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私、怪盗やってます。  作者: 水上イリス / ICCHAMA
第一章 プロローグ
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2. 朝霧花蓮

 私(朝霧花蓮)はあくびと伸びをしながら大学へと向かっていた。いつも通る道を1人で歩いていると、

「おはよう、今日も暑いね。」

「おはよう。本当、暑すぎるよぉ。」

彼は私の彼氏の桐山裕也。付き合い始めて3ヶ月。今はまだ6月なのに、気温が32℃もあってとても暑い。私たちはいつも楽しく話しながら大学に通っている。

「ねぇ、昨夜のこと知ってる?フィアットが暗闇の中、一瞬で犯行を成し遂げたんだって。」

「あぁ、ニュースでやってたね。また友達が大騒ぎしてるかなぁ。」

私たちの友達に、怪盗が好きすぎる怪盗オタクがいて、ちょっとばかりにぎやかなのだ。

「僕の父さんがね、目の前でやられたことにショックを受けてちょっと落ち込んでたなぁ。ここんところほぼ毎回大手柄の事件だったからねぇ。久々の失敗に苦しんでるのかも…。」

そうだ、裕也の父親は刑事だった。

「それはかわいそう。慰めに行く?」

「いや、いいよ。父はそういうの嫌がるんだよね。気を使われるのが嫌みたい。僕も苦労するよ。」

「大変だねぇ。あ、急がないと講義始まっちゃうよぉ。」

こうして今日も1日が始まる。


今日の1限は数学。私、理系だけど数学は全然ダメ。今日も適当に聞いておこう。

そうそう、自己紹介が遅れてたね。私は朝霧花蓮、大学1年生。私の両親はとある理由から海外で生活している。桐山裕也とは高校卒業のときから付き合い始めた。彼の父親は刑事さんで、街で起きる事件、主に窃盗等を担当している。結構優秀で犯人逮捕率が80%を超えているみたい。普通に凄いと思う、うんうん。そんな私にはもう1つの顔があるんだ。それは…

「おい、ボーっとしとるな?ちゃんと聴いておけ。」

「はっ、はいぃぃ!」

あ~ビックリした。教授に怒られちゃった。…えーっと、何の話してたっけ?ああ、私の裏の顔の話だ。そう、実は私はさっき話題になっていた「怪盗フィアット」本人なのだぁ。えっ?信じてない?まあ別にいいけど。あ、でも私の人間関係壊れるから絶対に他の人に言っちゃだめだからね。なんてったって私は勉強熱心な普通の大学生なんだから!

どうも、作者です。今作の主人公は現役女子大生の朝霧さんです。普通の大学生のような彼女にはすごい秘密がありましたねぇ。怪盗フィアット、名前考えるのって大変ですね。これからもっと複雑になっていきそうなストーリー。書き続けられるかな…。不安ですが、趣味として軽い気持ちでがんばっていきます。よろしければ応援おねがいします。

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