レイラ君じゃなくてレイラちゃんだった
「魂をつなげれば、俺もレイラも助かるのか」
「うん、そうだよ、じゃあ、早速魂をつなげようか」
そう言うとレイラが俺に近ずいて俺の頭に手をかけながら自分の顔を近ずけて来る。
・・・・・・
1分間の沈黙
「どうしたのユウ君、早くキスしてよ」
「えっ、もしかして、魂をつなげる方法ってキス」
と、恐る恐る聞いてみるとレイラが
「うん、そうだよ」
という、無慈悲なる答えが返って来た。
「レイラ、キス以外の方法はある」
と、もしかしたらという希望を持ってきいたら。
「ないよ、というか魂をつなげる方法とか、この場所とかは全部時空神様が教えてたくれたんだよ」
何故だろう、キスをためらってる俺の姿を見て楽しんでる神の姿が目に浮かぶ、しかし、ここでキスしないと死んでしまうのなら、俺はレイラとキスしよう、というかファーストキスが男って。しくしくしくしくい
「ユウ君、泣いてるけど、どうしたの」
「ごめん、レイラファーストキスが男の子だと、思うと悲しくなってきて」
泣きながらそう言うとレイラが
「何、言ってる僕は女の子だよ」
という衝撃発言をした。
レイラは女の子にしました、その理由はライトノベル好きの知り合いが女にしたら、と言ってくれたからです。




