ギルドを作ろう
翔真はある一人の少女に出会った。
名前は慧というらしい。
モンスターに襲われていた・・・・というより襲っていた時に出会った。
ジョブはランサー。先ほどの戦闘を見ていて正直強かった。3体のモンスターの猛攻をいとも簡単にかわし、あっという間に敵を討ってしまった。
そんな彼女と出会い一週間が過ぎた。
「なあ、慧はこの世界についてどう思う?」
「ん?どうしたの急に」
慧はそれを冗談か何かだと思ったのだろう。だが翔真の真剣な顔を見て冗談じゃないと受け取った。
「私は割と嫌いじゃないよ。ここでは自由だしさ」
本当に彼女らしい答えだと思った。
「俺もここは嫌いじゃない。なんていうか初めて来た気がしないんだ・・・」
「それ、私も思う。でもさすがにずっとここにいるわけにはいかないよね。親も心配してるだろうしさ。それに私妹がいるんだ、妹は病気で入院してるからお見舞いに行かないと」
「そうだな、とりあえず何か手がかりは探さないとな」
「やっぱり仲間がほしいよね!」
彼女が元気な声で言う。
「そうだな、仲間は必要だな。」
そういえば・・・と翔真は思い出す。
「確かギルドシステムがこの世界には存在したはずだ」
「それはつまり、ギルドを作るってことですかい?」
「ああ、楽しそうだろ?」
にひひっと笑って彼女は答えた。
「楽しそうだね!乗った!!」
「よし!まずは勧誘だ!!」
こうして翔真たちの日常がはじまった。