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第6話-1 世界地図-前編

▼登場人物

ナシ(な :異界もん

なりゆき上、魔導師エリラの体に入っている。仲間の能力を増幅する「増幅」の異能を持つ、ちょっとHな絵師もどき。一応唯一の男子


エリラ(え :魔導師 

ピンクのゴージャスヘアのキュートでグラマーな魔法使い。無から物体を作り出す非常識の究み、創造魔法を使える。ナシの飼い主(笑)


ハチ(は :妖精族

黄色のあでやかヘア、スタイル抜群の天然美少女。力持ちの格闘少女だけど魔精霊の呪いを受けていて、羽がない。


ミノ(み :鬼娘  

髪はブロンドのセミショート。かわいいメガネっこで、スタイルもいいプチグラマー。特技は指弾、異能はミニマム。縮小と巨大化の魔法を操る。切れ者


レンダ(れ :獣人 

蒼いロングヘアーのイケイケおねーさん。美人で、自称学者。鼻がきく。大人の落ち着きとお色気が自慢。2刀流。不死(笑)


ルルア(る :ゴーレム

銀髪のセミロング。常に冷静。Hをもって全てを癒す…というコンセプトの元に作られたセクサロイド。転移や治癒などの能力を持つ歩く18禁美少女。


メイ(め :ヒト族

赤銅色の肌に黒髪、均整のとれたプロポーション。常識人で堅いくらいのまじめなひと。...だった。索敵能力を持つ。異能は万能繭。


リム(り :ぬえ

赤髪のショートヘア。歩くぬえの擬人化キャラ。朗らかで機転が利く利発な少女。雷撃、凍結魔法、雲に乗って空を飛ぶ。


キラ(き :魔人

赤+栗色のボリュームたっぷりのロングヘア。スタイル抜群で超スタイリッシュなかっこいい系でか目のおねーさん。幻惑、収束など特殊な魔法の使い手。知性派。


ラウラ(ら :竜人

イエロー系のダブルツインテール。明るくて元気でいたずら好きのやんちゃ娘。グラビティ系の魔法が使え、空も飛ぶ。スレンダーボディが売りでリムの盟友。


マチ(ま :天翼人 

緑の髪のふさふさお下げ。アホ毛持ち。美人でやさしそうだけど、性格的にけっこうあくが強い。臆病だけどケンカ好き。最強凶悪なオーラの持ち主。



_________________

● ボダーゲン大陸

エリラ達が降り立った大陸。

ハチの故郷がある。


・アリハラ(都市名)

北西に位置する防衛交易都市。エリラ達の拠点になる。

夜間は人なつこいゾンビ達が徘徊する。

防衛隊がある。


・アンキ(アリハラの女戦士)

アリハラの防衛隊隊長。魔獣狩り等の通り名を持つ。

町長の奥さん。気っぷのいいあねさん。

戦闘力は十分で頭も切れる苦労人。




  あのー、世界地図とかって、ないんでしょーか?(な

「ないから書くの」(れ

  どーやって?(な 

「いつもどーりの感じでいーんじゃない? 地域ごととか、国ごとにはあるんだけどねー。いわゆる世界旅行みたいな発想がないんだよ。だから当然、世界地図なんてない。そもそも必要がないんだよね」(き

  ラウラとか、マチとかキラは結構あちこち飛んでたんじゃないか?(な

    お散歩とか、探検みたいな感じかな(ま

  迷わないんだ(な

    そーいえば迷いませんねー(ら

    あっちのほー みたいにある程度は方向がわかるんだよね(き  

  帰巣本能みたいなもんか(な

    ハトなのですね どおりで(る

   まちさーん、ルルアさんがケンカ売ってますよー(ら

     あおるな(み


「ねえ、そろそろ日がくれるわ。戻らない?」(め

「時間って、経つの早いわね」(れ

  


 遠くの山間に日が傾いている。あっちが西か。春らしい淡いカゲが長くなり、空が夕焼けに染まっている。少し肌寒くなってきているようだが、沈み行く太陽の輝きと、空の色と天地の情景を前に、思わずトリ肌が立つ。


 当分は、陽が昇っても降りても月が出ても雨が降っても風が吹いてもこれだね(き

 でも、夕日も確かにきれいよ(め

 万物は驚きと感動に満ちている。それがないのは、単に己の耳目がふたがれているだけ(み

   詩人ね(れ

  ナシのライブラリから一部借用した(み     

   


「トレースされてないわよね」(れ

「うん」(え

「じゃあ、帰りも空間転移で大丈夫ね」(れ

「まあ、来た時と同じあたりにでるんだったら大丈夫じゃない?」(き

「あたし、ちょっと飛びたいなー」(は

「ああ、その方が自然かも。飛べるコがいっぱいいるのはわかってるんだし」(れ

「エリラ、キラちゃん方式で、あたしが運んで上げる^^」(は

   キラちゃん方式というのは、レンダを後ろから抱えて飛ぶというアレだ


「じゃー、ハチが運んで貰う側から抜ける分、メイかルルア、ラウラにくるか」(み

「私にも乗れるわよ」(ま

「ほらほらー、早くしないと日が沈んじゃうよー」(き



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夕日の中を5つのカゲが飛ぶ。背中に乗せたり、前に抱えたり。

結局メイは繭に入ってリムに抱えて貰い、ルルアがラウラの背中に、ミノはマチの背中にのった。

  

  ハチー、いきなり大丈夫ー?(え

  うわー やっぱりきもちいいー! さいこー こんな高さからこんなに見ていられるなんてー(は

     わくわくの波動はナシなみ(み

   たいしたもんね。初心者には思えないスピードじゃない?(れ 

    これ、あっちのファッションで飛んでたらきれいでしょうねー(ら

  だねー。でも、ファッション解禁は、エリラのブティックが開店してからじゃないかな(き

     あ、あたしのお店ー? うわー、そか、それもあったー!♪(え

      

 めんどーなので、結局もう直接宿の前に降り立つ一行。通行人が多少おどろいていたが、メンツを見て納得していたようだった。たしかに街中での飛行禁止なんて法はないし、ままある光景なのだろう。 


「あたし、ちょっとそのへん歩いてくるわ」(き

「あたしも。まだ時間あるわよね」(れ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

▼宿にて

「お帰りなさいませ。お風呂になさいますか、お食事になさいますか?」(主

  ここで、みごとに返事が割れる(笑)が、結果的にまず食事しよう ということになった。


食堂。料理が並んだ。誰かひと言言ったのだろう。気持ち、華やかで豪勢な感じだ。

それぞれのお気に入りのボトルが並び、グラスやカップに飲み物が注がれる。


「ハチ、飛行おめでとう!」(れ

「え?」(は

「おめでとーーーーー!」(一同


ってことで乾杯。ハチは、予想もしていなかったのだろう。戸惑いながらも嬉しそうに、ちょっぴり涙ぐんでいる。 

「あたし達も嬉しいもの」(れ

「ですよねー」(ら

「ハチと一緒に飛べるなんて」(ま

「ねー^^」(り


キラとレンダが、お祝いのプレゼントってイヤリングとネックレス、小さな花束を渡す。さっき見つくろってきたらしい。メイとマチとルルアが顔には出さなかったが”しっぱいしたー”って感じの表情が浮かんだのが微笑ましい。  

ハチの泣き笑顔にみんなもらい泣きをしてしまう。

昨日の料理屋も豪勢だったが、この宿の料理もなかなかに贅沢だった。昨日、防衛隊が届けてくれた食材も、それなりに結構いいものがそろっていたそうだ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「出発は、明日でいーかな」(え

「そうね。どんな編成になるかしら」(れ

   おーい、明日までに地図かけってかー?(な

「みんな、故郷の大陸のイメージあるでしょ? それを送ってやればいーよ」(き 

「あ、あたしのとこは島国ですー 小さな島がいっぱい」(ら

「あとは適宜修正しながら、でいいと思うわ。複製は、エリラできるわよね」(め

「うん。たぶん」(え


  治癒魔法もってるのがエリラとルルアだけ。転移魔法はルルアのみ。この先のことを考えるとできれば、これがなんとかできるといい気がする。念話は、テレパシーと同じものだとしたら距離の影響は受けないはず(な

「そうね。なんとかなるかしら。エリラ何とかならない?」(れ

「はいー? 治癒と転移魔法~? うーん.....」

   治癒石と転移魔法、つくっちま…つくれたらすごいんじゃないか?(な

「ナシは不可能を可能にするオトコ。非常識の固まり」(み  

「あり得ないもの、あり得なかったことを具現化する変態です」(る

「頼りになるよねー^^」(は

 「あの〜...」(え

「エリラがいなかったらほとんど役に立たないわよねー」(ま

 「エリラさんあってのことですよねー」(ら

「い、いやあ、ナシくんがいなかったらあたしなんて… は!」(え

    にやにやにや にこにこにこ 

「だ、か、ら、頼りにしてるよ。おふたりさん!」(き



「転移魔法なんて、できたらあっちであんなに苦労してないってゆーのに..」(え

   ルルア解剖でもするか?(な

「魔法ってのが、基本は術式とか記号とかだけど…いや、これはちょっと勘弁ぽいなー。うーん…そのかわり、隠密空間発生装置…みたいな石なら作れるかも..」(え

 「くれ」(み 

「ミノには必要ないんじゃない?」(れ

「あと治癒石みたいなもんは…竜に食べられる前に無理矢理やってみたのがある。アレ、結果がどうだったのか見る前に食べられちゃったからなー」(え

  …ちょっと故郷に寄ってみたいってのはそれだな(な  

「竜の中で、素材になりそうな石…力を感じるのをけっこー見つけたから…。できれば、素材屋もまわってみたいなー…」(え

「出発、1日延ばしましょう」(れ

「だね。まだ、どうするか決まってない人もいるでしょ」(き

「あとで宿屋の主人に話してみる」(み

「貸し切りにしておく必要もないし、少し慣れたものね」(め

     

   

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

▼@6人部屋 

全員集まっている。カベに寄りかかったり、ベッドに座ったり、思い思いにくつろいでいる。 

一応最初から小さな机があったが、ミノがちょっと大きいのを借りてきてくれた。ほんとに気が利く。

   当然(み

  みのちゃんって、すごいよねー(は        

    あたしもそー思います。そんけーしちゃいます(ら

  

「ああ、古道具屋でペンとインク見つけてきたよ」(き

「地図は、この大陸のはあったから買ってきたわ」(れ

「…高くなかった?」(え

「まあね。でも、使わない武器とか高く売れたから」(れ

「ポシェットから出すところ見られないように出すの大変だったでしょ」(え

「言わないで」(れ

「笑えたよー。路地裏で出したんだけどひと抱えぶんくらいになってさー、店に入っていったら店主がずざって下がったからねー」(笑)(き

  やっぱり数人がかりで店の奥に運んでったとか(な

    うるさいわね(笑)(れ 


地図を広げてみる。オーストラリア大陸っぽい。

「ボダーゲン大陸。アリハラはここ」(き 

     右下の方を指さす

「あたしの国、ラギン王国はここ」(は 

    大陸の中央をはさんで、左上。北方だ。直線距離にして…

「ま、馬車でも1カ月以上かかるね。飛んでも1週間~10日くらいかな」(き  


「じゃあ、かわるよー。ナシくんよろしくー」(え

  両目が金色になる

「なんか、発掘モードって感じ」(き

「なつかしーねー^^」(は

「ほんと、なんか久しぶりって感じですー」(ら



とにかく、形を模写する。

  何でそんな小さい紙に描くの-?(え

「他の大陸の位置と大きさがわかんね。あとで並べて描き直す」(な

  なるほどー(き

   なるほど(れ

    なるほどー(ら 

      な…これはやる必要ないですね(る

   なるほどー(は

     けっこうみんなほーって思ってるねー(り

  ねーねー、並べたあと風が吹くとたのしーわよ(ま

   悪魔ね(れ

     経験あるんだ(な

    誰かやりそうだな(み



「じゃ次は…」(き

「あたしー! イメージ送るねー」(り


   逆三角形に…コブが3つ縦に並んでる感じのイメージが届く。


「…ヴァシュガン大陸」(み

「えー? ペパパラ大陸だよ?」(り

「ちょちょっとまって、これ、ゲダザミーニョ大陸じゃん」(き

「種族によって名前が違うんだ」(え

  まあいい。とにかく描くから、そっから修正していこう(な

    青森県に、静岡ふう、…宮城県の下に青森がつながってる感じだ。


「ここ、大きな半島ね この内陸近くがあたしの故郷」(き

  キラがきれいな指で描きかけの部分を示す。


「この辺は三角形の半島だ この中央あたりに村がある」(み

「あたしはこの上の三角形のとキラの島のつなぎ目の上辺り」(り

「島じゃないって 地続きじゃん」(き

「そーだねー」(り  


「こうしてみると、リムが北方、キラが中央部、ミノが南方…か。…大陸名、どーしよー」(な

「ペパパラ大陸」(り 「ヴァシュガン大陸」(み 「ゲダザミーニョ」(き 

  同時に言うな(な

    

「ここは、全部イキでいいんじゃない? 大切よ。馴染みの名前って」(れ

「そうですね。全部つなげても、まとめてもいけないと思います」(る

「じゃ、そうしよう。…で、いいかな?」(な

「うーん ペパパラ…」(り

「ヴァシュガン…」(み

「気持ちはわかるけど、あたしそれでいいよ」(き

「じゃそーする」(り

 「わかった」(み

   「みんな大人ね」(め

   「すごいと思いますよ」(る

「あ、この辺にちょっとした島があるから描いといて。あたしのお気に入りの島」(き

     …例のクソバカヤロウがきたとこか(な

  まあね(き

  くそばか…あ、バカ王ね(れ

    

  

「これは、じゃとりあえずスミ、と。次は」(な

「はーい!あたしの群島いきまーす」(ら


  細かく、小さな島がたくさんのビジョン。一つ一つはきれいだ。とにかく描いていってみる。


  …ぐしゃぐしゃだねー(え

「なしくん、これはひどいですー」(ら

   ごめん えっと…とりあえず大きめの島4つでいい?(な

「ダメです 全部で186こあります 細かいのを入れたら1000を超えます!」(ら

 「勘弁してあげたら」(れ

「大陸じゃないんだね。なんてーの」(き

「バササラ諸島…っていってます! 島の名前は、この一番南寄りが…」(ら

   今度ゆっくり教えて貰うんでいいかな?(な

「………うーーーん そーですね。じゃ、今度!」(ら

    ほ…(え     

「あれ? この沿岸線、見覚えあるな… あ、あとでまた」(ら

「そうね。もうちょっと出揃ってきたら、見えてくるんじゃない」(れ



「ふう。えーと、つぎー」(な

  だんだん疲れて来てるね(え

   ま、まーな(な


「だらしないわね…とはいえないわね けっこー大変よ、これ」(れ

「いいでしょうか?」(る 

「どぞー」(な

「私のメモリーにある私の大陸は…」(る

 「メモリーと来たか」(き


   かなり精密で美しいビジョンがくる。

 すげーな、地図になってる。こいつあ…新潟の下に福島、左に四国…つながり方が独特だな(な


  さっきから出てくる暗号は何でしょう?(る

   ナシくんの国の地域名みたいだよー(え

     あたし、地図って興味ないから気づかなかったわ(れ

  エリラ良く見てるねー(は


「私のいた王国はこの辺です」(る


   最上部パーツ、上寄りの中央あたりを指で示す


「ユガラワコパ大陸。上から、ユガ王国、中央がラワコ共和国、一番下がパです」(る

「パ…それだけ?」(え

「それだけです」(る

「パ国じゃなくて?」(は

「パです」(る

「パ? そこ、ウチの大陸から船が出てなかったかしら」(れ

 「そうなんですか?」(る

「ちょっと待ってね。ナシくん、いいかしら」(れ

   へーい(な

 くすくす きたきた(き(ら(ま


________________________


次回、「世界地図、後編!」(え

エリラ、気合い入ってるねー(き

なんとなく… なんか、こーゆーのってわくわくするよー(え

ほんとね(れ

未知の世界です(る

みんなこんなところにいたんだー、ってかんじだよねー(り

 まさか同じ大陸だったとは(み

  ぬえと縁があるわけだねー(き 

でもほんと。ドキドキするわ(ま

ねー。まさかこんなことになるなんてー^^(は

びっくりですー!(ら

 ナシ、手間かけさせるな(み

ほんと。お水とか、欲しかったらいってね(め

  ありがとう(な


残るはレンダとマチ、メイ、それからエリラの大陸だね(き

あと四つか(な

発掘の時よりキツそーだねー(え

 まあな 地図ってのは地味なわりにこまけーし、色気がねー(な

色気のある地図があってたまるもんですか(れ

見てみたいね(き

女体島とか… エリラ、作ってしまいましょう(る

むちゃいわないでよー(え

人によっては、地図に色気を感じる人っているよねー(り

そーよねー(ま

あたしは好きよ(め

  うう~…人には得手不得手というものが…(な

仕方がありません。ナシ、この大陸のこの辺、お尻に見えませんか?(る

あ、この辺はおっぱいみたいー(は 

ほら、見事なくびれよ(れ

みんなバカみたいだからやめなー(き

ばかね^^(ま

すごくばか(み


次回、世界女体地図です!(ら

やめなさいって///(め




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