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私、怪盗やってます。  作者: 水上イリス / ICCHAMA
第三章 エピローグ ~動き出す怪盗~
9/10

9. 組織の名前はなんて…?

 私たちが再結成してからはや3ヶ月。もともと都会に住んでいた私は奏とともに、かつて潜入した犯罪組織の本部があるであろう都市に拠点を移した。そして活動してきたのだが…、大きな問題が発生しているのであった。

「ねぇ、犯罪組織の特定できた?」

「いや、まだだ。まさかここまで犯罪組織が設立されているとは…。」

そう、なんと標的の組織が特定できていないのだ。それもそうであろうよ。何を隠そう、この都市には1000を超える犯罪組織が本部を構え、世界中の犯罪グループを先導しているのだから。まさに犯罪都市!都市内で発生する犯罪も軽いものは1日に数百件を超えている。

「組織はとりあえず特定できない。活動していくうちに出くわすしかないな。」

「仕方ないね。」

というわけで私たちは日々犯罪組織の情報を集めては標的を特定し、先に盗み出す。あるいは盗まれたものを盗み返して元の場所に返却するなどを繰り返していった。ちなみに名前は世間に決めてもらおうと思っているので「無名の怪盗」とだけ名乗っておいた。

 そんな日々を過ごしていたある日。新聞の一面に私たちの活動が取り上げられた。もちろん怪盗としての活動だけどね。身バレはしていないよ。どうやらその記事によると私たちの名前が世間に定着したらしい。その名も「怪盗フィアット」らしい。由来は私たちが取り戻した海外の有名な美術品の作品名からだそうだ。まあ、悪くはないと思う。というわけで正式採用というわけで名前を使うことにした。また、組織についても奏が何らかの手掛かりを見つけたらしい。

「あの組織は過去に狙っていた美術品に特徴があってな、該当する美術品を選んでこれまで活動してきたんだ。そうしたらなんと組織が特定できた。」

「本当!?すごいじゃん。やっと前進できたわ。」

「組織の名は国際犯罪組織フリーゲル。世界に存在する犯罪組織の中で最大規模だ。」

「ヒエェ。でもまあ、勢力が強くてもやることは変わらないね。これまで通り情報収集と犯罪行為の妨害。よーし、改めて気合い入れなおして頑張っていこー!」

いよいよ犯罪組織も特定できた。私たちは犯罪組織の敵、怪盗フィアットである。奏の両親の情報を得ることと組織への報復を目的として活動している。いつか組織を壊滅させ、また奏の両親と4人で雑談して楽しく過ごしたいものだ。

今回も読んでいただきありがとうございます。いよいよ次回で第一部完結いたします。最新話を投稿するたびに読んでくださっている方が多くいらっしゃってとてもうれしいです。それでは次回もお楽しみに。

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