神隠し? 3日目 (4)
前回のあらすじ
学校の掟第七ヶ条 授業中に寝るな!命に関わる を前の席の吉田に言われた。
いつの間にか明日になっていた。『晋也が壊れた』……
『晋也が壊れた。
先程までの人間らしさは無くなり、悪魔のような、化け物のようになってしまった(外見的変化は無い)
晋也はそのままの状態で笑い耽り、突如として収まった。
奇妙な笑い声から覚めると、第一声を放った。』
「そうか、思い出したぞ! この世界のことすべて!」
人間が出せる声ではなかった。否、機械音の声だった。エッジの掛かったような男性の声。否、晋也は男なので男性の声なのは当たり前。
「……え、えーと……俺はこの世界を統べる邪神である! ……俺が! ……俺こそがこの世界の支配者なり! ……」
やっべ何も思いつかね……まあ、いいか
俺はゆっくりと布団から降り、静に――ならない。
「フ、フフ、フハハハハ! 俺を誰だと思っている!」
コンコン
「……」
不意にドアからノックの音が聞こえた。俺は「なんだろう?」と思いながらそのドアに手を掛けた――瞬間勢いよく俺の額にドアが迫ってきた。俺は何もすることが出来ず、思いっきり頭をぶつけた。
「……ったぁ゛!?」
俺は床に倒れた。額が赤くなってヒリヒリする、結構痛い。痛みがだいぶ治まってきた頃、不意に声を掛けられた。
「あのぉ……晋也、くん? ですよね」
目の前には見知った女性の顔があった。俺の顔を覗き込むようにして前屈みになっている。
天使か?……
「……あれ、神詠さん? どうしたんですかこんな所で」
「え、え~そうですね、昨日晋也くん休んでいたので私が今日の時間割と、え、えと……宿題を持ってきました」
家が近いですからね。と微笑みかけるように付け足した。
「それでですね……さっき騒いでいたのは?」
どうやらさっき俺が騒いでいたのを聞かれていたらしい。やばい死にそう……クラス一可愛いと称されている『神詠 美玲』さんに聞かれていた?! ……だと! あ、俺死んだ……
俺はそのまま比喩の内では収まらず、地面に伏した。
……今日の、時間割?
「神詠さん、さっき今日の時間割って言いました?」
そう聞いた途端、部屋が凍りついたように冷たくなった。俺は一瞬身震いしたが、それはすぐに溶けた。
「あ~、えーとですね……実は昨日持ってくる予定だったのですが……忘れてました! テヘペロ」
神詠さんは申し訳なさそうにしながら舌を出し、片目をつぶって俗に言う『テヘペロ』をした。
か、かわいい……天使だ!
俺はもう少しで昇天しかけた。
来週は『死ぬたびに強くなる英雄伝説』を投稿します!
えー、現状況でですね、マライ以外の2つは何とかなるのですよ(難しくしてないから)でも、マライは色々とフラグ入れたりアクション起こしたり、次に繋げるために設定見ながら執筆してるので……かなりやばいです。
自分のは今の所1000文字前後で書いているので、他の方よりかは書きやすい方だと思うのです(余裕で2、3000文字とか4000の人とか居るので)今のままだと、3つ同時投稿が2つ同時投稿になりかねません(汗)やばいです!
明日は強制で英検をしないといけないので(まあ、1時間で終わりますけどね)それはまあ、置いといて……『気合い』ですね笑、あと12日(10日かな)で書き上げたいと思います!
また来週! (だんだん次回予告みたいになってるような気が……)




