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ダン・ジョン  作者: つー
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少し、迷宮の見た目について話そうと思う。

まず普通の迷宮は地面に洞窟が無理矢理生えたような見た目をしている。入る時にはなんの弊害もなく入れる。当たり前だ。まだその時は迷宮に入ってすらいないのだから。


しかし。


これから攻略する迷宮は違う。

見た目は雲まで届くほどの高さをした塔だ。


「…これどーしよーかな。」


この高さの塔を登る時点でまあまあやばいのだが更にここでは体外での魔力操作(・・・・・・・・)ができない。


すなわち飛行魔法が使えないのだ。


まあ魔族なのでここまでは問題ない。

翼を出せばいいだけの話だ。

しかしあの塔の頂上まではいかないがその途中、ドラゴンの生息地が広がっている。

そしてドラゴンは基本的に他種族の生物と敵対する。

そう、撃ち落とされるのだ。

迎撃も肉弾戦を強いられる。


いやどないせぇちゅうねん。


というわけでまず戦うのではなく逃げ切る方針で計画を立てようと思う。

まず武器はなしで。

あと俺のつけてる服は魔法耐性があるので1発ぐらいならブレスを耐えられるだろう。

最低限で速度を最高速度まで上げきって突っ込む。


よし、これだな。

挑む前から死にそうだ。


「そんじゃ、行くか。」


俺は、強く地面を踏み締めた。

そして、大きく羽ばたいた。


こっから速度をどんどん上げる!


「フンッ!…ガッ!?」


て、意気込んでたら見えない壁に当たった。


「んだこれ!?」


次の瞬間、俺ははるか上空に飛ばされていた。


周りにはドラゴンもいない。いや、よく下の方見たらいるな。

転移魔法か?いや、それよりも!


「迷宮のてっぺんにまた森が広がってる…!?」


しかもなんか真ん中らへんに明らかに別次元に繋がってそうな渦があるし。更にその前に門番っぽい感じでドラゴンが座ってるし。

いや、まずは着地だな。

俺は羽を広げる。


「フンッ!」


俺が1度羽を動かすと落下速度は一気に落ち、ふわりと地面に着地できた。


「ま、とりあえず第一関門はクリアだな。」


この後にドラゴンと戦うかもしれないことは一旦考えないとこう。


◇◆◇


…さて、この渦の周りを探索してとりあえず他の入口みたいなとこ探そうとしてたんだが、なぜだろう。

後ろから竜に追われてる。

いや気配消すの完璧だったでしょうが。

コイツ勘がいいとかそんなレベルじゃねぇんだけど。


「あ。」


すると、崖の部分まで追い詰められてしまった。


「…ふっ、まあ待てって。落ち着け。今お前にちょっと攻撃されたらここ飛行魔法使えないから普通にリスタートなんだ。だからなんだ。その、さ。その口にエネルギー溜めるのやめてくれないか?普通に終わる。」


「ガァァァアア!」


「だからおまっ…!やめてお願い!」


俺は咄嗟に走り出した。

肉体強化を最大にして竜の足の隙間を潜り抜ける。


「おっk…。」


その瞬間、俺は竜のブレスで吹っ飛ばされた。


「のわっ!ちょっ!いだっ!あ待って!これこのまま渦行っちゃう!心の準備が!」


「ガァ!?」


どうやら竜も予想外だったらしく、めっちゃ焦ってる。

なんか可愛いな。

いや、そんなこと言ってる余裕ないんだけど。


「ふっ…もう甘んじて受け入れよう…。」


そうしておれは渦に呑まれていった。

今回はまだ迷宮内に入る前だったので短めにしましたが、次回からはちゃんと1話1話のボリュームを上げる予定です。

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