幻覚
【怨みの裁き】により下級神は消滅した・・・という、幻覚にユウは掛けられていた。
ユウはきずいてなかった、自分が幻覚にかけられているなんて。
ユウが気配神と環境神から、スキルと加護を貰ったのまでは良かったが、そこからがダメだった。ユウは強かった、それこそ下級神に迫るほど、しかしながら、ユウは若かった。戦い方を知らなかった、異常な成長補正のせいで、ユウは、ある程度自分より強い敵が現れても。簡単に成長し勝ってしまった。もっと強い敵が現れても、レイラと一つになれば、余裕で勝てた。だからこそ、ユウは戦いを知らなかった。戦い方を知ってれば、幻覚による、わずかな五感の違い、身体の違いにきずけた。それに、きずければ、異常な成長補正により、成長し、幻覚を破っただろう。だが、それができてなかった、戦い方を知らないがために、ユウは幻覚にかかり、そのまま、下級神に身体を細切れにされたはずだった。
アルティメットスキル【完全複製】が発動します。
それに伴い、今、掛かっている状態異常を全て無効にします。
「ちっ、せっかくかけた幻覚が解けてしまった。また、掛けなおすk」
ズドーン
いきなり、下級神の腕が落ちた。
「流石に躱されたか、それよりも、我は幻覚なんかにかかっていたのか、情けない、まあ、そんなことよりも、今はこの下級神を消滅させることが大切だな、さあ、死ね下級神よ本気の我をなめるなよ」




