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あの七夕の夜に  作者: 滝田彰
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3年目の夏

六月二十四日、梅雨明けが発表された

だというのにも関わらず今朝も雨が降り続いている

何を基準に梅雨明けだと言っているのかと気になったが調べるほど気になった訳でもないので放置した

ふと窓から外を見ると庭の紫陽花の葉に雨がうれしいのかカエルが鳴いているのが見えた。周りに田んぼがあるので夜は更に大合唱になるのでそれなりにうるさい。

こちらとしては洗濯が乾かず生乾きで少し臭ってしまうので乾燥機を毎日使わされることとなるので雨は雨で風情があって好きだがあまり嬉しくはない。一人暮らしなのであまり無駄に電気は使いたくないというのもある。

雨の日は外に出るのが憂鬱だ。小さい頃雨が降る度に長靴を履き水溜まりで遊んでいたのが今となっては不思議に思える。しかし雨だからと行って外に出ない訳にはいかない。働いている以上ちゃんと会社に行かなければならない。

入社して三年、大分仕事に慣れていた。仕事は嫌いではない。好きかと言われるとあまり好きでもない。毎日パソコンに向かっての仕事なのでそれとなく退屈なのだ。それにあまり周りの人と関わらないようにしているので居心地は微妙だ。けれど嫌いなひとがいるわけでもない。

とりあえず今日も頑張ろうという事でいつも通り出社するのであった


それから一週間雨は降り続けた。





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