すぐ治るよ
こんにちは。はじめましてがほとんどだと思います。この作品はある少年が急性脳腫瘍という病気にになってしまう話です。これはフィクションですのでそこらへんはあらかじめご了承ください。
こういう作品をかくのは初めてなのでおかしな点がありましたら、指摘をしてください。
直していきたいと思います。
これから、どうぞこの作品と共によろしくお願いします!!
母、結子は優希の部屋のドアを静かに開けた。
ギィィとドア独特の音が鳴る。
部屋の中は、ベットと机、漫画がいっぱいに入っている本棚、服が入っているタンス、学校カバンと部活のバック、そして、バスケットボールが一つある部屋だ。
ただ一つ気になるといえばこの部屋にしては荒れている、机の上だった。
結子は自然と机の方へ足が動いていった。
机の上はゲームや本が転がっている。その中で目立っていた本が三冊あった。
一冊はぐしゃぐしゃになっていて、もう一冊は切れている箇所が何箇所かあり、もう一冊は何箇所かふやけていた。
気になって、本を表向きにしてみる。
そこには、
『脳腫瘍について学ぶ』
と書いてあった。
残りの2冊を表に向けると
『脳腫瘍の医学』
『脳腫瘍の手術 治療』
と書いてあった。
結子はその場に崩れ落ちた。
「気付いてやれなくてごめんね」
と、ぽそっと呟いた