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白の|運命《さだめ》〜選ばれし白属性魔法として生まれた俺は……〜  作者: 生きてる水


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37、誕生日2



「じゃあ今日はこれで解散!」

 

 俺は真っ先に家へと帰った。

 なんとなくあの空間にいたら自分が保てない気がしたから……。


 家に帰ると、少し考え事をしてから城下町へと出かけた。


 今日は来ないかもしれないけど……。

 それでも……。

 俺は再び家を飛び出した。


 俺は懐かしの場所へと来ていた。


 そうそれはシーエーさんがイチオシのケーキ屋だ!

 ここに来るのはあの日以来だから……6、7年ぶりだな……。


 外装は全く変わっていないな……。

 とても懐かしく感じる……。

 

 俺のポケットにはなけなしの小銭が入っている……。


 この日のためにおばさんにもらったお金だ!

 おばさんにお金をもらうことなんてなかったから「ください!」って言う時は緊張したけど……。

 おばさんはすんなりとくれた!


 それに、「今まで、全くお金をくれって言われなかったからちょっと怖かった……」とも言われてしまった。


 まあ、お金を使う機会というか必要がなかったからな……。

 そういえばオーク焼き屋のおっちゃんは元気なのかな……。

 今度行ってやらないとな……!


 ――カランコロン――


「いらっしゃい!」


 若々しい女性の店員だ。でも口調は少し年寄りっぽいな……。

 内装も変わっていないな……。


 でも、選んだことがないな……。

 どのようなケーキを選べば良いのだろうな……。


 色々なケーキが並んでいる。

 まあショートではなくホールケーキの方が良いだろうな……。


「どんなケーキをお探しなんですか?」


 店員が悩める俺に話しかけてくれた。


「え…っと……あの……その……誕生日のケーキが欲しくて!」


 普段、2、3人としか話していない俺は驚いてしまった。

 前世ではそんなにコミュニケーションが苦手ではなかったのだがな……。


「誕生日ケーキですか?その誕生日の方はどのような味が好きなんですか?」


 好物……知らんな……。


「あ……よくわかりません……」

「かしこまりました!」


 そう言うと、店員はそっとホールケーキを取り出してくれた。


 神々しくとても美味しそうなケーキだ!


「それならこちらのケーキが無難でしょうね……。誰でも美味しく食べられると思いますよ!」

「それにします!」


 俺は即決した!


 そして、俺はそのケーキを買った。


 少し、値段はしたがな……。

 まさか高額のケーキを買わせることが目的だったとはな……。

 いや、でも味は保証してくれるだろう……。

 味が大事だ!


 そして、俺は家に帰るとそのケーキを冷やす。


 当然、冷蔵庫は無いから……氷を上へと置いておく。

 こう言う時に上位魔法の氷魔法が使えたらな〜……。

 俺も頑張ろう!





 そして、すっかり太陽は落ちた。

 そして、夜も深くなってきた。


 俺はケーキを買いに行ってからちゃんと裏山でトレーニングに励んだ。

 この辺はちゃんとしている。

 まあ、ちゃんと裏山を綺麗にしたかったていうのもあるんだけどね……。


 おばさんも眠りについたようだ……!


 よし!

 俺は家を出た。


 まずは裏山へと行きケーキと氷を大量に置いておく……。


 よし!これでOKだ!

 なんか動物とか来て食うなよな!


 そして、いつもの芝生の上へと着いた!

 さてっと……来るのかな……?


 ラーク姫は1時間は待ってと言っていたが……大体いつもは10分ぐらいで出てきてくれる……。

 さて……今日は……。



 ――――――――



 来ないな……。

 多分、1時間ほど経ったよな……。


 俺は芝生で寝転びながらふとそう感じた……。

 1時間経ったら来ないと判断して帰ってくれって言われてたしな……。

 これはもう潮時だよな……。


 でも……もう少し…………。



 ――――――――



「ねえ……ねえってばあ!」


 俺は頬をツンツンされる感覚があった。

 薄暗い視界を徐々に開けて行く……。

 目の前には……仮面の女性……。


「わあああ!」


 びびった……。やっぱりいつも見ていてもいきなりのこの仮面は怖いな……。


「こんなところで寝てちゃダメだよ!」

「ラーク姫……」


「ごめんね!誕生日パーティーが開かれてたんだけど……ちょっと長引いちゃってね!」

「いや……全然待ってなかったですよ!」

「嘘つき〜……。眠くなるほど待ってたんでしょ!もう!」


 可愛いな……。本当に……顔が見えなくても……。


 そして、俺たちは裏山へと来た。

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