第五話 決意
ミラディアを倒してから1日経った。
俺達はあの後迷宮を抜け出したが…最後にゴールし、『俺達は神を殺していた』そう先生に言い訳もしたがそんな事信じて貰えず0点と言う儚い結果に終わった。
俺の中では100点満点やな。ミラディアを仕留めれたのはこの先,大きく変化するだろうか。
俺はいつも通りフードを被り,学院に通った。
先生『えー昨日の結果なのですが。』
『中々に接戦だったので1位と最下位を発表します。』
最下位だと?そんなもの3位まででいいのに。何を考えている。
まぁ口答えしても意味無いだろうけど…我慢しますか……。
先生『1位はこのクラスで最も強く位の高いチーム。』
『音那君のチーム!!』
そう言えばクラス一同は音那という人物のチームを一斉に見た。
あれが最も強い?まだ色夏の方が強いと思うが……。
俺は音那という人物を見た。
よく見えなかったが。頬に傷があり,目のマークが✴の目のマークがあった。
そんな彼はニコニコと笑いながら手を小さく振る
支配『音那?誰だそいつ』
色夏『んーと,このクラスで最も強い人物よ。まぁ貴方には及ばないけど……。』
支配『色夏の方が強いと思うが』
色夏『その筈何だけど……。ほら、洗脳されてた時もあったし,位の高いから何か裏と組んでいる気がするのよね……。』
確かに最初は洗脳されていたが……,それだけでは奴に負ける事は無いはず……。
魔力量は確実に彼女の方が上だ,隠しているのなら,何かと組んでいるのなら辻褄が合うな。
俺はゆっくりと音那チームに拍手をし
先生は少し厳しい顔になりながら、最下位の発表
先生『そして,最下位の色夏チーム。』
『また最下位ですよ,色夏』
色夏『はい……気おつけます。』
支配『……?』
流石に態度の差がおかしくないか?
彼女は俺と2人チームだ最下位になる事なんてあっていいだろう。
それにまた最下位……?チームは俺達以外居ないはずだが……,まさかだと思うが1人でやらされてた訳では無いよな。
俺はますます疑問に思い考えた。
そんな事を考えていながらまたよく分からない授業が始まっていたようで,もう終わりを遂げていた。
そんなに支障は出ないから大丈夫か。
そんな事を思いながら色夏と共に学院を出る。
支配『また最下位と言われたが,あれはなんだ?』
色夏『あ,えーとね私1人で行動してたの,他のチームとは意思疎通が出来ないからそれでいっつも最下位。』
支配『それで先生があんなに態度変えるとは先生も変わった馬鹿だな。』
(やはり1人チームか,そんなもの協力試験など言われたら確実に負けるに決まっている。
何を考えているのか。
そんな事を考えながら俺達はまた色夏の家へと歩く,彼女は何か切り替えたかのように俺の見た。
にこりと顔にだし)
色夏『今日のご飯何がいい〜?』
そんな事を聞いていた、彼女の料理は絶品だ。
俺は迷いながら元気そうに上を見た。
『ん〜』と迷いながらも俺はハッと思いついた。
支配『そうだな〜』
『オムライスが良い。』
俺はオムライスと支配者とは思えない可愛らしい言葉を言った,それを聞いた色夏は『え〜?』と少し笑いながら言ってきた。
彼女は少し心が落ち着いてきたようだ。
色夏『じゃあ早く帰らないとご飯柔くなっちゃうね!』
彼女走り出し,急にグルっと振り返る。
その姿は凄く笑顔でショートの髪がサラっと揺れた
俺はそんな彼女を見て,少し照れ隠しをする。
そして俺は鼻で笑い,彼女の目を見て
支配『嗚呼、そうだな!』
そう言えば俺も走り出し,彼女の元へと急ぐ、こんな平和な毎日が―――
―――ずっと―――
―――ずっと―――
―――続いて欲しい―――
俺は初めてそう思った。こんな不思議な経験は自分自身で変に感じた。
彼女と居るのが良い,ずっと守り続けたい。そう思うばかりだ。
俺達は日が沈む中,街灯に照らされ歩く。
数分後,俺は彼女の家に付き家に上がる。
彼女はそのまま俺のリクエスト『オムライス』の準備を進める。
俺はその間に,シャワーを浴びる。
✴
―――???―――
場面は1度変わり
全く外見も分からない黒闇に包まれた城が在った。どうやら中で何が開かれている。
長い会議用テーブルがあり,椅子の数は20その椅子に19の人が座っていた。
人席は空,そんな中1人の人物が話し出す。
全知全能 ラグエルだ
ラグエル『██様…この度はこのような会議を開かせていただき誠にありがとうございます。悲しい知らせがありこの会議を開かせてもらいました』
???『何,例を言うまでもない。それで?悲しい知らせと言うのは?』
ラグエルは深呼吸をして,少し汗を垂らす。
何があったのか、そして口を開く
ラグエル『我々……。神々の仲間……』
『空間を司る者 ミラディアがやられたという報告が入りました……。』
そんな事を言えば???と他の17の人物が驚き。
???は『まさか』と言わんばかりの顔でテーブルをドンと叩いた。
???『やはり彼奴か……!!』
『黒いコートを身につけ顔を常に隠している男……!!』
『おのれぇぇぇ!!我々の学院に入り込むなど、虫唾が走る……!!』
『式破支配……!!』
『今日はもう会議を移す明日から彼奴を仕留める為の緊急会議だ。』
『良いか?ラグエルと他の奴らも』
18人の謎の人物達『はっ!』
???は相当キレており緊急会議が開かれた。
その内容は……3ヶ月後……★●▼■※にて●▼▼■>●を実行する。
文字が化けて内容は分からない,だが3ヶ月後に何が起こる。
✴
場面は戻り
色夏の家。
俺達はオムライスをパクパクと食べていた。
色夏『美味しそうに食べるね?』
彼女はニコニコしながら俺に言った
こんなに美味しければ,美味しそうに食べててもおかしくない
彼女はやはりこの時だけいつもとは違う笑顔を出している。
それが何なのか俺には分からなかった。俺はペロリと完食し、欠伸をした
支配『いやー美味かったよ。』
『本当に美味しいよ』
俺は彼女の事をまた褒める。
美味しいものには何度も美味いと言ってしまうものなのだろうか
そのまま椅子から立ち上がり窓から暗闇に包まれたぐらい暗い外を見つめる。彼女はそれを変に思い俺に話しかける
色夏『どうしたの?』
支配『いや……何か噂されているような気がして。』
色夏『そんな訳……。学院にも偽の名を使っているから大丈夫だと思うけど』
俺は何か俺の事を呼んでいるかのように感じた,ふと俺は考える。一つだけ思い当たる節が有った。
ミラディアを殺した時……俺は名を公開した。それに彼奴を殺せるのは俺ぐらいしか居ない。
誰かと協力していたのならば……,俺の名は今広まり掛けているかも知れない。
まぁ推測だが,何か嫌な予感がした。
俺はそんなの忘れてまおうと寝室に行き布団の中に入った。
彼女は少し心配しているようだった。
俺はぐっすりと眠る
次の日……。
俺は目が覚め,何か無いかとリビングに出る。
そこには色夏が居た,いつの間にか起きていたようで。
色夏は俺の方を見た
色夏『あっ!おはよう〜』
支配『おは〜……。』
少し寝ぼけながらリモコンを手に持ち,TVをつけた。
最初に映ったのは
『式破支配は転生してきており,ストゥレイター学院に侵入している!?』
俺はそのニュースを見て、一瞬で目が覚め,色夏もそのニュースを見た
色夏『え?式破の名前が……。』
支配『どういう事だ?いや、おかしい。名を教えているのはミラディアとシド共だが、全員倒したはず……。』
『やはりミラディアと戦ったのが原因か?』
マズイ事になった。これでは学院には行けない,だが行かなかったらますます怪しまれる。
行くしかない……,学院に……。
俺は覚悟を決めた。ここからは隠し事じゃない,俺の命を懸けた勝負だ。
俺は色夏が作ってくれた朝飯を食べ,色夏と共に家を出た。
支配『……。(俺はどうなってもいい、色夏だけは守り続けたい)』
そう思うばかりに歩み始めた。




