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一万人の転移  作者: 藤村 次郎
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さて計画を練る

 導き手として、この世界に召喚されたということ。

12000人を迷うことなく幸せに過ごさせてゆく。使命は重要で大きい。

なんて、大層に構えようにも、元々の器が小さい人間だったので、そんなことはできっこない。

でもまあ、それなりに計画を作って、後は臨機応変ということにしよう。

12000人とはちょっとした町の人口である。

町長もいれば町議会もある。病院も5つや6つじゃすまない。学校もある。

工場や、お店、農家や漁師などなど、町の形態が必要だ。

近代的な町は無理でも、生産と消費がきちっと循環するよう、とりあえずやっていこう。


1、衣食住を確かなものにする。

・衣服は、当面関与しない。継ぎを当てながらでも1年ぐらいは着れるだろう。

・食料の調達は最優先だな。(排泄も同様に重要だ)

 当面は配給制で、収穫物や獲物は一旦兵糧隊が管理する。

・住居は、冬までになんとかしないと。


2、王制を敷く

・建国イベントをやる。

・領地を設定する。各隊を領主に命ずる

・議会と官僚を作る。王は裁定者の役割

・戸籍をつくる


3、楽しい国を作る

・運動会をやる

・戦闘エネルギーの昇華手段を考える

  ・子作りのためには、夫婦を作らねば。


4、町を作る

・広場を作る

・市場を作る

・職業ギルドをつくる


まあ、こんなところから始めるか。

パソコンに、計画を打ち込んで閉じた。


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