お城で☆大ピンチ
とりあえず、進んでみる事にした。
「ここがお城!?」
「おまえが作ったんだろうが。」
「作りかけだけど。」
「・・おまえの物語では、このまま、中に入るんだな。」
「うん。でもその先考えてない。」
「これから考えろ。」
「じゃぁーじょおーさまが来て、ご飯もらう。」
「おなかすいたのか。わかった。でも、それまでに、
変なご飯を想像すんなよ。」
「・・分かってるぅもん。」
明らかにその顔は、分かってませんでしたと言っていた。
ギィッッ
「こんなドアの音想像してたのか?
自動ドアとかのにしとけよ。」
「あじけあっていいじゃん。」
「・・本当は怖いくせに。
いますぐ中を綺麗に想像しろ。」
中はすごく綺麗だった。
すると奥から、女王様が来た。
「食事をどうぞ。」
い、いきなりこの展開!?
「どうも。」
あむあむ
「美味しいなぁー☆」
「バカたれ。こんな変なストーリーあるかぁっ!」
「いーじゃん、いーじゃん♪
でもさ、全然怖くないね。実は女王様は悪だったとか・・」
「アホッ!そんな事考えたら・・」
くらぁっ バタンッ
二人は倒れてしまった!!
そう、ご飯のなかに毒が入っていたのだ!!
フフフッ
女王の声が、甲高く響いた。