伝法 祖 王 略伝 見つかる 古伝「やさしく」
院
寺にて
減光
光る
密教
「ねずみ」 という 神の使いに
八十八夜 真言を唱える
彼の ねずみに
「万民に行き渡る 食は」 と問う
ねずみ こうべを捻り
「これはどうか」
と光る 緑の苗を 減光に 託す
「争いになります 不吉 な 苗 抱いた」減光
ねずみ
「民を信じろ 諍い起きれば それは 鼠もとへ 大きな争い 起きれば 御名によって 焦土にしよう それそして 開国の名 和 を失滅 あげよう」
「米」
「意味もくれてやろう」
「本当の意味を 忘却」
「人間どもの 伝える術を すべて 奪おう」
「くだらん人事掌握の術などいらん」
「このねずみ 男 女 別なく 癌となろう」
「どうか民を信じて 勇気をもって 託せ 真の王 あっちの 終 汚れた 濁血 に 溺れ 言い逃れ出来ん 蛮行をおも す おまえの子孫のは この 鼠が共に 生きよう 案ずるな」
減光 山を下り 野に くらし
ねずみに 会うことない 生活 礎にした
法を残した
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幾つかの じだいを経て
法 ここにあり
かの地 見るに
ねずみ ねずみ ねずみ
まず 大食の咎
ねずみ ねずみ
最後 ねずみ は いった
「優しくな」
減光 ひかの 大涙 おとす
「かのこと あれば 躊躇なく」
「御意」
鼠 てんじょうに 去った




