ナガヨシスーパーランド7
そうしてうな重が浮き輪型に変化してしまった。
……以外と出来ちゃうのね。
とは言ったものの、浮き輪に鰻の頭と尻尾がくっついている状態はシュールである。
まあ、フラミンゴとか白鳥型の浮き輪だと思えばなんとかセーフか、と自分を無理やり納得させた。
「じゃあ、みんな行きたい所はある?」
嬢子ちゃんが私達に問いかける。
「わたしはウォータースライダー!」
みうなが手を挙げて元気よく話す。
「ぅーん、私は流れるプール、とかかな」
文花ちゃんがハニー浮き輪を嬉しそうに抱きながら喋る。
私はと言うと、みうなの水着が見れればどこだってかまわないのだが一応流れなので希望を伝える。
「ぇと、波の来るプールかな」
一通り希望を聞いた後、嬢子ちゃんは
「私はバケツのやつがいいわ!」
きっと楽しみなのだろう、嬉しそうに話す。
「よし、じゃあ行っくよ~」
みうなが叫ぶとみんなもつられて
「ぉ~!」
こうして私達の夏が始まったのである。
ウォータースライダーでは、みうなが大はしゃぎで私達も一緒に滑った。
大きなバケツから降って来る水に大騒ぎするみうな。
波の来るプールでは波と戦ったり追いかけたり、楽しそうにするみうな。
うーん、どのみうなもカワイイ。
そういえば浮き輪になったうな重とハニーとジョー君ばどうしたんだろうと探してみると……
流れるプールに居た。
文花ちゃんはハニー浮き輪にしがみついて、流れるプールを楽しそうに漂っている。
浮き輪うな重は浮き輪ジョー君と追いかけっこ?
みたいなことを流れるプールでしている。
その後ろをみうなが楽しそうに追いかける。
嬢子ちゃんはさらにその後ろで流れに翻弄されている様だ。
私はと言うと流れるプールに足だけ入れてプールサイドでみうな観賞タイムである。
そんなこんなでひとしきり遊んだ私達四人は再び合流した。
みうな「ぁ~楽しかった~」
うな重「ムチンたっぷり補充したし楽しかったじぇ」
文花「ハニーカワイイ」
ハニー「ハニー」
嬢子ちゃん「流れるプールはなかなかの歯ごたえね!」
ジョー君「楽しかったじょ~」
そんな会話をしながら私達はプールサイドを歩く。
「もうそろそろお昼ね、何か食べに行きましょう」
嬢子ちゃんがそう言ってプール近くにある飲食エリアを指さす。
プール内では飲食不可なのだが、プール近くにある飲食エリアでは飲食可能なのである。
「よし、じゃあお昼だ~」
みうなが元気よく叫ぶ。




