命のカケラ
僕は高校一年生の冬、急性脳腫瘍という病にかかりました。いくらあがいても脳腫瘍には勝てなかったのです。でも、諦めませんでした。だって、諦めたらそこで試合集だと言いますし、諦めたら家族に申し訳ないし、諦めたらこの病気に負けた気がするから...。だから、諦めないし、負けるつもりもありませんでした。でも、運命というものは変えられないのです。
ーここから始まるのは高校生の少年が病気と闘った、2年間と4ヶ月のお話ですー
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