神隠し? 2日目 (3)
前回のあらすじ
先生紹介をした。『生徒・学校での掟』を説明した。
1時間目の授業が始まった。……
俺は雷鳴仕佐との直接的な関わりは無いが、成績優秀で、真面目で、クラスの人気者、そして時間を守る人だと言うことは、こんな俺でも知っている。
「――外見てないで板書しろー!」
晋也は自分のことを言われたのかと思い、急いでペンを取り出し黒板を見た。いつの間にか黒板の3分の1程を白色と赤色が埋め尽くしていた。カリカリと急いでノートに板書する。……その音はやがて1つになり、ふと顔を上げたときに気がついた。周りに誰1人として居ないことを、あるのは人が居なくなった教室そして……
「――おぃ――起きろ…………おい!」
そこにいたのは俺の前の席の吉田だった。なぜか視界が歪んでいる。俺はその正体を確かめるべく、手を目に当てた。すると少しだけ歪みが解消された。これが涙だと言うことに気がつくまで、30秒と掛からなかった。
「学校の掟!第七ヶ条 授業中に寝るな!命に関わるを忘れたか?……早くしろ!」
と、吉田が小声で俺に呟いてくる。俺は正気に戻り黒板を見た……だがまたしても誰もいなかった。そして気がつくと俺は自分のベットで寝ていた。ゆっくりと姿勢を起こし、時計を見る。『午前2時10分』
「……夢?かなりリアルだったな」
晋也は、夢のリアル感に驚きつつ今日の日付を見た。『2050年 3月4日 土曜日』
「あぁ……そうか、いつの間にか明日になったのか……」
……え?
晋也は一瞬戸惑いもう一度日付を見た。だが結果は同じだった。すると、頭に強い衝撃を受けたかのようにして一気に『3月3日』の情報が流れ込んできた。あまりの情報量に晋也は、思わず頭を抱えて蹲り、唸った。数分後、痛みは消え自然と力が抜けた。
「あ、ハハ、ハハハ」
晋也が壊れた。
先程までの人間らしさは無くなり、悪魔のような、化け物のようになってしまった(外見的変化は無い)
晋也はそのままの状態で笑い耽り、突如として収まった。
奇妙な笑い声から覚めると、第一声を放った。
「俺……何してんだろ?」
どうやら今までのは演技だったらしい。
作者もかなり混乱している。なぜ、ここでコメディ的要素に移ってしまったかというと、単純に集中力が切れたからである。そしてこうも思った、「この後……何書こ?!」
そして作者は考えた。ならば書き直そう、と。だがもう遅い、なぜなら今このように書いてしまっているからである。更に考えた。「ならば、ぶち壊そう」と
来週は『死英』を投稿する予定ですが、1週間投稿を遅らせます。
まあ、来週は(11/18から5日間)テストがあるので、そっちの方を優先させていただきます_(._.)_
学生の方も(自分もですけど)テスト頑張りましょう!!
(もしかしたら予約投稿でするかも知れませんがその可能性は低いと思っていて下さい)
それではまた再来週――




