第11話-7日目-3:三日月
▼登場人物
ナシ(な :異界もん
なりゆき上、魔導師エリラの体に入っている。仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。一応唯一の男子
エリラ(え :魔導師
ピンクのゴージャスヘアのキュートでグラマーな魔法使い。無から物体を作り出す非常識の究み、創造魔法を使える。ナシの飼い主(笑)
ハチ(は :妖精族
黄色のあでやかヘア、スタイル抜群の天然美少女。力持ちの格闘少女。魔精霊の呪いで羽がなかったが、エリラ達の尽力で半分羽を取り戻す。
ミノ(み :鬼娘
髪はブロンドのセミショート。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。切れ者
レンダ(れ :獣人
蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。2刀流。不死(笑)
ルルア(る :ゴーレム
銀髪のセミロング。常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られたセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つ歩く18禁美少女。
メイ(め :ヒト族
赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと。...だった。索敵能力を持つ。異能は万能繭。
リム(り :ぬえ
赤髪のショートヘア。歩くぬえの擬人化キャラ。朗らかで機転が利く利発な少女。雷撃、凍結魔法、雲に乗って空を飛ぶ。
キラ(き :魔人
赤+栗色のボリュームたっぷりのロングヘア。スタイル抜群で超スタイリッシュなかっこいい系でか目のおねーさん。幻惑、収束など特殊な魔法の使い手。知性派。
ラウラ(ら :竜人
イエロー系のダブルツインテール。明るくて元気でいたずら好きのやんちゃ娘。グラビティ系の魔法が使え、空も飛ぶ。スレンダーボディが売りでリムの盟友。
マチ(ま :天翼人
緑の髪のふさふさお下げ。アホ毛持ち。美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。臆病だけどケンカ好き。最強凶悪なオーラの持ち主。
テッカ(て :秘書メガネ。アリハラの防衛隊員。
つや消し黒髪のショートヘアー、瞳はブルー。目は細めだが理知的タイプのメガネっこ 着やせしている
一応魔導師
トロ(と :丸めがね。ピラーサミヤ王国騎士。
髪の毛のボリュームたっぷりのつやつや、でかい三つ編み(ゆるミツ)。目はたれ目系のかわいコちゃんふう、瞳は茶色。いい体をしている(笑)
一応テイマー。場やものの気を読む。
▼特殊用語
ライブラリ…ナシの記憶層。アニメ、ゲーム、マンガ、その他、片寄った人類文明・文化の知識や記憶がごっちゃになっている。仲間からは全部ひとまとめに「おたく知識」「おたくライブラリ」として認識されている。
● ボダーゲン大陸
エリラ達が降り立った大陸。
ハチの故郷がある。
・アリハラ(都市名)
北西に位置する防衛交易都市。エリラ達の拠点になる。
夜間は人なつこいゾンビ達が徘徊する。
防衛隊がある。
▼まだ会議室で談話中です
流れというのは面白いもので、そのまま魔石や作った魔法石の分類について、テッカの意見をあおぐことになった。
「でさ、例えばコレが2属性入り、これが3属性、これが4属性、これが目当ての特殊属性5割以上とか…て感じになるじゃん。どーしたらいーの?」(え
「オーラは、見えます?」(て
「あ、その気になれば」(え
「さっきのトロの話でも、植物同士の相性や、土地や育てる人の相性も、最初は直感、次にオーラ、っていうのが判断の役に立つって話があった…いえ、ありましたけど、ある程度オーラで色わけていうのが、一番楽な目安になります」(て
「なるほど。でも、色って無数だよ?」(え
「ええ。でも、無理に単純化して4原色とか8色とかって」(て
色相環(な
「あ、色相環だね」(え
「はい。無論、8色にわけたとしても、袋が8コ。かさばるし、どうしても混乱します。これも…人によってはたくさんポケットを作って、それぞれ必要に応じて使う人もいますし、全部1つの袋に入れて、持った感じで、というかむしろ思った時に、その色の石に自然手が行く…そういうプロフェッショナルも存在します。要は、やはり種類はある程度絞るっていう、当たり前のところに落ち着いてしまいますが…」(て
「魔石に印を書くとかは?」(え
「アリですよ。石に書くときは…とろ、いい植物知ってるんじゃない?」(て
「ん…今度草に聞いてくる ありそう。でも、そのコがこのあたりにいるかどうかわからない。テッカ達は何で描く?」(と
「インク類はにじむし、鉛筆類だとこすれて消えるし、刻むと、石がいやがる…」(て
「いやがるんだ」(え
「あたし達ではそういってます。なんか、効果が落ちる感じで。気のせいかもですし、気にしない人もいますが。汚れるのもイヤみたい…」(て
「じゃあ、魔法石にしたあと、割ってみんなでわけるって言うのは…」(え
「石がいいっていえば」(て
「…草や木と同じね。植え替えていい? 抜いてもいい? とか…。一流の樹木師達は、みんなそう」(と
「植物や石と会話か。感じていたはずなのに、意識してなかったわ」(れ
「植物や石とか岩?」(は
ハチー、《石とか岩》じゃなくて《石と会話》だよー(り
あ、そーか ありがとー^^(は
「ま、そーだね。要は、感覚って言うか、気持ちをていねいに感じる…って感じか」(き
「みなさんすごい… この話…これだけでもう…」(と
たぶん、魔法石も持ったときにわかんじゃね?(な
なるほどー(え
石が語ってくれるってわけか(き
そういえば、刀もそうよ。ご機嫌がいいとか悪いとか(れ
「理屈と言語と概念だけで実践できるとは限りません。でも、意識を向けることナシには何も始まりません。えっちの技術も…」(る
「ルルアさんって、前半はすごくいいこと言うのに後半とか最後でがっかりですー」(ら
「私のアイデンティティですから。うふ」(る
「...すごいな、と思うのは、みんな遠慮ないんですね。ここ。こんなの、組織じゃあんまりっていうか、まず見ません」(て
「そう思う」(と
「組織じゃないからねー」(え
「上も下もないのよ」(れ
「盾はいるけどね(笑)」(き
みんなが盾になるって、すげーよな。思えば(な
うん…(え
「雨、上がったわね」(め
「じゃ、今日はちょっと早いけど上がりにしよう」(え
「え? でも今日のシゴト…」(て
「十分じゃないかしら。あなたたちにしか語れないこと、聞かせてもらったものね」(れ
「そんなことで?」(と
「それは…」(て
「知も体も武も財産」(み
「時間もね 面白かったよー」(き
「あ、そだー、今日で3日目になるんだけど、2人ともどうする? これからも来る? っってゆーか、来てくれる? それともやめる?」(え
一瞬固まり、顔を見合わせるトロとテッカ
「する…します」(と
「お世話になります」(て
「じゃ、あらためてこれからもよろしくね! みんなのことは、おいおいまた紹介していくから」(え
「あ、はい よろしく...お願いします」(と
「よろしくお願いします!」(て
▼一緒に帰ってるトロとテッカ
「なんか、あらためてとんでもないメンバーだね」(て
「身がすくむ」(と
「あんたのこと、だいっきらいだったんだけど、...なんかどーでもよくなったわ」(て
「ん..あたしも」 (と
「魔人に獣人、鬼にゴーレム…」(て
「ゴーレムはあり得ない」(と
「メイさんはフツーのヒト族に見えるけど」(て
「ん…たぶん。あの…ラウラ…ちゃんは…?」(と
「竜人。リムちゃんがぬえ、ハチさんが…妖精族だって」(て
「うそ…羽がない…でも…そう…。..竜人? アレが… ぬえ…魔獣だよ...」(と
「マチさんは?」(て
「聞けない。怖くて…」(と
「確かに怖いね。アレ。…にしてもなんかはじめて見る種族ばっかりってゆーか…さすがにショックね」(て
「あり得ないメンツ…世界中から集まったのか、集められたのか…みたいな感じ すごい空間」(と
「こんな機会…望んでもあるもんじゃない。やめるわけないわよ」(て
「ん...」(と
「しかも...あのエリラさんて…やっぱへんだね」(て
「ふたり…」(と
「…うん。ひとりなのに。…憑依とは違うっぽいし」(て
「ん 似てるけど…..」(と
「いつか話してくれるかな」(て
「…たぶん」(と
「報告する?」(て
「…無理。へたに報告したら、軍隊来るかも」と
「おおげさ……でもないわね」(て
「闇の組織、裏の組織、コレクター…知ったらヤバイ」(と
「そうね。…もっとも、何が来ても壊滅する気がするけどね。襲った方が」(て
「そう思う」(と
「アンキさんは知ってるんだろうけどな。ある程度。でもアンキさんさえはじめて見る種族がいるっていってたし……飲める?」(て
「ん? え? ...いく?」(と
「なんとなく。ちょっと今日は…」(て
「うん..そうだね」(と
「行きつけがある。あそこなら食事もあるし。行こうか」(て
「ん」(と
「よくもわるくも、不思議な縁に乾杯か」(て
「乾杯」(と
▼アジトの玄関
雨上がりか。エリラ、空気をかぎたい。かわってくれ
いよー(え
「すーーー…。 かーーー んまい…」(な
うるうるしてるねー(き
でも、雨上がりっていいわよね(れ
この時期は、植物も雨のたびに生き生きしてくる感じ…(め
雨の恵みかー ふしぎだなー♪ あたしも大好きー(は
足元がちょっとね、泥が跳ねやすいのがちょっと…なんだけど…(ま
それはありますよねー 尻尾なんかも油断すると泥だらけで(ら
変に所帯じみる感じだな(み
女のコだからねー(り
「ぐあああーーつ、月だああー」(な
あ、ちょうどこっちに帰ってきたのが新月の頃だったからね(え
いわゆる鎌から少し太ったくらいの、三日月って呼んでるヤツだ。正式にはこの一日前のヤツを言うのかもしれないが、かたいことはイヤだ。
煌々と夜空に輝くそいつは……あっちと同じかどうか知る術はない。ただ、雨上がりの晴れ渡った天空に輝く異世界の月。その姿は、感慨にふけるに余りあるものがあった。この、月の光が全身にまとえるような、降り来てくれているような感覚…なんかそれだけで幸せな気分になる。
いいですねーバカって(ら
あたしは、好きだな ステキなものは、素敵だよ♪ 細いお月様って、不思議だよね...(は
なんか、昔より感慨深いって言うのかしら。当たり前にしすぎてたんじゃないかしら…(め
あたしは前から好きだったけど…今はもっと好き(ま
海辺の月を見せてやりたいね。海と波に映る月って、いいよ(き
そうね あれは、あたしも1~2度見たきりかしら。ずっと前…(れ
私も…好きです。レンダは変身したりムラムラしませんか?(る
月の光の下のそれっていうのも、いいものよね(れ
あ、レンダさんにキバが生えてきましたー(ら
いつもあるわよ。見えないだけで(ま
私は、月を見るとみなぎる。いいな あの輝きは、細くても、丸くても(み
そっかー…あたしは、ほとんど無頓着だったかも…でも、今はなんかすごく感動できる…不思議だな(え
どこからか花の香りも漂ってくる。
そんなものにさえも、全身が喜ぶような感動が包む。...正直、自分がバカだってことが、ありがたいと思うぜ(な
そだね... こんなに、当たり前のものに感動できるなんてさ うらやましいくらいだよ なしくん..(え
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次回 「お色直し-!」(は
ハチがタイトル読み上げるのは珍しいねー(き
へへー(は
明るい雰囲気になるわ(め
これが...(れ
「おいろなおし」(る
これだもの^^(ま
ハチさんだと、爽やかできれいで可愛いお洋服が目に浮かぶんですけどー(ら
ルルアだと下着ね。それも(れ
すけすけとかレースとか(め
色も濃いバイオレットや黒、オレンジや赤(ま
すごいよねー(り
ここまでエロエロになるか(み
お褒め頂き光栄です(る
ベビードールにガーターベルト、コルセットにボディスーツ...(な
補整下着だねー(り
ナシのあのイメージというか、種類のバリエーションにはいつも目を見張るものがあります(る
エリラー、下着のバリエーションもやんない?(き
うーん…却下するには魅力的なんだけど(え
異文化ですものね(れ
ファッションについてはべつにいーんじゃないかしら。人を殺すわけでもないし(ま
開発と文明の名の下に、自然を破壊するものでもない(み
じゃー、合間を見てラフでもまとめとくか(な
エリラ、試着第一号に志願します(る
あ、あたしも(れ
あたしも興味あるな(き
みんな欲しいわよね(め
あのー、かわいーのもお願いしますー(ら
あたしもー!(は
ナシくん、責任とるんだろーね(え
楽しみだな このメンバーの下着ファッションショー…(な
うわー すごいビジョンだねー(り
ビジュアルがお見せできないのが残念(み




