月面のホコリに悩まされる
第2話: 月の光と詩の響き
宇宙の深遠な闇を抜け、
ついに私の船は月に着陸する。
この不思議な土地に足を
踏み入れる瞬間、
私の心は高鳴る。
月面に立つと、私は笹の枝を手に取る。
しかし、無重力のため、
笹の鈴は静かに揺れるだけで音を立てない。
不思議な感覚に包まれながら、
私は月並み命に捧げる詩を詠み始める。
「静かなる月の夜に、鳴らぬ笹の鈴、
心に響くは遥かなる地球の歌...」
私の声が月の静寂に溶け込む。
突如、ヒカリの現実的な声が割り込む。
「道真、美しい詩だけど、
月面のホコリに気をつけて。
詩を詠むのもいいけれど、
安全第一だよ。」
ヒカリの言葉に頷き、
私は周りを見渡す。
月面のホコリは船や装備に
影響を与える可能性がある。
それでも私の心は詩と
月の美しさに引き寄せられる。
そんなとき、
再び月並み命の幻影が私の前に現れる。
「道真よ、月の神秘は深く、人の心を動かす。
汝の詩はその神秘を伝えるものとなるだろう。」
私は深く月並み命の言葉に感じ入る。
彼女は私に月の魅力を教え、
詩のインスピレーションを
与え続けてくれる。
月の壮大な風景に囲まれながら、
私は詩を紡ぎ続ける。
月の地平線に沈む地球を見つめ、
私は新たな詩を思い浮かべる。
「遠く離れた故郷を見つめ、
心は懐かしさに震える。
月よ、汝は遥かな旅の友となりし。」
私の詩は、
月の神秘と地球の美しさ、
そして宇宙の広大さをつなぐ
架け橋となる。
ヒカリの現実的なアドバイスと
月並み命の神秘的な言葉が私を導き、
この宇宙の旅を豊かなものにしてくれるのだ。
第3話へ続く…
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