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うなぎちゃんのカチューシャ  作者: チームつちのこ
うな重

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20/108

ジッパー団10

「泥水とカエルの卵を3つですね」


タピオカミルクティーを差し出す魔女さんが、こちらを見て微笑む。


「ありがと~」

みうなが元気に微笑み返してタピオカミルクティーを受け取った。


「ありがとうございます」

私も魔女さんの笑顔を見ながら受け取る。


お店を出た辺りでようやくうな重が口を開いた。

「泥水とカエルの卵ってどういう事なんじゃ!」

「タピオカミルクティーじゃ無いのかじぇ!」


魔女の森初心者にありがちなリアクションだ。


魔女の森ベテランの私からすると、そんなリアクションすら懐かしい位である。

「大丈夫だよ、美味しいから」

私はサラッとうな重に返事する。


「本当に大丈夫なのかじぇ?」

うな重が心配そうに喋る横で私は歩きながらさっそく


ズコココココココココ……

やはりタピオカミルクティーと言えばこの効果音だ。

そして味も食感も間違いない。


「ふぉら、ぅおいすぃいよぉ」

みうなも同じくズコココして口の中に頬張りながら喋っている。

口の中に入ったまま喋っているのは少々だらしないが、カワイイからヨシとしよう。


「……」

うな重が不思議そうな顔でこちらとみうなを交互にみつめている。

「本当に……美味しいのかじぇ?」


「はい、どうぞ~」

そう言ってみうなが自分の頭にタピオカミルクティーを差し出す。

「……」

再びうな重が不思議そうな顔でこちらとみうなを交互にみつめる。


私はその視線を意に介さずズココる。

うん、美味しい。


「ぇえ~ぃ」

うな重が意を決してタピオカミルクティーを


ズコココココココココ


「……」

「モグモグ」

「……」

「うまい!うまいのじゃ!」


うな重恒例のうまいのじゃ、頂きました。

「ね~、美味しいよね~」

みうなも微笑みながらズココっている。


「タピオカミルクティーも捨てたもんじゃないのうズココ」

タピオカミルクティーがもう古いとか言っていたのに、とか思いつつ

器用に頭の上のうな重にタピオカミルクティーを飲ませているみうなも凄い。


タピオカミルクティーが無くなりそうな頃にはウチの魚屋と、みうなの鰻屋が見えてきた。


とりあえず


鰻パイやらホッペクリーム事件やら色々とあったが、

みうなと一緒にクレープやタピオカミルクティーを食べ歩き出来たので、ほぼ計画通りに済んだと言っても過言ではない。


こうして私のジッパー団入団は無事に済んだのである。


ズココココココココココココココココ



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― 新着の感想 ―
泥水とカエルの卵ズコココココココココ(^q^) うまい!うまいのじゃ!ジッパー団入団でけてヨカタ~(つˆДˆ)つ。☆
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