勇者と魔王
昨日投稿出来なくてすみませんでした。
「お前は一体何者だ」
勇者召喚でクラスメートと鉢合わせと思ったら、今クラスメートの剣道部の水谷 剣に刀を突き付けられてます。いや、おいおいおいおい、何故に、ラノベ好きの共通の話題があり、それなりに喋ったこともある、あの水谷が{勉強は出来なくて、顔面偏差値は47位の}真面目な顔で、「お前は一体何者」だって痛すぎるだろう、色々と、なんて考えてたら。
キ~~~ン
「おい、人間ご主人様に刀を向けるなんて、死ぬ覚悟はできてるだろうな」
イトが刀を手刀で折り、とんでもないぐらいの低い声で水谷をゴミくずを見るような目で言っていた。というか、ようなじゃなくて、ゴミくずを見る目で言っていた。いや、止めないと、と思ったら、禍々しい矢が飛んできた、怖、いや、避けたけどさ。
「勇者・剣、援護する、この戦いが終わったら、また殺し合おうぜ、喰らえ、竜魔死・インフィニティ」
そんな、はたから見れば、精神科勧められる中二病発言をふざけたことを、クラス一の美少女、聖花 夢華が言うって、聖花さん、勇者ってそんなキャラじゃなかったよね、ね。
「分かった、魔王、援護はありがとう、だけど、殺し合いは勘弁してくれ」
勇者・剣に魔王ってもしかして、水谷は異世界で勇者・剣をやったことがあり、聖花さんは、異世界で魔王をやったことがある、何だその、テンプレ過ぎる設定、というか、水谷勇者だったの・・・って、あ~~~
イト忘れてた。
「イト、スト~プ、そいつは敵じゃない、殺すな、傷つけるな」
ぎゅるごぎゅギャ~~~
ん、何だこの音、音のする方を振り向くと、禍々しい竜がいた・・・ちょ、え、どうしよう、え、え~~~
「中級魔法・炎壁」
ゴウウ
いきなり、目の前に炎の壁ができて、禍々しい竜を掻き消す。
「大丈夫ですか、グランドマスター」
「大丈夫だ、ありがとう、フース」
「いえいえ、グランドマスター、僕はグランドマスターを守るために当然のことをしたまでです」
フースが胸を張って、嬉しそうに言う。うん、ショタだけあって、ちょっと可愛いって、俺何考えてんだ。
「私の、最強の魔法を中級魔法で・・・化け物かよ・・・だけど、諦めない、竜魔死・インフィニティ」
「グランドマスター、この人間、邪魔ですし、殺しますか」
フースが物騒な事を言い出す。
「フース、俺が聖花さんの対処するから、殺すとかは無しで」
てなわけで、手っ取り早い無効化する方法として。
「絶対者の権限・強制奴r
キラ~~~ン
世界が止まった。俺以外全ての世界が灰色になり、動かなくなった。




