謎ね!
育成の尾を戦いに出るドワーフさん達に勝手に付ける事にしちゃった。
「僕がドワーフさん達の出撃シフト表を持っているから、それを見て誰に付けるか決めよう」
なぜシフト表を弟くんが持っているのか……謎ね。
ちなみに弟くんは育成の必要が無いんだって……謎ね。
「お姉ちゃん、お金がかなり貯まってきたんだけどさ。こんなに貯めてどうするの?」
どうすると言われましても……好きでやってるだけだし。
「なんか適当に使っちゃおうかな」
「適当って全く考えなかったんだね」
「う、うん」
「しょうがないなぁ〜〜僕が投資しておくよ」
「う、うん。任せたよ! さすが弟くんだね!」
とうしってなんだろう? 分からないけどお任せで!
数日後、ドンガさん王都から無事に帰ってきた。何故か大勢の人を連れて来ている。
そして、私達のお店『フォックステイル』の周りで建築工事を始めた。現場監督はモッチさんだ。
更に私達が前に住んでいた小屋に3人パーティーの冒険者が引っ越して来た。
「ねえ、シュン。畑はどうするの?」
「店の裏側でまた始めるから大丈夫だよ」
「冒険者が来てくれて良かったね」
「でも初心者みたいなんだよね。お姉ちゃん、面倒見てあげてよ」
初心者にいきなりゴブリンを倒して貰うのはキツイね。
「最初はスライムから倒すのが基本だよね」
「ここにはモンスターが居ないから。多分、お姉ちゃんのせいだと思うよ」
弟くんが言うには私の魔力が強力過ぎてモンスターはこの村には近寄らないらしい。
とりあえず冒険者達と面会してから考える事にした。
「こんにちは」
「「「こんにちは! よろしくお願いします!」」」
なんか凄く緊張して挨拶をしてくるんだけど?
「偉大な大魔導様から直接支援して貰えるなんて光栄です」
え?? あ、そうなの? ムフフ! 良い!良い!
話を聞くと戦士、僧侶、魔法使いのバランスの取れたパーティー構成だった。
「じゃあ戦士の方には特製の剣と盾を、僧侶の方には槍を、魔法使いの方には杖を差しあげます。後で店へ取りに来て下さい。毎朝、ドワーフさん達に強化魔法を掛けてますので、そこに来たら一緒に魔法を掛けてあげますよ」
「「「「ありがとうございます!」」」
装備に付与魔法と呼ばれる魔法を掛け、装備者に強力な支援効果を与える事にした。
銅の剣と槍に攻撃力アップの魔法を付与、盾に防御力アップの魔法を付与、杖に魔法攻撃力アップの魔法を付与。
これでいいでしょ!!
やりすぎるとまたゴブリンが吹っ飛んじゃうし!
「お姉ちゃん、冒険者管理システムに冒険者さん達を登録するからギルドを作ったよ」
冒険者管理しすてむって何!?
「あ、そ、そう? うん! 任せた!!」
「お姉ちゃんがギルドマスターね。ギルドの名前は『フォックステイル』にしてあるから」
こうしてドワンゴ国に冒険者ギルドが出来た。と言ってもお店に掲示板があって、弟くんがモンスターの素材を買い取るだけみたい。
一応、世界共通の冒険者カードの発行とかも出来るんだって。そういった色んな事が冒険者管理システムみたいだね。
いつの間にそんな物を導入していたのかは……謎ね。




