表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うなぎちゃんのカチューシャ  作者: チームつちのこ
うな重

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

31/108

マイハニー3



明らかに二重跳びを越えて三重?いやそれ以上の速さで跳んでいた。

しかも素の真顔で涼しい顔をしながらである。


跳んでいた当の文花ちゃんは、

「習い事とかで使い慣れているから」

とかなんとか


縄跳びを使った習い事って、今思えば体操とかスポーツジムとかも行っていたのかも知れない。

色々な習い事をいっぱいしていたので忙しかった可能性もあるのか。


そりゃあ忙しくて中々会う機会が無かったわけだ。

と、一人で納得する。


なんにせよ習い事も落ち着いたと言うし、又ここで文花ちゃんに会えるようになるのは嬉しいことだ。


すると文花ちゃんが

「ぁ、そういえば」

「ちょっと待っててね」

文花ちゃんはそう言って席を立ち、古墳休憩スペースに隣接されている小さな展示館の事務室に入っていった。


事務室に入っていっちゃったけど関係者以外立ち入り禁止なのでは?

と心配している時、ふと机の上の埴輪がなんだかこっちを見たような気もしたが、いかんせん埴輪なので視線が良くわからない。


まぁ、気のせいかと思いみうなと一緒に文花ちゃんの入った事務室の方を見ながら待つことにする。


確か小学校の図工の授業の時も、みうなが紙粘土でうなぎを一生懸命作っている横で文花ちゃんは埴輪を作っていた。

その埴輪もこんな感じだったかな。


私はその時何作っていたんだっけ……。

ぁオニギリか。

などと考えていて、暫くすると文花ちゃんが事務室から出てきた。

手には何かを持っている。


私は文花ちゃんに

「事務室に勝手に入っちゃって大丈夫?」

と声を掛ける。


すると文花ちゃんは

「ぁ、ここの展示館の管理ってうちの神社の管轄だから」

「ぇ~っと、関係者ってことになるのかな私は」


それを聞いて私は思い出す。

文花ちゃんの家は、この古墳公園に隣接している神社。

あのみうなとうな重が、ゴチーンしたあの神社の娘さんだった。


続けて文花ちゃんは

「神社と公園って敷地がほぼ一緒で、その関係で管理のお手伝いとか色々としているから、良く事務室には出入りしているの」

「だから大丈夫」

と、私達に話す。


なるほど、だからあんなにためらい無く入って行ったのかと、私は納得した。


そういえば、夏祭りとか初詣で可愛い巫女服を着た文花ちゃんが社務所や境内でお手伝いをしていたのを見掛けた事がある。


それを見て私は思ったんだ、高校生になったらみうなと一緒に巫女さんのバイトをしようと。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
巫女さんのバイトは夢があるょなぁ♡
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ