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第二十話 永遠なる眠り。

- 第二十話 永遠なる眠り。 -

街中は炎で包まれ、其の街の真ん中には全知全能ラグエルが服に血がついている状態で立っていた。そして、ラグエルは後ろを振り返る。そこには血塗れになったショウザンが居た。ショウザンは右腕を左手で抑え,右腕をラグエルに向けては。


【ぁぁあ"ぁ"ぁ"!!!!】


辺りに亜空間を作り出し大量の剣を亜空間から解き放ったのだ。ラグエルは四方八方から剣が飛ばされ為す術無いと思うはずだが……。奴は衝撃波だけで剣をかき消したのだ。ラグエルはそのまま無言でショウザンに向けて落雷を落としたのだ。ショウザンは上を見上げ当たる寸前だった……。



時は戻り,全知全能ラグエルの前にショウザン,モモ,イムの3人の人が目の前で戦闘態勢に入っていた。ラグエルはブラックホールを圧縮し,3人に解き放つ。3人はそれぞれ避けては3人同時に攻撃を仕掛ける。


【貴様をここで倒し全知全能になる!!】


〈式破様の命令に従うまで!!〉


[平和を取り戻す!!]


ショウザンは上空から亜空間を展開し無数の槍を飛ばす。後ろからイムが物理法則を操作し稲妻を平行に飛ばす。

モモは概念を操り,目視不可能な斬撃を吹き飛ばす。だが、そんな中笑う者がいた。その声はラグエル。


〘そんなもの。悪あがきに過ぎん!!〙


ラグエルは何かを振り払うように右腕を振る。すると、その風圧で解き放たれた攻撃が全て吹き飛んだのだ。しかも,能力を使用した3人の元へ正確に返されている。物理法則を操作したのだろう。その速度は光速を遥々越えており0秒並の速さへと加速していた。

3人は跳ね返ってくる光速を越えたスピードに追い付けず3人は地面へと倒れ込んだ。


【何だ……。何が起こった……!?】


〈自分には何も目視出来なかった。〉


[ウグッ……。ッッ。]


3人は中々にダメージを負っており、立ち上がるのに時間が掛かる。数分立てばゆっくりと立ち上がりラグエルを見つめた。


〘全ては「行動」がトリガーだ。其れを越える者は決して居ない。「理屈や理」の存在は遥か昔に能力と共に消え、「真実」はこの世には存在することは無い。もし居るのならば奴はどんな能力を持とうと勝てないだろう。つまり、我が1番なのだ!〙


ラグエルは真の能力を明かした。それを聞いた3人は驚いた顔を見せる。


【「行動」の存在……!?】


〈支配順位の「真実」から三番目の!〉


[あらゆるものは行動に含まれる……。例えオートでもどんな事でも……。]


3人は青ざめた顔に変わり、唾を飲み込むと何かを決意した顔に変わる。


【だが!式破が来るまでは,死なぬ!!】


【(心の奥底から全力で魔力を引き出せ……。限界を超えろ。心の底から!!)】


ショウザンの体は闇のオーラで身体中が包まれていく。魔力をオーラで具現化したものらしい。これがショウザンの全魔力。さっきとは比べない程の威圧が漂う中,イムとモモも限界を超え辺り中がオーラで包まれているようだ。


〘其れがお前らの全魔力か。弱過ぎるぞ!!〙


ラグエルは一瞬にして3人の目の前に現れる。そして,標的はモモだった。

2人は必死で守りに行こうとしたが。

本当に……本当に何故か、行動に移せなかったのだ。モモも同じだ。行動に移せないままラグエルの攻撃をサンドバックのように喰らい続ける。


【行動に移せない!?】

〈ッッ!?動け!動け!〉


[ッッ……なんで……こう…なるの…。]


〘終わりだァァ!!〙


ラグエルはモモの心臓に向けて手を貫いた。底には丸い球がラグエルの手の平にある。根源だ。モモは吐血しながら大量の血を流す。顔色も変わり今にも死にそうだった。


[皆……。ごめん……ね。]


そう言い残しモモの根源はラグエルによって握り潰された。その瞬間,モモの目の光は完全に消え。力も抜けて行った。ラグエルはそのまま手を抜き,モモを地面へと叩きつけた。イムとショウザンは言葉が出なかった目の前で仲間が殺され,行動にも移せない。何が起こったのが分からなかったのだ。


〘やはり我こそが不滅!お前らはさっき,絶望や驚いた顔を見せた!心のどこかには弱みが現れたのだ。その時点でお前らは負けなのだ!「行動」そのものに移せなくさせるからな!〙


ラグエルは弱みを吐いたり思ったり。絶望したりすると発動する。「行動」に到達しなくなるもの。そのせいで皆は動けずに居た。だが、1人殺すぐらいの時間しか持たなく、到達させなくするにはもう一度弱みを吐かせなければならない。


【許さぬ!!死ね!!】


ショウザンは怒りのあまり,亜空間を街中を囲うような量を展開し炎や水,雷などを放ち,剣や槍,矢を解き放つ。

街中に直撃したりするので辺りは大爆発,辺りは燃え盛り,ラグエルに一撃でも入れようとした。


〘怒りに任せたその行動!!貰った!!〙


ラグエルは飛んでくる攻撃を「行動」のトリガーを発動させ全て無効化する。そして、怒りが発生すると僅かな隙がかよく生じる。そこを叩き込む気だ。ラグエルはショウザンの腹目掛けて拳を振りかざす。ショウザンは対応出来ず,死ぬ瞬間だった。横から何者かに押されたのだ。そして,ショウザンは横を見ると,イムがショウザンのいた位置に移動していたのだ。この瞬間辺りがスローモーションになったように感じた。イムはショウザンの事を見つめ,微笑んだ。そして、イムは腹と一緒に根源を抜き取られて地面へと倒れた。

ショウザンはすぐに駆け寄る。イムは咳をしながら掠れた声で途切れ途切れながら言う。


〈すまない……あ…と……たの……んだ〉


【イム!しっかりしろ!】


イムは目の光を失い根源も破壊され息を引き取った。ショウザンは言葉を失い,ゆっくりとラグエルを見つめた。

血塗れになったショウザンは右腕を左手で抑え,右腕をラグエルに向けては。


【ぁぁあ"ぁ"ぁ"!!!!】


叫び声とともに辺りに亜空間を作り出し大量の剣を亜空間から解き放ったのだ。ラグエルは四方八方から剣が飛ばされ為す術無いと思うはずだが……。奴は衝撃波だけで剣をかき消したのだ。ラグエルはそのまま無言でショウザンに向けて落雷を落としたのだ。ショウザンは上を見上げる。そして落雷が直撃しショウザンはふらつく。そして倒れる寸前,ラグエルは根源のある場所を正確に貫き上に持ち上げた。そしてショウザンは意識が朦朧とする中。ラグエルの後ろには何が居たのだ。紫の髪色……。式破だ。ラグエルと気付かず頭を蹴られショウザンから手が離れショウザンは地面に墜落しそうになったが式破が受止めた。


「ショウザン!?どうしちまったんだ!?」


俺は必死に声を変えるがショウザンは呼吸をする事に精一杯だった。俺は蹴り飛ばした人物が分からなかったし何が起きているのか分からない。そして,ショウザンが俺を見ながら言ってきた。


【式破……。お前が来るまで耐えた…ぞ。】


そう言い残しショウザンは息を引き取った。俺は怒りに包まれた。後ろからは色夏も見ていたがショウザンでは無く蹴り飛ばした人物を見つめていた。

俺は色夏に目線をやると冷や汗が出ていた。俺も咄嗟に蹴り飛ばした人物を見た。

俺はその時に分かった。奴だった……っと。


〘来たか……。式破よ。遅すぎてお前らの仲間全て死んでしまったぞ。〙


「……は?」


『仲間って……まさか!』


俺は辺りを見渡した。底には腹を貫かれ死んだイムに心臓部分を貫かれて死んだモモに根源をジャストに破壊されたショウザンの死体が転がっていた。俺は今までに無いほどの「殺意」に襲われた。俺は怒りのあまり,足に力を入れた瞬間,地面が消し飛んだ。怒りのあまりリミッターすらも壊れてしまうほどに。奴を……粉々にしてやりたかった。俺は暗黒とともに黒いオーラが身体に取り込まれて行く。俺の顔は変わり,口調すらも変わった。


「ふざけんじゃねぇぞ。ラグエル。」


〘お前に何が出来る?「行動」をトリガーにした私に。〙


「知らねぇよ。兎に角テメェを殺す。」


色夏は変わり果てた式破を見つめ少し怯えていたが式破の横にしっかりと立ちラグエルを睨んだ。

絶対殺すという意思と共に。

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