表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

85/102

72話 敵の目的はもしかしてあの人ですか?

「ここも開かないよね……」

 イルがいなくなってからしばらく私は部屋中を漁っていた。

 扉は勿論窓にもしっかり鍵はかかっているし抜けられそうな場所もない。

 窓の外は真っ暗でここがどこかも分からない。

 はっきり言ってどん詰まりだ。

「……とりあえず、考えを纏めないと」

 私は一旦部屋を出ることは諦めてベットに腰かける。

 幸いまだ命の猶予はあるらしい、それならその間にイルの考えていることが分かればこの事件の突破口を見つけられるかもしれない。

 まず、イルは元々は作中ではモブキャラ程度の登場しかなく深掘りされているキャラではない。

 見た目もゲーム内とは変わっているし性格なんて見る影もない、その辺りは多かれ少なかれ他のキャラ達と同じだ。

 そして多分他のキャラ達の性格が改変されたようにイルが変わったのも私というイレギュラーの為。

 だけど私がハイネになった後に交流はない。

 なら何故あそこまで変わりあそこまで私を恨んでいるのか。

「……そういうこと?」

 私は誰に言うでもなく呟いた。

 そこまで考えれば自ずと答えは出てくる。

 本来この立場を担っていたのは誰?

 私がストリートチルドレン達の元から連れ出して関係を絶ってしまった人物は?

 つまりは、奪ってしまった人物とは。

 そんなの、一人しかいないじゃないか。

「……イルの目的は、セリム……?」

 そう、それは私の最強の幼馴染み、セリムただ一人だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ