第18話 13日目-10 カギと地図 2
▼登場人物
ナシ(な :異界もん
なりゆき上、魔導師エリラの体に入っている。仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。一応唯一の男子
エリラ(え :魔導師
ピンクのゴージャスヘアのキュートでグラマーな魔法使い。無から物体を作り出す非常識の究み、創造魔法を使える。ナシの飼い主(笑)
ハチ(は :妖精族
黄色のあでやかヘア、スタイル抜群の天然美少女。力持ちの格闘少女。魔精霊の呪いで羽がなかったが、エリラ達の尽力で半分羽を取り戻す。
ミノ(み :鬼娘
髪はブロンドのセミショート。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。切れ者
レンダ(れ :獣人
蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。2刀流。不死(笑)
ルルア(る :ゴーレム
銀髪のセミロング。常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られたセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つ歩く18禁美少女。
メイ(め :ヒト族
赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと。...だった。索敵能力を持つ。異能は万能繭。
リム(り :ぬえ
赤髪のショートヘア。歩くぬえの擬人化キャラ。朗らかで機転が利く利発な少女。雷撃、凍結魔法、雲に乗って空を飛ぶ。
キラ(き :魔人
赤+栗色のボリュームたっぷりのロングヘア。スタイル抜群で超スタイリッシュなかっこいい系でか目のおねーさん。幻惑、収束など特殊な魔法の使い手。知性派。
ラウラ(ら :竜人
イエロー系のダブルツインテール。明るくて元気でいたずら好きのやんちゃ娘。グラビティ系の魔法が使え、空も飛ぶ。スレンダーボディが売りでリムの盟友。
マチ(ま :天翼人
緑の髪のふさふさお下げ。アホ毛持ち。美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。臆病だけどケンカ好き。最強凶悪なオーラの持ち主。
テッカ(て :ヒト族 秘書メガネ。アリハラの防衛隊員。
つや消し黒髪のショートヘアー、瞳はブルー。目は細めだが理知的タイプのメガネっこ 着やせしている
一応魔導師
トロ(と :ヒト族 丸めがね。ピラーサミヤ王国騎士。
髪の毛のボリュームたっぷりのつやつや、でかい三つ編み(ゆるミツ)。目はたれ目系のかわいコちゃんふう、瞳は茶色。いい体をしている(笑)
一応テイマー。場やものの気を読む。
▼大陸・地域名
・ ボダーゲン大陸
エリラ達が降り立った大陸。ハチの故郷がある。
・アリハラ(都市名)
北西に位置する防衛交易都市。エリラ達の拠点になる。
夜間は人なつこいゾンビ達が徘徊する。防衛隊がある。
・ピラーサミヤ(都市名)
通称ピラーサ。別名ヒラタガ(笑)
一応王都。トロが所属する騎士団がある。
▼特殊用語
ライブラリ…ナシの記憶層。アニメ、ゲーム、マンガ、その他、片寄った人類文明・文化の知識や記憶がごっちゃになっている。仲間からは全部ひとまとめに「おたく知識」「おたくライブラリ」として認識されている。
かぶりつき:敵の怪物
竜の体内で、エリラ達を襲ってくるモンスター。こっちの世界ではかんけーない
......はずだった。
「おつかれ。いんじゃね?」(な
一同が、今まで息をするのを忘れていたようにふーーーと息をついた。
「な、ナシくん、カギ、地図の上に置いていいかな」(え
あ、避けた方がいい気がする(な
地図をよけて机の上にカギを置くと、ふーっとエリラも息をついて、椅子に座り込んだ。
「な、なんかすっごく緊張したー なんなのこれー?」(え
気のせいか、俺もものすごく疲れた気がする(な
「おもしろいね。わざわざテッカとトロの村を示すなんてね。で、もうひとつは?」」(き
「トークの洞窟だと思います」(て
「どっかできいたわね」(れ
「あ、この町に始めてきたとき、ダンジョンだとかっていってませんでしたっけー?」(ら
どっからきたの
とーくから
トークか、そりゃ遠いわ
アレか(な
「部屋、明るくするわね」(め
メイが、燭台のろうそくを一本抜くと、再びいつものランプに火をつけて回る。
「やっぱり、先ずそこへ行けってことかしら」(れ
「誰が? …っていいたくなるけど」(め
「誰の意志なのかしら」(ま
意志とか命令とかっていう発想は自然だが、啓示っぽいよな(な
「神か」(み
「んなもんいるわけないじゃん ナシの世界じゃあるまいし」(き
あっちにもいねーんじゃね?(な
「むしろ…大地の意志 そんな気がするね」(と
同感だ(な
「うん...すごくそんな気がするー」(は
「レンダ、動き見えた?」(り
「あえていえば、カギの力そのもの カギの意志 そんな感じかしら」(れ
「なんか、魔力と気力と体力と、全部もってかれちゃった感じー ナシくんいなかったら死んでたんじゃないかなーー なんか吸い尽くされちゃったみたいなー」(え
今の…気がついたら消耗しているっていうか..みんな感じた? 吸われてた感じ、......竜の中で再生したときのことっていうか、掘り出される前の感じを思い出したんだけど(れ
うん 思い出した(は
私も(み
あたしもだよ(き
やっぱり…みなさんも(ら
「竜の中で再生…掘り出されたんや…」(と
「ごめん、その話はまたこんどね ちょっと今日はきついや」(え
メンタルミイラ 枯れ木 すかすか て感じか… こんなひでーのはあんま記憶にねーな..(な
昨日の今日で、余計きついんじゃないかしら…休みなさい(れ
この間の、地図の時よりキツいね(き
「テッカ、トロ、1日延ばしていいでしょうか 私もちょっと」(る
「は、はい」(て
「おおきに」(と
「なんか…これ、消耗の質がちょっとちがうわね」(め
「エリラとナシくんだけならわかるけど、ここにいる全員影響を受けたみたいね」(ま
「今日はこれで休みましょう。ちょっとよくばりすぎちゃったかも」(れ
「そーだね ちょっと予想外」(き
「キラさんまで…珍しいですねー」(ら
「トロ、テッカ、立てる? 歩ける?」(は
「はい」(て
「大丈夫 ..や」(と
「あたしだめー 誰か部屋に運んでー」(え
「じゃあ、エリラは先に寝てろ 俺が運んでもら..」(な
ぺち
「ここでねるー...zzz」(え
「あたしが運ぼう」(み
「あ、あたしが連れてくよ」(き
と、キラがひょいっとエリラをヒメ抱っこする。
(小声)「ナシ、起きてんでしょ」(き
どもです(な
そっと目を開けてみる
うわああああ~~ キラ様のアップ う、美しい~~~!(な
「フフ ほんとに本音でそれだからねー うれしいけど恥ずかしいよ//」(き
すみません、歩きます... どきどき(な
なんか懐かしいよね あっちでも何度かエリラがつぶれたときに...ミノとかハチだっけ(き
エリラのヒメ抱っこは流行りそうになったわよね(れ
「どう見てもキラはんがエリラはんを姫抱っこしとる…んやけど」(と
「これはこれで絵になるわね」(て
「ナシくんはみんなのことがほんとに好きですからねー」(ら
「婦女子に抱っこされる男子…男の風上にも置けない、というフレーズがあったぞ」(み
「男子の沽券に関わるとかってゆーのも見たわ」(め
「ばかよねー」(ま
男子の股間に関わる…股間に関わるのは、女子も イタ(る
「ぶってごめんね。じゃあルルアはあたしが姫抱っこしてあげるわ」(れ
「きゃ... レンダ ……あ、ありがとうございます///」(る
「おまえ達もして欲しいか?」(み
「え? いいんですか?」(て
「ほら」(み
「わ」(て
「いいな...」(と
「じゃあトロは私ー」(は
「あん」(と
「な、なんか豪華な絵ですねー」(ら
「トロ、意外と重いねー 身がつまってる感じー」(は
「え? ほんま…?」(と
「テッカもなかなか。よく締まった筋肉に、いい感じの脂肪だ」(み
「ど、どうも…」(て
たぶん、ハチもミノも消耗してるだろ。みんな、早く休め(な
「えらそーにいってんじゃないの!」(き
それぞれの部屋に帰る、運んでゆく、或いは運んで貰う姿を追うが、目がかすむ。
キラに運ばれる揺れ、キラの気、肉感やあたたかさ、そして香りを感じながら、俺もいつの間にか眠ってしまっていた。
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次回「ドキドキの朝(笑)」ですー!(ら
…それにしても、並のヒト族ならともかく亜人の皆まで影響を受ける…か(な
あんたらほどじゃないけどねー(き
魔方陣ごっことか降霊術系は、あっちでもかなり変な疲れ方がある。ものによって生け贄を用意する形になったってのも、ただの猟奇趣味や感謝の捧げ物、って意味ばかりでもなさそーだな(な
ただ緊張するだけだから…でもなさそうよね(れ
古くは、焼いて煙と香りを天の神々に捧げるというのも見た気がしますが?(る
ナシのライブラリだね(き
香を捧げるっていうのは、聞いたことはあるわ(れ
それもある。いわゆる、祈りとか、思いなんかと一緒ってのが多いが、あれは空間や文字通り「上」に届けるってゆー発想だろうな(な
超自然のものがいるかどうかは別として、ただでなんかして貰おうというのは確かに変です(る
食べ物、という意味と、香や煙に「乗せる」って意識はあると思う 根源的に(な
今回は、遊び半分と好奇心(み
「関心そのものも力」っていう面はある...。そっから、今回は「関心を放つ本体」も浸蝕されたって感じか(な
なるほど… そう考えると、完全に無防備だったね(き
関心そのものが力…どーいうことー?(は
たとえば、子どもと親の関係なんかで、子どもが言うことを聞かないのは親の関心が欲しいから、という話がある。悪いこととかダメっていわれてることをすると、親はムキになってものすごい関心を子供に向ける。本能的に、そういう<関心>という形で親のエネルギーを欲してるだけ という考え方だ(な
好きだから意地悪するとか(る
それはまた違うわね まあ、関心が欲しいといえばそうだし、相手に「気」を向けて貰いたい…気=エネルギーとか「力」、相手の一部、それを浴びたいからだって思えば筋は通るけど(れ
無関心が一番怖い。そういう意味での孤独ってのは、長く続きすぎれば枯渇と麻痺、死に至る(な
極端だけど…特にヒト族はそーかもね(き
そういえば…昔飼ってたペットが、あたしが家にいないようになったら死んじゃったことが…(て
ふつうは、寂しいからっていうケースね。でも…声をかける、見る、それだけでもすごい元気をもらえるわ(れ
あんまりフツーは、いちいち意識しないけどねー(き
あたし、皆さんと口きいてもらえなくなったら死んじゃいますー(ら
みんなそーだよ(り
とにかく、今度アレをやるときは考えないとね(れ
だね(き
次は、適応しているかも知れない(み
そうね 死にそうな思いをすると、次はそれに対して強くなってる、ってあるもの(ま
まあ、程度問題だな。あっちじゃあ、吐くまで走らせたら体力がつくなんていうのを指導者もアスリートも一般人もみーんな信じてた時代もあるぜ(な
げろげろー 信じられませんねー(ら
でも、そーゆー感じがあるのも事実よね(れ
ま、なんにせよ次やるときは黙って持ってかせるわけにはいかないねー(き
そうゆうことね 生命力ごっそり持ってくなんて…まったくアレみたいね(れ
うまくすれば不死になるのでは?(る
その前に枯れて死んじゃうってー(り
この人数だから、これですんだって考え方もあるか(な
それも、レンダさんやキラさんクラスの亜人が何人もいて、ですね(て
並のヒト族だけだったら、全滅か、発動すらしなかった可能性もあるいうこと?(と
いい読みしてるね、あのコ達(き
そうね^^(れ
次回「絶倫」(る
違うでしょ(め




