Dジョー7
「こんにちわだジョー」
そう言って嬢子ちゃんの左手に乗ったアイマスク?が喋り始める。
「アイマスクが喋っている!?」
とビックリしようとしたが、
「ハニー」
ハニーは手を挙げて挨拶?しているし、うな重も普通に喋って
「よろしくだじぇ」
挨拶を返しているのを見たら、なんだか驚くのも疲れてきた。
みうなと文花ちゃんも特に驚いた様子も無く、平然とした顔をしている。
「えと、そのジョー君?はアイマスクなの?」
とりあえず私も頑張って平然とした顔をしながら話を続ける。
「ボクは土壌王の子だじょ~」
そう言った自信満々の君に私は聞き返す。
「ドジョウの王?」
「そう!土を統べる土壌の女王、土壌王の子供なの」
「ちなみに名前は私がつけたのよ」
嬢子ちゃんが会話に入ってきて、中二病的な事を言いつつまたドヤ顔。
まぁ、ハニーもうな重も説明されてもよくわからなかったし、ジョー君もいいのか、これで。
すると嬢子ちゃんは話を続ける。
「正式にはドリル=ジョー、カッコいいでしょ」
「ぁ、うん、まぁ」
とりあえず私は嬢子ちゃんに返事をする。
ドリルがカッコいい事には異論は無い、何て言ったって三角だし。
「確かにカワイイね」
そう言いながらジョー君をつつくと、ちょっぴりひんやりしてプニプニしていた。
「これは……スライムではない、どこかで触った事のあるような無いような……」
ジョー君をふにふにしながら考え込んでいると、文花ちゃんが口を開く。
「あの人を駄目にするクッション、みたいな感触だよね」
それを聞いて府に落ちた。
「そう、それか~この感触は。ふにふに」
「どれどれ、触らせて~」
みうなも入ってきて、二人でふにふにする。
ふにふにふにふにふにふにふにふにふなふなはにはにふなふにふに
「どう!ジョー君は最高でしょ!」
ふにふにしている私達に、嬢子ちゃんが自信満々に喋りかける。
「ふにふにしててカワイイね~」
みうなも笑顔で嬢子ちゃんに返事をする。
確かにうな重のヌルヌルと違って、ふにふにしててカワイイ。
「ぁ、そうだ」
「嬢子ちゃんとジョー君がお友達になった記念に、コレ」
そう言ってみうなは、なにやら取り出した。
「みんなにもあるよ~」
みうなは喋りながらみんなに配っていく。
それを手に取り見てみると、黒いパッケージのお菓子?
うなぎパイでは無さそうだ。
パッケージにはこう書いてある。
「黒い踊り子、ブラックダンサー」




