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第4話-2 宿屋・あかうず

▼登場人物

ナシ(な :異界もん

なりゆき上、魔導師エリラの体に入っている。仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。一応唯一の男子


エリラ(え :魔導師 

ピンクのゴージャスヘアのキュートでグラマーな魔法使い。無から物体を作り出す非常識の究み、創造魔法を使える。ナシの飼い主(笑)


ハチ(は :妖精族

黄色のあでやかヘア、スタイル抜群の天然美少女。力持ちの格闘少女だけど魔精霊の呪いを受けていて、羽がない。


ミノ(み :鬼娘  

髪はブロンドのセミショート。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。切れ者


レンダ(れ :獣人 

蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。2刀流。不死(笑)


ルルア(る :ゴーレム

銀髪のセミロング。常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られたセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つ歩く18禁美少女。


メイ(め :ヒト族

赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと。...だった。索敵能力を持つ。異能は万能繭。


リム(り :ぬえ

赤髪のショートヘア。歩くぬえの擬人化キャラ。朗らかで機転が利く利発な少女。雷撃、凍結魔法、雲に乗って空を飛ぶ。


キラ(き :魔人

赤+栗色のボリュームたっぷりのロングヘア。スタイル抜群で超スタイリッシュなかっこいい系でか目のおねーさん。幻惑、収束など特殊な魔法の使い手。知性派。


ラウラ(ら :竜人

イエロー系のダブルツインテール。明るくて元気でいたずら好きのやんちゃ娘。グラビティ系の魔法が使え、空も飛ぶ。スレンダーボディが売りでリムの盟友。


マチ(ま :天翼人 

緑の髪のふさふさお下げ。アホ毛持ち。美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。臆病だけどケンカ好き。最強凶悪なオーラの持ち主。


▼宿屋


「おそーじやでーすー。おきゃくさんをごあんなーーーーーーーーーーーーーい」(ぞ

  「な」から「い」が長いな(な

   かんげーの意味じゃない?(え

     ただの個性よ(れ

   ナマゾンビ見れて会話できてかんどーはないの?(き

     してる。あとでくる。たぶん...(な 

  くすくすくす(れ(き(は(み


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「おー、ようこそおいで下さいました!」(宿屋の主人

「へへー、きちゃった。でも、いいの?」(え

「どーぞどーぞ 軽食とお飲み物が必要でしたらラウンジもお部屋にもお持ちできます」(主

  ここのおやじもどっかむちゃくちゃだね ことばが(き

     意味は通じるからいいわよ(れ

   ラウンジをお部屋に持ってきてくれるのかなー?(は

  ほらー 意味通じてないじゃん(き  


「ラウンジは何時まで?」(き

「24時間あいております」(主

「そりゃすごいね」(き

「セルフサービスになりますが」(主

「サギじゃん」(き

「こらこら」(れ


「温泉は?」(れ  

「24時間あいております」(主

「セルフサービス?」(れ

「いえいえ、こちらは常時係員が常駐しております」(主

「人払いは?」(れ

「おおせのままに」(主  

   係員ってゆーのは、背中流すヤツか?(な

「ねー、係員ってお背中流しますってヤツー?」(え

「よくご存知で この町の特産品でございます」(主

  だからー 独自のサービスってことなんでしょ?(き

    まあまあ(れ


 ひそ)「キラさん、もしかして酔ってます?」(ら

 ひそ)「カラミ酒だな おくびにも出していないが」(み

 ひそ)「レンダはびくともしてないねー」(り

 ひそ)「うわばみの獣人だな」(み

「そこ、きこえてるわよ」(れ


「本日は騎士団様貸し切りの予定だったのですが、えー、キャンセルになりました関係上お客様はおきゃくさまだけでございます。どーぞごゆっくりおつくろぎください」(主

 つっこんでいいー?(き

   どこをおつくろぐんでしょー?(ら

   ラウラ、それも違うわ(れ

 アレでよくこんなでかい宿が成り立つな(み 

  参謀とか奥さんとかスタッフが優秀なのよ(め

  単純に緊張してるんじゃない?(れ

  だよねー ゾンビがアレだけ盛り上がるオールスター!(り

  普通のひとには刺激が強すぎるのね(ま

    ふつう、しげき、ツヨイ…(る

   ルルア、あとになさい(れ


「荷物が届いております。魔獣殺しのあねさんと防衛隊のみなさまからの贈り物だそうでございます」(主


武器やら防具やら宝石やら魔獣のツノや頭や、どっかのダンジョンの戦利品をそのまま持ってきたよーなお宝やらガラクタが山積みになっている。

   魔獣殺しのあねさん 通り名になってるんだな(な

   魔獣狩りの、じゃなかった?(え

    わかるからいいわよ(笑)(れ

   ねー、アンキさんって何人もいるのかなー(は

    え? そーだったんですかー?(ら

      だからあ…あんたたちわー..(き


「このガラクタ…じゃなくて、この贈り物の山、仕分けをお願いできる?」(れ

「え、か、構いませんが」(主

「駄賃は払うわ」(れ

「め、めっそうもない ただ、ウチにはちょっと手癖の悪いのが」(主

  正直ね(め

   バカね(ま

「おおよそ覚えた。欠品1つにつき指1本」(み

「へ?」(主

「奪って逃げたら首をとる 逃げられると思うな」(み

「ほひ そ、それは」(主 

  全員、ニコニコして聞いてる ^^ ^^ ーー ^^ ^^ ^^

 

  お、鬼娘... なんだこの有無を言わさぬ迫力は…。しかも全員顔色1つ変えない…。やっぱりアンキのあねさんが一目置くのはダテじゃないってわけかい(主


「明日の朝までにすめば駄賃は3倍やろう。人件費の見積もりをよこせ」(み

「わ、わかりました」(主

「よろしく頼む」(み

  みのー、脅かし過ぎじゃない?(れ

  飴と鞭(み

    交渉慣れしていますね(る

    盗品売りさばいてたってゆーもんねー(は

  失礼な。獲物だ(み

    はいはい(笑)(れ


「今日は貸し切り状態なのよね」(ま

「は、はあ」(主

「明日は?」(ま

「3日ほど騎士様達がご利用になる予定でしたので…」(主

「そお。会議室と浴場には近づかないでね。お部屋の割り当ては、指定あります?」(ま

「いえ、ど、どうぞご自由におつかい下さい」(主

「会議室まわりと浴場に近づいたら、手足ばらばらと目と舌をくりぬくのと、胴体半分のどれがいいかしら? にこ」(ま

「け、けして近づきませんので」(主

「ごめんねーご主人 これ、ただのじょーだん娘だから気にしないでね」(え

「あ、そ、そうでしたか こりゃどうも」(主

  冗談にしてはなんつー怖い笑顔で… ゴロツキが多い防衛隊よりたちが悪い(主

 だってさーマチ(き

 あら?(ま

  あら? じゃないですよー(ら

  骨と身がしっかりついています(る

    ルルア、それはしゃれとしては高度すぎだ。今時魚のアラを連想するやつあいねーって(な

  うわー、そーゆーネタだったんだ(え

  いわゆる考えネタね。失格だわ(れ

   ナシに通じただけで本望です。ウフ(る

 


「この先が大浴場、お二階に客室と会議室がございます」(主

「階段はここだけ?」(り

「はい」(主

「隠し通路は?」(り

「へ? そ、そんなものはウチには」(主

「そこの暖炉の下、どこに続いているの?」(り

「ひえええ ご、ご勘弁を この先の森の中でございます」(主

「あそ」(り

  ほんとーにあったー!(り

   リムったら(れ


「じゃあ、世話になるわ。よろしくね」(れ

「ははーー どうぞごゆっくり。こちらはさっそく作業にかからせて頂きますでございますでございます」(主

「頼んだ」(み

「へへーー」(主

  みんなで脅かしすぎだよー(え

  あたしの出番がなかったわ(め

    カゲのマダムみたいでいーんじゃねーか?(な

  くーー ぷぷ(笑)(え(れ(き(み(る

    ナシくん、…もー…////(め



・・・・・・・・・・・・・・

▼ベッドが6つ入った大部屋に集まっています。


「けっこーいー部屋だねー」(え

「きれいだし、落ち着くわね」(れ

「部屋割りは、レンダとキラ、メイとミノ、ルルアとマチ。あとリム、ラウラ、ハチとあたしは…一緒でいいかな?」(え

「そーだねー」(は

「会議室も立派よ。騎士団の会議室にはもったいないくらい」(め

「あたしひと風呂浴びてこよーっと!」(き

「あ、あたしも行くわ」(れ

「私も」(み

「もう遅いからあたしは朝にしよーかな…」(ら

 「リムは寝ちゃいました」(る

「この布団ヤバイねー なんかあたしも… な、ナシくん寝かしつけなきゃ」(え

   おかまいなく(な

「大丈夫よ、休みなさい」(れ

「そーそー心配ないってー」(き

「そ、そーいわれると…うーーますます心配なのと睡魔と…」(え

  今日も盛りだくさんだったものね(れ

   ハチも寝ちゃってるわ(き

  主人が階段を上ってきてるわよ(ま

    あたしだ(み


音もなくドアを開けて風のように出ていくミノ。さすがだ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

階段を上りはじめたところの主人の後ろに音もなく立つミノ。

「見積もりか?」(み

「ひえええ! は、はい! こちらでございます」(主

「ありがとう。……(目を通して)わかった。よろしく頼む。あ、おまえは眠れたら寝ろ」(み

「お、恐れいります。あの、朝食は…」(主

「10時頃 大食堂もあったな」(み

「はい、1階の浴室の反対側の先でございます」(主

「遅れるかもしれないが。楽しみにしている。じゃ」(み

  ひょいっと2階に飛び上がって去るミノ


  恐ろしいが…悪い人たちじゃないんだな…(主


・・・・・・・・・・・・・・

「朝食は10時に頼んだ。大食堂でいい?」(み

「ありがとう」(れ

「エリラも撃沈(笑)いこ♡」(き


 浴場レポートができないのが返す返すも心残りだ。

    欲情レポート...(る

      いいから(き


_________________________

次回、「温泉レポート」(ま

マジー?(え

いいんじゃない?(れ

あんまり期待しない方がいいかもしれません(る

ねー、あたし達、竜から出てきたのって今日のことだよねー(は

そうですよね。なんか、もーずーっとこの町にいる気がします(ら

まだ一日たってないってゆうか…ゆうべはまだあっちだったのね…(め

帰ってきたんだねー(り

みんな、いい夢を!(れ

だね♡(き


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