表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢人〜Dreamer〜  作者: chro
16/33

14.恋愛事情

◆クラン



 やっと終わったぁ!

 今日は朝っぱらから夢解(ゆめとき)をして、昼過ぎに終わったところでもう一件入った。たて続けに二件ってのはいいんだけど、昨日と今日の二件目で“獣”の連チャンってのは勘弁してほしいぜ。

「さぁて! じゃんじゃん飲んで、じゃんじゃん食うぞ!」

 もちろん帰りは『エーミル』だ。着いたときにはすでに閉店ギリギリの時間だったから、店にはほとんど客が残っていない。ビールと一緒にありったけのメシを注文したら、料理を運んでからエリィちゃんがテーブルに来た。

「お二人は、明後日の“水の日”もお仕事ですか?」

「んぐ? さぁなー、いつ仕事が入るかわかんねぇけど。どうかしたのか?」

 エリィちゃんは遠慮がちに、ポケットから四枚の紙切れを取りだした。なんだ? “ウィロー水族館オープニング記念イベント”?

「あの海上水族館か。あれはずいぶん揉めたな……」

 おーい、リーフ〜。「え? 誰が揉めたんですか?」

「あぁ……議会がいろいろ揉めたと、新聞にあった」

 こいつ、最近たまにうっかりこぼすことが多くなって、オレの方が落ちつかねぇ。かなり気が緩んでやがる。エリィちゃんがそういうことにこだわらねぇのと、役者なみにうまくごまかしているからいいものの、オレはバレても知らねぇぞ。

「叔父さんが知り合いの人からもらったチケットを、私にくれたんです。イオリちゃんも誘ったんだけど、四枚あるからお二人もどうかなって思って」

「いいじゃん、行く行く! な、リーフ?」

「仕事の休みはとれるだろうが、シアを一人で留守番させるのはな……」

「あ、ごめんなさい! そうですよね……」

「おい!」

 ったく、この朴念仁(ぼくねんじん)が! うつむいたエリィちゃんに笑っておいて、リーフを店の外へ引っ張り出してやった。

「お前はバカか!? なんであんなこと言うんだよ!」

「シアを一人で置いておくわけにはいかないだろう。それにあのオープニングイベントには、俺を知っている者も招待されている」

「シアは屋敷に預けとけ。お前は変装すればいいだろ」

「なぜ、お前がそんなに怒るのだ」

「本当にバカだな。エリィちゃんはお前と行きたいんだよ。わざわざオレらまで呼んで誘ったなんて、あのコにしちゃ上出来じゃねぇか」

「エリィが……?」

「それともお前、エリィちゃんが他の男と行ってもいいってのかよ?」

「……わかった、俺も行こう」

 こいつ、どう見たってエリィちゃんに惚れてるくせに、油断なのかマジでわかってねぇのか、世話のかかるヤツだぜ。言っとくけど、オレはこいつじゃなくてエリィちゃんのためにやってるんだからな。

「ごめんな、エリィちゃん! こいつが酔ってわけのわかんねぇこと言ったけど、外で酔いを醒ましたら話がついたから」

「え? まだ一口も飲んでないんじゃ……?」

「じゃぁ疲れてボケてたんだ! うん、細かいことは気にするなって。とにかく二人ともオッケーになったからよ」

「いいんですか?」

「当然だろ。たまにはダブルデートもいいって、こいつも喜んでるぜ。なぁ?」

「あぁ、まぁ、そうだな」

「デ、デートだなんて! そんな、あの……」

「ん、どうした? やはり、俺は行かない方がいいか?」

「い、いえ! あの……楽しみにしてます」

 んー、いいねぇ恋って。いつもリーフの皮肉をずばずば返すエリィちゃんが、こういうときは恥ずかしがって真っ赤になるんだからなぁ。本当はオレが口説きたいところだけど、オレにはイオリがいるからな。お前に譲ってやるからしっかりやれよ、相棒。


「おー、あれかぁ」

 リシュトの西地区、港のそばの海岸に突き出した長い桟橋の先に、ドーム型の建物がぽっかり浮いていた。真夏の日差しを反射して、海坊主みたいにテカテカ光っている。防波堤の角で、港からも沖からも中途半端な距離だ。あんなところじゃ確かに船の通行の邪魔になるし、潮流も変わっちまうだろうから、そりゃ漁業組合も怒るわな。

(今日は百人限定の特別イベントなんでしょ? そんなすごいときに来られるなんて、エリィちゃんのおかげだね!)

「私もみんなと出かけられて、うれしいわ」

 本当はリーフと、だろ〜? 「あいつもバッチリ張りきってるぜ。ククク」

「……これでも苦労したんだぞ」

 リーフは昨日の晩から金髪に染めた髪を後ろで束ねて、帽子とサングラスで顔を隠して、(高価な服しか持ってないからなんて嫌味をぬかしながら)オレのシャツとジーンズを着てきた。イオリもエリィちゃんもすぐには気付かなかったけど、オレに言わせればこいつの雰囲気からはあまりに浮いていて、かえって怪しいぞ。

(リーフさんがそんなラフな格好をするなんて、初めてだからびっくりしちゃった。なんだかアイドルか俳優みたい!)

「お、おかしいか?」

「そんなことないですよ。私はいつもの黒髪の方がいいと思うけど……明るくてこれもいいかも」

「オレの服のセンスがいいんだって」

 シアの方は、案外簡単だった。やっぱり最初は一緒に行きたいって言ったんだけど、リーフとエリィちゃんの大事な一大イベントだって言ったら、

「リーフにはシアワセになってもらわなきゃね〜」

 なんて言って、それ以上は何も訊かずに、にんまり笑って了承した。あのませガキ、リーフよりずっと大人だ。これじゃ、どっちが保護者かわからねぇぜ。


 屋上の展望台でのオープニングセレモニーは、オレ達が行ったときには最後の挨拶が終わりかけていた。知り合いがいるのにビビッたリーフが、なんだかんだと時間稼ぎをした結果だ。どうせ、お偉方の話ばっかだろうからいいけどよ。

「せっかくなんだから、最初から見たかったなぁ」

「いいではないか。それより早く下に行こう。めずらしい魚がたくさんいるそうだ」

 がっかりするエリィちゃんをうまく丸め込んで、リーフはさっさと二階と一階の水族館コーナーに向かわせた。

(リーフさん、なんか慌ててない?)

「さぁな。じつはあいつ、魚マニアなんじゃね?」

 人の気持ちに敏感なイオリは、不自然な違和感に気付いていた。まさか、大臣(じぶん)にも来ていた招待状をシカトしてきたとまでは思わねぇだろうけど。

「わぁ、大きな魚! 三メートルくらいあるのかしら」

「あれはウィローフィッシュというそうだ。この水族館の名前の由来だな」

「大きくて堂々としていて、リーフさんみたい。ほら、あの黒い目としっぽのところなんか、そっくりですよ」

「そうか? では、お前はあのエンジェルフェザーという魚だな。寄り添うように泳いでいる姿が優しい色で癒される」

「そ、そんな……もう、リーフさんったら……」

(らぶらぶだねー)

「……だな」

 ったく、見てるこっちが恥ずかしくなるぜ。オレとイオリを完全に無視して、二人の世界に行っちまってやがる。オレがいつもコテンパンにやられている皮肉も嫌味もないなんて、もう末期症状だ。

(いーなぁ。エリィちゃんのあんな幸せそうな顔、見たことないわ)

「じゃぁ、オレ達もらぶらぶするか?」

「……ッ!」(ク、クランったら! もうっ!)

 肩を抱いただけでイオリに目で怒られたから、仕方なく手をつないでおくだけにした。今さらそんなくらいで恥ずかしがることねぇのになぁ。ちゃんと付き合うことになってからは、いっつもくっついてるし、森でもあんなことやこんなこと……

(クランッ!!)

 腕を振り上げたイオリは、もし声が出ていたら陸まで聞こえる勢いで、顔は今にも爆発しそうなくらい真っ赤だった。うーん、オレ達のらぶらぶっぷりをご紹介できねぇのは残念だけど、これ以上怒らせたら本気でヤバいから、ここらへんにしておくか。

「あら? あなたは、もしや?」

 なんだ、なんだぁ? 黒服の一団が通りかかったと思ったら、その中に囲まれた目の醒めるようなとびっきりの美人が、リーフの方をジロジロと見ていた。あちゃー、あれってもしかして……。

「クラウス様ではございませんか?」

「……人違いでしょう」

「いいえ、いつもとお姿が違いますが、わたくしにはわかりますわ」これのどこでわかるんだ? 「あなたも招待されていたはずなのにご出席なされていなかったから、ご病気ではないかとご心配申し上げておりましたわ、クラウス様」

「失礼ですが、あなたを存じ上げません。俺はリーフ=ソルクという名前です」

「リーフさん、お知り合いですか?」

「なんですの、あなた?」

 うわぁ〜、せっかくのいいカンジが、いきなり修羅場になったぁ……!

「わたくしはミラヴィ=アマニア=アル=ラウフェイです。まさかラウフェイ侯爵家の者を知らないとは驚きましたが、あなたはどちらのご令嬢で?」

「あの、私は……」

「いい加減にしていただけませんか。彼女が何者でも、あなたには関係ないでしょう」

「関係ならございますわ。わたくし達、近々婚約を発表する予定だということを、お忘れになられましたの?」

「えっ……!?」

 おいおい、マジかよ。息を呑んだエリィちゃんだけでなく、オレとイオリまで二人を何度も見比べた。

「何度も言うように、人違いだ。これ以上おかしな言いがかりをするようなら、しかるべき筋に持ち込ませてもらうぞ」

「ま、まぁ。わたくしはそんなつもりでは……」

「では、もう用はないだろう。俺たちはこれで失礼する。行こう」

 うわ……リーフがあんなに怒ってるの、初めて見たぜ。呆気にとられていたイオリとあわてて追いかけながら、ちょっとだけふり返ったら、美人の姉ちゃんも呆然としていた。あの姉ちゃんもあいつの変装を見破るなんて大したもんだけど、それよりもエリィちゃん、大丈夫かな……。

「すまない、エリィ。おかしなことに巻き込んでしまって」

「い、いえ……あの、さっきの人は?」

「彼女とはまったく何もない。それは本当だ」

「そう、ですか。でも……」

「お前は何も気にするな。もし今後、彼女に何か言われたり絡まれたりするようなことがあったら俺に言え」

「う、うん……」

 あぁー、もう見てられねぇよ。

「イオリ、エリィちゃんを頼む。オレらはちょっと……アイスでも買ってくるわ」

(またケンカしちゃ駄目よ)

 そいつは保証できねぇから、肩をすくめただけで答えなかった。一回ぶん殴ってでも言ってやらなきゃ、あの朴念仁には一生わからねぇみたいだからな。喫茶コーナーに二人を待たせておいて、オレはまたリーフを引っ張っていった。

「なんだ、今度はどうしたのだ」

「どうもこうもねぇだろ。婚約なんかしててエリィちゃんと付き合うなんて、どういうつもりだ」

「俺は婚約などしていない。父親の侯爵が勝手に話を進めようとしているだけだ。それはエリィにもさっき説明した」

「あのなぁ。お前、エリィちゃんのこと、どう思ってんだ」

「どう、と言われても……」

「好きなんだろ? 今さらしらばっくれんなよ」

「好きか嫌いかと言われたら、好きだ。しかし、恋愛の感情というものがよくわからない。ただ……そうだな、誰よりもそばにいたいと……」

「それを好きって言うんだ。お前はなんでもむずかしく考えすぎなんだよ。そのくせ、エリィちゃんの気持ちは全然わかってねぇ。最悪だな」

「本当は誤解だと説明したいが、それを言うと彼女が知り合いだとわかってしまうから、仕方がないだろう」

「そうじゃなくて、そんな説明くらいでエリィちゃんの不安が消えると思ってるからバカだって言ってんだよ! あんな美人見せつけられて、婚約うんぬんまで聞かされて、知らねぇって言ったくらいで『はいそうですか』なんて納得するわけねぇだろ!」

 初めからこうなるだろうことはわかってたから、人のいないところへ連れてきて正解だったな。いくら言ってもわからねぇなら、ぶん殴って目ぇ醒まさせてやるまでだ!

「お前がはっきりしねぇから、好きな女の一人も安心させられねぇんじゃねぇか!」

「ぐっ……お前こそ、毎日どこかの女性に声をかけ出歩きながら、イオリをいい加減な気持ちで振りまわして、どういうつもりだ!」

 ぐあっ! まさかこいつが怒鳴るとは思わなかったから、右ストレートをもろに喰らっちまった。

「オレはいい加減なんかじゃねぇ! あいつのことが一番大事なんだよ!」

「いいや、お前はイオリに甘えているだけだ。彼女はいつも笑っているが、お前が何も話さないことをどれだけ不安に思っているか、考えたことはあるのか?」

「それは……」わかってるさ。でも……。

「さっきもなぜイオリが嫌がっていたか、気付いたのか? 昔から、話せないことでまわりに心ないことを言われたのだろう。今も人の目が気になって怯えているからこそ、一人で町から離れているのだ。しかしお前を慕うあまり、いつも大勢に囲まれているお前に人前で親しくされる自信がないのだ。自分にはそんな資格はない、とな」

「んなこたぁ関係ねぇ! あいつを悪く言うヤツは、オレがぶっ飛ばしてやる!」

「お前はそれでよくても、彼女が困る。その言葉を言ってやるだけで、イオリは安心できるのだぞ」

 それができれば……。「オレにも、事情ってもんがあるんだよ!」

 オレ達が同時にもう一発と拳を固めた瞬間、間にイオリが割り込んできた。

(ケンカは駄目だって言ったでしょ!)

 手話をする手の勢いの方が、今にも殴られそうだった。エリィちゃんまで、泣きそうな怒鳴りそうな顔をしている。

「これはケンカじゃねぇよ。このバカヤロウが人の心ってもんをまるでわかってねぇから、教えてやってたんだ」

「俺もこの自分勝手な男に、少しは人を思いやれと教えていたところだ」

(もうっ、わかってないのは二人ともよ! 私もエリィちゃんも、そんなつまらないことで殴り合ってほしくなんかないの! クランが何も話さないのも、リーフさんが何か隠しているのも、私たちとっくにわかってるんだから!)

「それでも何も言わなかったのは、二人を信じているから……いつか、心の整理がついたら話してくれるんでしょう?」

 イオリのものすごい剣幕とエリィちゃんの静かな説得力に、オレもリーフも言葉がなかった。

(ほら、反省したら、ごめんなさいは?)

「ご、ごめんなさい……」

「私たちじゃなくて、お互いに」

「……ごめんなさい」

 『夢殿(ゆめどの)』のエースと伯爵サマは、完全に女たちの言いなりだった。殴り合いをしてまでお互いに説得しようとしていたオレ達って、いったい……。別の意味でも、近くに誰もいなくて助かった。

(じつを言うと、本当はちょっと気になってるけどね)

「誰でも秘密の一つや二つはあるわ。私たちだって……ね?」

(ねー)

「な、なんだよ、それ!? 秘密なんかあったのか!?」

 したたかな女たちは、おかしそうに笑い合っていた。こいつらが一番怖いよ……。隣を見たら、相棒も目でうなずいていた。

「あら? そこにいるのは、もしや?」

 さっきと同じようなシチュエーション……でもこの声、このおぞましい寒気は……!

「やぁっぱり! クランちゃんじゃない!」

 やっぱり……キャサリン! いきなり後ろから問答無用に抱きつかれて、足の指先から頭のてっぺんまでゾゾ〜ッと鳥肌が立った。

「あ〜ん、こんなところで会えるなんて、やっぱり運命だわ!」

「な、なんでお前がここにいるんだよ!」

「あたし達が運命の赤い糸で結ばれているからに決まってるじゃない!」キャサリンのウィンクは、下手な兵器より殺傷力がある。「っていうのはもちろんだけど、あたし、ここの館長なのよん☆」

「あぁ、あなたがラザルス博士ですか」

 これを見てもニコリともしないリーフが、まじめな顔で口をはさんできた。

「あ〜ら、あなたもいい男! でも、そのダサい本名で呼ばないで。あたしの名前はキャ・サ・リ・ンよ☆」

「リーフ、こいつを知ってるのか?」

「お前こそ知らないのか? 彼の論文のほとんどが世界基準になっていて、レヴォン自然科学賞と物理学賞の常連と言われる天才、自然環境分野の世界的権威だぞ。五,六年前の交通事故以来、学会や表舞台からは引退したと聞いたが」

 どんなにすごい天才でも、オレにとっちゃただのオカマだ。

「そーなのよ〜。あんな堅苦しいちまちました世界に閉じこもっていちゃ駄目だって、あの事故で気付いたの。ついでに、あたしは本当は女として生きるのが真実のさだめだってことにもね! 人生を悟ったのよ」

 悟りすぎだ……。

「ここの仕事も嫌々引き受けたんだけど、クランちゃんに会えたんだからラッキーだったわぁ!」

「俺も、こんなところで博士にお目にかかれるとは光栄だ」

「そんなに言うなら、どこへでも持ってってくれ……」

「んもう、恥ずかしがっちゃって! あたし達は、いつでもらぶらぶじゃない☆」

「んなわけねぇだろ!」

「ほう。クラン、お前“そっち”の趣味もあったのか」

「なっ……てめぇ!」

「浮気していたなんて、ひどい。イオリちゃんがいるのに」

「ち、違うんだって! なぁ、イオリ?」

(行こ、エリィちゃん)

「クランさん、最低」

 思いきり冷たい視線を残して、イオリとエリィちゃんはさっさと行っちまった。リーフが小声で「さっきの仕返しだ」って言って、めちゃめちゃご満悦の笑顔で後に続いた。お、覚えてろよ……!

「ねぇ、クランちゃん。せっかく二人きりになれたんだから、一緒にデートしましょ☆」

「いーやーだぁーッ! 誰か助けてくれー!」

 人がいない一角なんだから、誰か通りかかるわけもなく。せっかくの楽しいデートが、まさかこんなオチなんて……“獣”より恐ろしい悪夢だぁーッ!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ