月並みのみこと、との対話
第3話: 月の神との対話
宇宙の輝く星々を背に、
私は月面を歩く。
この静寂の中で、
月並み命の幻影が再び現れる。
彼女の姿は幽玄で、
月の光に包まれている。
「道真よ、
この月には古くから多くの
物語が刻まれている。
月の歴史を知り、未来を想うことが、
汝の詩に深みを与えるだろう。」
彼女の言葉に導かれ、
私は月の未知の地を探検する。
岩々は異世界の風景のようで、
月の壮大さに心が震える。
「面白い発見だね、道真。
でも、地球の引力に慣れた体には
厳しいかもしれないね。」
ヒカリの声が宇宙船から届く。
彼女はいつも現実的な視点で私を支えてくれる。
月並み命との対話は続き、
彼女は月の過去と未来を語り始める。
「道真よ、この月はかつて
地球と一体であった。
そしていつか、
人々は月と地球を再びつなぐだろう。」
私はその言葉に深く思いを馳せる。
月と地球、遠く離れていても、
いつかまた結ばれる運命にあるのだと。
「月並み命、あなたの言葉は
私の詩の新たな源となります。」
私は月面で詩を紡ぐ。
無重力の下、
詩の言葉は宇宙へと響き渡る。
「月よ、静かなる君の歴史を、
地球の子らに伝えん。
遥かなる夢と希望を乗せて。」
ヒカリの現実的なアドバイスと、
月並み命の神秘的な言葉が、
私の心と詩を豊かにしていく。
この旅は、私にとってただの冒険ではない。
それは、宇宙と和歌が融合した、
かつてない詩的な旅なのだ。
第4話へ続く…
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