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第一話 神隠し? (2)


「そういえば坂田先生、今日転校してくるはずの、赤城条夜さんを見かけませんでしたか?」


「転校生?!」


 さっきまで静かだった、教室が一気に騒がしくなった。


「どういうことです?」


「ウチのクラスに、転校してくるはずの赤城くんが居ないんですよ」


「先生! もしかしたら……」


「ああ、雷鳴と一緒に赤城も、神隠しに遭ったのかも知れない……」


 その言葉と共に、こんどは教室がざわつき始めた。


「とりあえず、お前ら! 今日の下校はなるべく大人数で帰れ!」


「「「はい!」」」


         ◆ ◆ ◆


 その後、いつも通りに授業があり、何事も無く一日が終わった。放課後は部活が本来ならあるのだが、帰宅部に合わせるのと、大人数で帰る。と言う意味合いで、全ての部活が中止になった。


 俺の家は、学校から1キロも無いくらいなので、徒歩通だ。朝は皆それぞれの時間で来るので、俺は1人で登下校していたが、今日は俺含め、6人での下校だ。(徒歩通は)チャリ通は10人ほどいた。流石に並走して帰るわけには行かないらしく、何人かは徒歩通に合わせて、自転車を押していた。


 先に女子達をそれぞれの家まで送っていき、残った男子は道順合わせて帰った。


「またな、晋也!」


「おう、明日」


 俺は帰るなり、テレビを付けた。すると、今朝のことがニュースになっていた。


「―――続いてのニュースです。今朝、登校中の中学生2人が失踪しました。教員がその場に居合わせた生徒から聞いた情報によると、曲がり角を曲がると同時に、2人の学生と思しき人影が見え、数秒後光に包まれ姿を消したとのこと。警察は、誘拐か神隠しの線があるとみて、捜査をするもようです。続いてのニュースは……」


 ……大丈夫なの、かな? 早く見つかってくれ


 そう思いながら、俺は手を合わせ目を瞑った。その後俺はいつものようにゲームを開いた。不謹慎かも知れないが仕方ない、俺に出来ることなんか無いからな。


第一話がどれくらい続くかは、自分でも分かりません。


暇なときに書いて、ある程度出来たら、また投稿します。

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