど、ボクたちよりも何年も多く剣を握っていた人を上回ることなんて、無理なのに。
「エリオ! 見つけてよ!」
そして、ハンナはいつも見逃した獲物をボクに見つけさせようとする。頭を使って追跡するこっちの身を少しは考えてほしい。
「見つけろと言っても、さすがに無理じゃないのか? 獣ならまだしも、相手は人間だ」
「大丈夫よ! エリオはいっつも見つけてくれるもん! それに、ミスティさんが人だって獣って言ってたわ!」
「信頼されてるね、エリオ」
「レイジ、君も手伝ってくれていいんだよ?」
とはいえ、考えるのはボクの役目だ。ハンナに任せると、いつまでたっても終わらない。
「……」
彼らが曲がり角で姿を消して、ボクたちがそれに追いつくまでわずか数秒。純粋に考えて、いくらセインさんでも人を連れた状態で撒くのは不可能なはずだ。走り切るにしたって次の角まで結構距離があるし、逃げ場がない。
「……」
擬態は論外。変装も論外。
なんらかの手段──馬車かなんかで振り切ったというのも今は考えなくていい。となれば、答えは自ずと絞られてくる。
「隠れたね、この近くに」
「近くってどこよ? そこが重要なんじゃない!」
「──屋台の中、かな?」
逃げ切るのが不可能なら、隠れるしかない。短時間では穴を掘ることもできないし、ここには高い樹も洞窟もない。
となれば、屋台の中にかくまってもらうくらいしか方法はない。
ボクは一つの屋台に目星をつけた。そこでは甘味を取り扱っているようで、甘い、芳しい香りが漂ってくる……目星をつけたって言うよりかは、ついつい気になっちゃったってだけなんだけれど。
それにしても、店頭に並べられているのは──なんだろう? バナナに”ちょこれーと”が被せられて、さらに派手な見た目のピンクや黄色の粒粒が引っ付いているのはわかるんだけれど……。
「チョコバナナ~チョコバナナはいかがですか~」
それを売っている浴衣姿の女の人に、見覚えがあった。野営訓練の依頼の時に、お菓子をいっぱい作っていた人だ。
「双葉先輩! さっきここにゆきちゃんが来ませんでしたか!?」
「セインさん……キャンプの時の人も一緒のはずなんですけど」
「ん? 柳瀬と橘じゃん。それに、組合の人も? ……あなたたちもデート中? 青春してるね!」
「いや、あの、ゆきちゃんは……?」
「いひひ、『チョコバナナはいりませんか』?」
フタバさんはにこにこ笑ったまま掌をこちらに差し出してきた。そのままぐーぱーとにぎにぎして、キラッキラした瞳でこちらを見つめてくる。
何が言いたいのかは、その場の全員が理解してしまった。
「……チョコバナナ、四つお願いします」
「毎度ありぃ!」
商品を渡す前に、フタバさんは台の下をぽんぽんと叩く。よくよく見ればぴょこんと金髪と黒髪が飛び出しており、そこから観念したように二人が顔を上げた。
「まったく……商売のうまいお嬢さんだ。これは一本取られてしまったな」
「円に礼治だったのか!」
やっぱりセインさんは途中でボクたちが覗いていることに気づいていたらしい。気恥ずかしくなって慌てて駆け出し、曲がり角のところでフタバさんを見つけ、そのままかくまってもらうことにしたみたいだ。
「ああもう、尾けられてるってきいたときはビックリしたんだぞ? ……あと頼むから、邪魔はしてくれるなよ? 先生、これ最初で最後のチャンスかもしれないんだから」
「あたしとしてはまさに飛んで火に入る夏の虫だったけどね! 面白そうな組み合わせが、面白そうな状況でやってくるんだもん! しかも、おまけもいっぱいついてくるし!」
けらけらとお腹を抱えてフタバさんが笑う。そりゃあ、傍から見ればとても面白い光景に映ったことだろう。
「あとで渚と清水とよっちゃんに言いふらしてぇ……。あと椿原と白樺にも言わないと不公平だよなぁ。華苗ちゃんとか、面白そうな反応しそうじゃない?」
「詩織、変に言いふらすと成績下げるぞ?」
「職権濫用はんたーい!」
フタバさんは笑いながら、ボクたちにそれを手渡してきた。甘いいい香りのする、見たこともないお菓子だ。
「《チョコバナナ》って言います。わが園島西高校で採れた新鮮バナナを使用した、そんじょそこらの屋台とは一味もふた味も違う逸品だよ!」
わかってはいたけど、それは”ちょこばなな”というらしい。ボクの指を五、六本束ねたくらいの太さをもつ立派なバナナに、あの喫茶店でみたことある”ちょこれーと”を被せたものだ。
バナナの皮は完全に剥かれており、そこに木の棒を刺している。”ちょこれーと”は下のほうを除いて万遍なく被せられており、その上からさらにカラフルな粒粒が振りかけられていた。
その粒粒を除けば表面はつるつるで、どこか無機質な感じがする。粒粒以外にも飾りつけは数種類あるようで、ハンナが持っているのはカラフルなソースが網掛けに施されたものだった。その部分だけ見れば、食べ物と言うよりもむしろおもちゃと言われたほうがしっくりくる。
「みんな飾りが違うのね!」
「そりゃあ、トッピングで目を引かないと競争に負けちゃうかんね!」
ボクの奴は茶色の空に輝く星のようで、とってもきれいだ。大きさもなかなかのものだし、食べ応えも相当あると思う。
甘く強い香りがここからでも伝わってきて、思わずお腹が鳴ってしまいそうになった。
「何があったのか知らないけどさ、とりあえず食べちゃってよ!」
「ふむ、確かに……。それに、こういうドタバタもお祭りの楽しみと聞く」
セインさんが嬉しそうにそれを口の前へと持っていく。その場の全員が、同じタイミングでそれにかじりついた。
あまい。
心の中で何かが燃えて。
体の中で何かが震えて。
夏の暑さとは、違った意味で目の前がクラクラした。
「「おいしいっ!」」
「うまいな……!」
祭りの甘さを、ボクは知ってしまった。
”ちょこばなな”を口に含んだ最初の感想は、『面白い食感だな』というものだった。よく冷えていたであろう”ちょこれーと”の表面が少しだけ溶け、外がとろっと、中がパリッとしていたんだ。
次に感じたのがバナナの柔らかさ。太く、食べ応えのあるバナナだとは思っていたけど、水気も程よく、絶妙にやわらかくてすんなりと口の中に飛び込んできた。
芳醇なその香りは思っていた以上に強く、”ちょこれーと”のどこかほろ苦くも感じる香りと合わさってまた違った世界を作っている。香ばしいとも取れる上品な香りと、果物のエネルギッシュな香りが混じってこの真夏の熱気とよくマッチしていた。
「あっまぁ~い!」
「さすがは双葉先輩だな! こんなにおいしいチョコバナナは初めてだ!」
そして、甘い。
”ちょこれーと”の甘さもさることながら、バナナの甘さが段違いだ。果物にしろ魚にしろ、大きなものは大味になる傾向があるけれど、ここのバナナは全然違う。たしかに甘味は強いけれどどこか繊細さもあって、とろけるように幸せが舌に染みこんでくる。
果物の包容力とでも言うべきか、その甘さは”ちょこれーと”の強い甘さに負けていない。ともすれば相手を掻き消してしまいそうなほどのそれをしっかり受け止め、相手を認めたうえでバナナ本来の甘さを主張している。今は“ちょこばなな”を食べているはずなのに、このバナナそのものを単体で食べてみたいと思えてしまうぐらいだ。
もにゅもにゅと口を動かすと、それらが口の中でぐるぐるになって、すっごくすっごく大変なことになっていく。甘さに頭がしびれて、その行動をまるで止めることができない。
無我夢中になって、再びそれにかじりついた。”ちょこれーと”の香りが口の中で氾濫している。
「おいしそうに食べるね?」
「おいしいから、しょうがない」
表面についていたカラフルな粒粒は、味としてはそんなに目立つものではないけど、とろとろ、むにむにの食感の中でただ一つカリッと輝いている。カツ、カツと時折歯で砕ける音が聞こえるのが意外と面白い。噛み応えがあるというか、なんかちょっと幸せな気分になれる、
「チョコバナナなんて久しぶりだな……」
「おや、ユキさんはあまり食べられないのですか?」
「これってお祭りでしか見かけないんですよ。一年に一回、運が良くて二回。夏の思い出と言うか、お祭りの定番の味ってやつですね」
特別な味になるのもうなずける。華やかな見た目はサプライズにはぴったりだし、この底抜けに甘い魅力は子供には大うけするだろう。
いつもマスターが用意してくれるお菓子に比べると、いくらか安っぽい気がしなくもないけれど、むしろそれこそが屋台の真骨頂だとボクは思う。
こう、肩ひじ張らずにがっつけるこのスタイルだからこそ、”ちょこばなな”を存分に楽しむことができるんじゃあないだろうか。
「ん……」
ぱくりとかじりついた断面を見てみる。提灯の仄かな明かりだけだからか、乳白色のバナナがオレンジがかって見えた。”ちょこれーと”を結構贅沢に使っているようで、バナナを取り巻く茶色の輪っかはかなり太い。
ふと、アルさんが食べたという”えくれあ”の話を思い出す。あれもたしか、”しゅーくりーむ”に”ちょこれーと”を被せたものだったはずだ。
「果物にこいつを被せるというと……”ぐりよっと”を思い出すなぁ」
「セインさん、随分マイナーなもの知ってますね!」
セインさんは別のものを思い浮かべたらしい。もしかして、この手法はお菓子作りの中ではメジャーなものなのだろうか。
「グリヨット? 詩織、そんなの作ってたっけか?」
「梅雨頃……二か月くらい前だったかなぁ。麦踏みもひと段落して、楠からもらったさくらんぼをどう調理しようかって考えているときに、じいちゃがブランデー漬けのさくらんぼ持ってきてくれたの。それ見てビビッと閃いてみんなで作ったんだけど、たしかゆきちゃん、その頃テスト準備であんまり来れてなかったと思う」
「あのときか……」
「私が食べたのもそのくらいの時期だな。ユメヒト君はきっとそのときに作ったのをくれたのだろう」
「あたし、それ食べたことない……」
ボクだって聞いたことがあるだけで、食べたことはない。今度、マスターにお願いして作ってもらわないと。
ぱくりと”ちょこばなな”にかじりつく。もう結構食べたというのに、まだ半分も残っていた。このお得感、あなどれない。
心地よいのど越しとともに、それがお腹に落ちていくのがわかる。鼻に抜けるバナナと”ちょこれーと”の香りが、気分を高揚させた。
「ときにシオリさん。差し支えなければこれの作り方を教えてもらえないか? 実は、お菓子作りに興味があってね」
「へぇ! ……でも、せっかくだからゆきちゃんが教えてみたら? さすがにチョコバナナの作り方はわかるでしょ?」
「詩織、先生をつけなさいっていつも言っているだろう? ……コホン、見た目通り、皮を剥いたバナナに湯煎して溶かしたチョコを被せるだけですよ。トッピングは適当に見た目の良くなるものを選べばいいと思います」
「……”ちょこれーと”はどうやって作るのですか?」
「チョコレートからとなると……カカオから? それは普通に市販のチョコレートで十分だと思いますよ」
「その、市販の”ちょこれーと”が入手できなくて……」
「……ああ」
作り方だけならボクでもわかる。いつぞやの”ふるーつぽんち”と同じく、作るだけなら簡単みたいだ。素人のボクでも推察できたんだから、お菓子の中でも相当易しい部類に入るだろう。
問題なのは、古都ジシャンマじゃ”ちょこれーと”を入手できないってことで。
「確かに、あそこにはチョコレートなさそうだもんなぁ……。カカオとかなら逆に生えていそうだけど」
「残念ながら、それも聞いたことがない。……やっぱりこいつは諦めるしかないのだろうか。材料さえそろえば、いけると思っていたんだが……」
「わ、私がチョコレート、送りますよ! それに、湯煎だってテンパリングとかいろいろ工夫が必要なんです。そうじゃないと、きちんとチョコレートがかからなかったりするんですよ」
「テンパリング? 先生、どうしてチョコレートでそんな話が出てくるんですか? よもやチョコレートにマルテンサイトが含まれているわけでもあるまいに」
「……円、お前が言っているのは鋼の熱処理の焼き戻しだ。なにも靭性を持たせるとかそういう話じゃない。お菓子作りでは、チョコレートの温度調整を総称してそう言うんだよ」
「僕でも知ってたのに……。円、変なところで抜けているよね」
「むしろ、それ周辺の話って機械材料系の大学生が泣きをみるところだぞ? なんでお前が知っているんだ?」
「いやぁ、刀の鍛ちかたを調べているうちに……」
「ははは、勤勉なお嬢さんだ。焼き戻しなんて、鍛冶屋でもなければさっぱり意味が分からないだろうに」
「……エリオ、何の話かわかった?」
「さっぱり。でもたぶん、鍛冶屋の人が鍛ったばかりの剣を水にジュッてつけるアレだと思う」
わかり切っていたことだけど、ガッコウの人はみんな賢い。ボクが理解できたことなんて、”ちょこばなな”の作り方と、そしてこのお祭り限定のお菓子はとってもおいしいってことだけだ。
難しい話はぽーんと忘れて、その甘いお宝をゆっくりと堪能する。周りには同じように”ちょこばなな”を食べている子供たちがいて、やっぱりとろけるような笑顔を浮かべていた。
お祭りなんだから、何も考えずに熱に浮かれるのも悪くない。
「おいしかったーっ!」
顔をほころばせるハンナもいつもと違うお祭りの笑みだ。忘れかけていたドキドキが胸の中で燃え上がり、心臓が激しくダンスを踊っている。
「さて……ユキさん。そろそろ行きましょうか」
「ええ。……言っとくけど、そろそろ二人きりにさせてくれよ? もし邪魔したら、さすがに先生怒るからな」
「はは、私たちを邪魔できるものなんてありませんよ」
「……そう、ですね!」
ユキさんとセインさんが、手を絡ませて人ごみの中に掻き消えていく。その後ろ姿は、二人の笑顔が幻視出来るほどに幸せそうだった。
「エリオ、僕らもどこかへ行こうか?」
「礼治。少しは気を使え。……ハンナ、デートを楽しむといい。私たちもデートしてくる!」
「な、何言ってるのっ!?」
ヤナセとレイジも行ってしまった。言いたいことだけ言って、仲良く手をつないで。去り際にちらりと見えたヤナセの顔は、リンゴの様に真っ赤だった。
この場に残ったのは、ボクとハンナだけ。
「ハンナ……」
「ど、どしたの?」
お祭りなんだもの。少しくらい、自分に正直になったっていいじゃないか。
「ボクたちも、デートしよっか」
「……うんっ!」
”ちょこばなな”以上の甘い顔をハンナは浮かべた。心がとかされそうになり、ボクの顔も自然と緩む。
ハンナのこの笑顔を見られただけでも、お祭りにきたかいがあったと言えるだろう。いや、お祭り以上に幸せなことだと今なら断言できる。
浴衣姿の可憐な姿。同じだけど同じじゃない。可愛い女の子の手を優しくとる。
このままどこまでも歩いていけたら、どれだけ幸せだろう。
隣を歩く赤茶の頭が、どこまでも愛おしい。にこりと笑いかけたら、ぎゅっと手を握り返してくれた。
「みんなしていちゃつきやがってぇぇぇぇぇ!」
……後ろから聞こえてきた絶叫は、聞こえなかったことにした。
20170815 文法、形式を含めた改稿。
マスターも爺もシャリィもいないのにお菓子食べて終わったのって初めてじゃね?
チョコバナナってさ、地味に当たり外れが大きいよね。バナナ丸ごとじゃなかったり、チョコが全然かかってなかったり、なんかバナナがパサついていたりとか。しょうがないとはいえ、チョコがデロデロに溶けているのも残念な気分になる。あと、トッピングも結構重要な要素だとは思うけど、派手すぎるのはあんまりおいしそうに見えないんだよなぁ……。
でもでも、おいしいところのチョコバナナはすっごくおいしい。微妙に溶けたチョコと冷えたバナナのバランスがちょべりぐ。食べ応えがあるとなお良し。
でも、お祭り全体で見てチョコバナナをどの時期に食べるか、チョコバナナの前後に何を食べるかで悩むことがある。個人的には
焼き鳥とかのしょっぱい系→チョコバナナ→かき氷
の順番がいいと思っているけど、いっつも目についたものから気ままに食べちゃうの。
浴衣姿のハンナとエリオの尾っぽはどうなっているかって? 見えないだけで消えたわけじゃないだろって? きっとじいちゃんがなんとかしてくれたんだよ。たぶん。
浴衣姿のきれいなおねーさんとお祭り行きたいなぁ……。




