戦利品
イトが見つけた戦利品、かなりヤバいものだった。
後、メイドさんには僕の眷族が見つけて来たものと説明し
一緒に書類と武器の整理を手伝ってもらっている
勇者の能力と説明すると案外すんなり受け入られた。
まあ、それはそれとして書類だ。
国の予算、国の税金、国の貴族の情報、
騎士や魔導士や兵士の情報などのちゃんとしたものから
賄賂、違法奴隷、殺人、脱税について事細かに書かれた書類
挙句の果てに、他国との戦争の企画書や
更に、その戦争に勇者を使うことも
国が秘密裏にやっていた人体実験まで
どれも、胸くそ悪くなるようなものばっか
この国一体どこまで腐ってんだよ。
というか勇者を兵器利用ってテンプレ過ぎるだろ。
まあ、いいや次は武器これもやばかった。
大体30個位だが。
全ての武器またはが異様なオーラを放っていた
片っ端から鑑定をしてくと。
魔剣、妖刀、聖剣、邪剣、神剣や
その中で最も強かったのがこれだ。
聖神剣・エクスカリバー
ゴットスキル、真なる勇者を持つ者だけが持てる剣。
効果
全ステータス+10000
破壊不能
状態異常無効
敵対スキル無効
魔物に対するダメージ10倍
なにこれ....
チート過ぎるだろ。
ゴットスキルって何、真なる勇者専用って。
てな、感じの勇者専用とか暗殺者専用とか魔法使い専用とか
の武器が20個
呪いの武器が5個
俺のスキルと相性が悪いのが3個
そして、残った2個の武器がこれだ。
成長剣
使用した者と共に成長する剣。
効果
なし
進化剣
魔物を殺すごとに強くなり進化する剣。
効果
なし
丁度書類と武器を見終わった時。
「そろそろ朝食のお時間ですよ」
とメイドさんに言われたので
慌てて書類と武器をアイテムボックスに入れて
イトといっしょにメイドさんに連れられて
朝食をとる大広間に行った。




