第12話-8日目-7 露天風呂
▼登場人物
ナシ(な :異界もん
なりゆき上、魔導師エリラの体に入っている。仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。一応唯一の男子
エリラ(え :魔導師
ピンクのゴージャスヘアのキュートでグラマーな魔法使い。無から物体を作り出す非常識の究み、創造魔法を使える。ナシの飼い主(笑)
ハチ(は :妖精族
黄色のあでやかヘア、スタイル抜群の天然美少女。力持ちの格闘少女。魔精霊の呪いで羽がなかったが、エリラ達の尽力で半分羽を取り戻す。
ミノ(み :鬼娘
髪はブロンドのセミショート。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。切れ者
レンダ(れ :獣人
蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。2刀流。不死(笑)
ルルア(る :ゴーレム
銀髪のセミロング。常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られたセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つ歩く18禁美少女。
メイ(め :ヒト族
赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと。...だった。索敵能力を持つ。異能は万能繭。
リム(り :ぬえ
赤髪のショートヘア。歩くぬえの擬人化キャラ。朗らかで機転が利く利発な少女。雷撃、凍結魔法、雲に乗って空を飛ぶ。
キラ(き :魔人
赤+栗色のボリュームたっぷりのロングヘア。スタイル抜群で超スタイリッシュなかっこいい系でか目のおねーさん。幻惑、収束など特殊な魔法の使い手。知性派。
ラウラ(ら :竜人
イエロー系のダブルツインテール。明るくて元気でいたずら好きのやんちゃ娘。グラビティ系の魔法が使え、空も飛ぶ。スレンダーボディが売りでリムの盟友。
マチ(ま :天翼人
緑の髪のふさふさお下げ。アホ毛持ち。美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。臆病だけどケンカ好き。最強凶悪なオーラの持ち主。
テッカ(て :秘書メガネ。アリハラの防衛隊員。
つや消し黒髪のショートヘアー、瞳はブルー。目は細めだが理知的タイプのメガネっこ 着やせしている
一応魔導師
トロ(と :丸めがね。ピラーサミヤ王国騎士。
髪の毛のボリュームたっぷりのつやつや、でかい三つ編み(ゆるミツ)。目はたれ目系のかわいコちゃんふう、瞳は茶色。いい体をしている(笑)
一応テイマー。場やものの気を読む。
▼特殊用語
ライブラリ…ナシの記憶層。アニメ、ゲーム、マンガ、その他、片寄った人類文明・文化の知識や記憶がごっちゃになっている。仲間からは全部ひとまとめに「おたく知識」「おたくライブラリ」として認識されている。
● ボダーゲン大陸
エリラ達が降り立った大陸。
ハチの故郷がある。
・アリハラ(都市名)
北西に位置する防衛交易都市。エリラ達の拠点になる。
夜間は人なつこいゾンビ達が徘徊する。
防衛隊がある。
・アンキ(アリハラの女戦士)
アリハラの防衛隊隊長。魔獣狩り等の通り名を持つ。
▼サロンにて。
みんなで居酒屋兼料理屋で夕食を堪能して、帰ってきています。
「今日の成果!
感情の6属性ってゆーか、変なのがわかった。
それから、魔法属性、ある程度わかるようになった!
それから、空間魔法でものを送れることがわかった!
それからーなんと、あたしには魔力の7属性全てがあって、さらにナゾの8番目の属性があることがわかりましたー! それで、ルルアの故郷に行かなきゃならないかもてゆーか」(え
「なんかすごい成果ね ナゾの八番目って?」(れ
「無属性」(え
「なしジャン」(き
「ナシのことね」(め
「なーんだー」(ら
「ま、今はいーよ。とにかく、ちょっとどーしよーって、あたしも思ってる」(え
「エリラの、創造魔法…が使える理由がそこに」(る
「かもって、ナシくんとも話してた」(え
「え、ナシくんのことじゃないんだー」(ら
「無属性…初耳」(み
「なんか…すごいことになってきたねー」(は
「ごめんねー、だからまだ精霊石とか召喚まで行かなくて…」(え
「たった2日でそこまでいろいろ新しい事がわかれば十分よ…っっていうより、そんなに次々新しい事って…あるのかしら」(れ
「あるんだからしょーがないねー」(き
「キラは?」(え
「ちょっと新鮮なお魚食べたくなっちゃって、リムと一緒に海辺までいってきた」(き
「近いうちサプライズがあるかもー」(り
「なになにー?」(は
「だからサプライズだってー」(き
「教えて下さいよー」(ら
「サプライズと言えば…」(み
「アンキさんが私の声で欲情しました」(る
「えーーーーー?」(ほとんど全員)
「それはどうでもいい。芸の実験」(み
「帰りに演芸場の支配人の前でやったら、即公演が決まりました。明日の晩からです」(る
「いきなりだねー」(え
「いきなり決まるもんですよねー」(ら
「もうひとつ、道場と診療所が見つかった」(み
「はいーーー?」(え
「レンダが道場主。道場の脇の小さい小屋が診療所」(み
「ちょ、ちょっと聞いてないわよ」(れ
「れんだすごーい」(り
「ああ…弟子入り志願者が殺到してるって……ワレもわれもって感じよ」(ま
「マチの耳に入るくらいなのね」(め
「あたしは、人に教えるなんてガラじゃないわ」(れ
「あ、志願者に女の子の声も」(ま
「やるしかないわね」(れ
歩く下心(み
ミノ、私たちの芸で道場を潰しましょう(る
「はいー?」(え
「前の道場は、歓楽街の色香に負けた」(み
「お客さんがみんな演芸場に行っちゃったわけかー」(き
「診療所の先生は? レンダとルルアでしょ?」(め
「逆に、2人の芸見てレンダの芸見て、道場診療所大繁盛するんじゃないの?」(ま
「不覚でした」(る
「あんた何がしたいのよ」(き
「なんか思いもしない方に事態が展開していくねー」(え
「面白いですねー」(ら
「ねーーー♡」(は
「メイの方はー?」(り
「まあ、あたしの方は地味ね。マイペースよ。トロもいいコだし」(め
「うーん、なるようになるってゆー方向は、みんなそれぞれだねー。となると、次の動きが最初に見えるって言うか、決めなきゃなんないのはエリラかな」(き
「そだねー。露天風呂にも入ってないしー」(え
「あ、そうだったわ」(れ
「何でいきなり露天風呂ですかー?」(ら
「いや、考えることが一杯でさー ちょっとゆっくり考えたいかなーって」(え
「ではまいりましょう」(る
「脱ぐのが早いわよ ルルア」(ま
「あ、帯とく前に、上着をすっと脱げるルルアに負けたわけね」(れ
「2人とも元気だねー そーゆーとこあいかわらず」(き
とゆーわけで、久しぶりの温泉タイムだが……そーそー新しい事が語れるものだろうか。
「はいお休みー」(え
▼露天風呂にて
「うーん 属性鑑定は、あと1~2日もあれば大丈夫。魔法石造りに…たぶん1日。あんまり大量に作っても、持ち運びは面倒…ポシェットはあるけど」(え
「トロの育てる草っていうのが……ちょっと増えるのにかかるかも…」(め
「ああ~ん」(る
「な、いきなり」(き
「芸の実験。つつく場所で声が変わる」(み
「はふーーーん」(る
「よそでやんなさい。ハダカでお風呂入ってやる必要ないでしょ」(め
「道場主かー。名札とか、風林火山の額縁とか…」(れ
「オタクライブラリーですねそれ」(ら
「看板は貰っていくぞ」(み
「まだあげてないわよ」(れ
「ハチ?」(り
「う、ううん。時々、なんか不安になっちゃうんだ...でも平気」(は
「じゃあ、一度国を見に行こうよ」(り
「え?」(は
「ルルア、なしー、ハチの記憶を座標にして、ハチの生まれた国、いけるよねー」(り
ルルアが可能なら(な
「はい。たぶん」(る
あいかわらずすごいわね。リムは(れ
うん。たいしたもんだよ(き
「ね、ハチ。いこ。いいでしょ?」(り
「リム……」(は
大きな瞳に涙を一杯うかべて、悲しげな表情からぱあっと笑顔を浮かべるハチ。ほのぼのとした、暖かい空気が流れる。ハダカの女のコ達を解説できるムードじゃない
「あ、でもいいの?」(は
「ええ。公演がお休みの日でも、公演お休みにしても」(ま
「ぱっと行ってぱっと帰って来ちゃうのも」(り
なるほど それもありね(れ
「私が代役を務めるというのも」(る
「別の芸になる」(み
「それ以前にルルアいないじゃん」(き
「あ そうでした」(る
「キラさんかメイさんでも……メイさんがいいかもしれません!」(る
「え? あたし?」(め
「大丈夫、ちょっとみんなの顔見て、すぐ帰ってくるから!」(は
「……水を差すわけじゃないけど…実は今日あたし、竜に食われる前にあってた人ンとこにいったんだけどさ、10年経ってた。それが、竜の中で再生するまでにかかった時間なのか、再生して、みんなに出してもらうまでにかかった時間なのか、わからない。だから、人によってみんな違うのかも知れない。ハチは…たしか最初の頃アンキが1年前っていってたから、そーだと思うけど一応ね…」(き
《あそこのお嬢ちゃん、1年前に竜に食われて死んだって聞いてたけど…》
「わかった! ありがとうキラちゃん」(は
「じゃあ、さっそく明日にでも…」(え
「あ、ちょっと待って。...あんまり急だから... あさって! あさってお願い」(は
「わかった。じゃあ、あさってはお休みって、明日テッカに伝えられるし」(え
「ルルア、こっちだったら、ナシくんアリで一度に何人いける? ミニマムなしで」(き
「そうですね。3人か4人は大丈夫ではないかと…」(る
「じゃあ、私が一緒に行くわね」(れ
「うん。そうしてくれると助かる」(き
「随分慎重だねー、キラにしては」(え
「ん ちょっとね。万一、ルルアの転移がヤバイとかってなったら、とべるのがハチの他にもう1人いたほうがいいかな…でも4人か…多いかな...」(き
「それは、明日でもいいんじゃない?」(れ
「そだね。うん。そうしよー」(き
「ハチさんの故郷はあたしも見たいですけど…」(ら
「みんなそうだよ」(り
「そうね」(め
「ほんとならね、そうしたいところだけど..」(き
「初めての遠出だからね」(え
全員でとんで、1カ月不在でした…ないこっちゃないがな(な
ナシくん起きてたんだ!...ん。今はいいや。そうなんだよね。そーなったらその時でいいんだけどさ、今はまだ...(え
「すっかり、ここの顔役」(み
「アイドルです^^」(る(み(ら
「エリラ、さっき気づかなかったの? リムの一度行こうよーのくだりでナシくん起きてるの」(れ
「あ...あんまり自然で」(え
「じゃーそろそろでよっかー 夜の用事がある人もいるんでしょー?」(き
と、惜しげもなく美しい裸身をさらすキラ ううう申し訳ない(な
「はい、エリラのハダカ!」(き
と、お湯がざざーっと板状に立ち上がって水鏡ができた。そこに、リムがふっと息をかけた。氷の鏡ができる。
「☆×◎○△×◎◇~~~!」(え
ところどころくもったり、光が反射しているがメリハリのあるボディライン、肌.......
みとれるよりぼーぜんとしてるねー(き
これがフリーズってゆーんですかー?(ら
こーゆーときにしっかり見ておいて上げないと、かえってあとで困るわよ?(れ
「はいおしまーい」(り
リムがぱんと手を打つと、氷が溶けて水鏡もばしゃっと元に戻った。
へたれ……(ぼそ(え
「女心は複雑なのよね」(め
「そうよね にこ」(ま
「ふう...」(る
「ルルアのため息に一票」(み
「そ、そうだね~ι」(は
「当分口きいて貰えませんねー」(ら
「やれやれ...」(き
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次回「ナイトタイム」(れ
ほう、いいムードを出すな(み
でしょ(れ
レンダにぴったりのイメージです(る
それって、レンダにぴったりのタイトルってことね(め
あんたたち野暮だねー ムード台無しだよー(き
悔しかったのね。あたしもやってみよう。ないとたいむ(ま
悪くないじゃない(め
不思議です 清純に聞こえます(る
あ、やっぱり? おもしろいねー(き
つみ木とかおもちゃ箱のイメージが見えたー(り
レンダのは?(き
んー 薄暗くて、雰囲気たっぷりの夜のバーとか(り
おとなのイメージだったよねー(は
んん。「ナイトたいむ」(ま
似合いませんねー(ら
面白いもんだねー(え
もっとトーンを落として吐息混じりにやってみてはどうでしょうか(る
「ないとたいむ はぁ」(ま
きこえないねー(は
マチー、あきらめた方がいいよー(り
やっぱりなんか、向き不向きってあるんですねー(ら
らうら、やってみたら?(れ
私ですかー? 「ナイトタイム…」(ら
意外といいじゃない(れ
雰囲気あるねー へー(き
そ、そーですかー へへ///(ら
……………にここ(ま
マチが久しぶりに殺気全開だ(み




