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True Story  作者: 紅龍黒椿
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リョウくんのお勉強~ギルド編~

番外っぽくしてみました。

 翌朝、登録が済んだのでクエストを受けようとミーシャとギルドにやってきた。

「おはざーす。ポケポケお嬢様」

「カーミラだっていてんでしょ!」

 細かいこと気にしてっと老けるぞ。

「クエスト受けたいんだけど」

「あんた…なんも知らないのね?」

「そうだけど」

 はて何か問題でもあるのかな?

「別室に来なさい。クエスト以外にもギルドにもルールがあるから、その説明からしていかないといけないみたいだからね」

「面倒だなぁ。1時間くらいで済ましてくれよ」

「貴方次第」

 うわぁ~。バッサリと切られました。容赦ないな~ポケポケお嬢様。


「さて、まずはランクについてね」

「そもそも、ランクってAが最高じゃないんですか?」

 いえミーシャさん、俺が質問しようとしたこと言わないでよ。というか、貴女奴隷なのにそんなことも知らなかったの?

「正確に言うならば、Zランクが最高なのだけれども…条件が高すぎてSランク以上いかなくてねぇ」

 なるほどね。上のランクに上がるためには、ギルドが出す条件に合格しないといけないのか。でもそうなると、討伐するランクとかが決まっていると思うんだけど?


「次の説明は、たった今疑問になった討伐と魔物、魔獣etcのランク分けね」

「心が読めんのか?」

「そんな顔してたわよ?」

「ポケポケお嬢様のくせに…」

「それ関係ないわよね!?」

 でも、カミトさんがそう言っていたし…。カーミラなんて名前よりポケポケお嬢様の方がしっくりきます。

「討伐にも冒険者ランクが関係してるのよ。実力に合ったものを行ってもらうために」

「そうなりますと、討伐側のランクの基準が…」

「そうなのよ。新種が出てくる度にねぇ~。でも慣れれば簡単よ?倒した冒険者のランクでどんな感じになったかとかそういうのを聞いて判断することが多いのよ。…中には例外っていう相手もいるのだけれどね」

 なんか楽なようにも聞こえるんだけども?

「話を聞くだけでランクが決まるなら楽じゃないのか?」

「そうもいかないのよ。素材やら死体なんかを調べたりもしないといけないから、中々ランクが決まったりしないのよ。中には情報と違って、変身したり報告にない攻撃をしてきたりとか…」

 なるほどな。話を聞いたり死体とかを調べたりしても、なかなか情報が集まらないのか。結構めんどくさいのな。


「最後の依頼・クエストについては…説明しなくても分かるわよねぇ~」

 うわっ。最後の最後に説明放棄っておかしくないか??

「それは、依頼書を読めば基本的に分かるということですか?」

「そうよ~。物分り早くて助かるわぁ」

 そういうことか。後は実際に依頼をこなしていけば自然と身に着くってことだよな。

「これで終わりだけど大丈夫かしら?」

「大丈夫です。リョウ様は…?」

「大丈夫だ。分からないことがあったら、ポケポケお嬢様かカミトさんでも捕まえて聞くから」

「なぁんで、夫がさん付けで私がポケポケお嬢様なのよ!?」

 えっ!?貴方たち結婚していたんですか。


 さてと、怒っている人は放っておいて依頼でも探しに行きましょうか。

最後まで締まらないですね…。


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